• "行政実例"(/)
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  1. 桶川市議会 1996-03-01
    03月26日-11号


    取得元: 桶川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-11
    平成 8年  3月 定例会(第1回)  平成八年桶川市議会第一回定例会 第二十三日平成八年三月二十六日(火曜日) 議事日程(第十一号) 一、開議 一、議事日程の報告 一、第十八号議案の質疑、討論、表決 一、延会について 一、延会午前十時一分開議 出席議員(二十八名)      一番   柳町栄子君      二番   加藤千穂香君      三番   砂川忠重君      四番   山崎忠行君      五番   内田泰弘君      六番   加藤明夫君      七番   高野和孝君      八番   安藤重夫君      九番   北村文子君      十番   川辺 昭君     十一番   皆川宗治君     十二番   青木 実君     十三番   島村宜次君     十四番   田口寿英君     十五番   白子敏夫君     十六番   中島 弘君     十七番   新井彬民君     十八番   横川盛助君     十九番   佐藤京子君     二十番   関口作之丞君    二十一番   山崎良雄君    二十二番   小林 浩君    二十三番   渡辺映夫君    二十四番   岡地義夫君    二十五番   飯野信子君    二十六番   大沢信幸君    二十七番   関根隆夫君    二十八番   松川保彰君 欠席議員(なし) 地方自治法第百二十一条の規定により説明のため出席した人  市長       上原榮一君  助役       飯島正美君  企画財政部長   西井安雄君  総務部長     町田庄蔵君  健康福祉部長   桜井茂年君  環境経済部長   大塚一雄君  建設部長     岩崎正男君  都市整備部長   興津吉彦君  消防長      清水敏之君  教育長      青山孝行君  教育次長     浅岡淳三君  総務部次長           岩崎長一君  兼庶務課長  都市整備部次長           敷樋 寿君  兼市街地整備課長  教育委員会次長           田中嗣晴君  兼学校教育課長  教育委員会副参事           倉林詢一君  兼生涯学習課長  教育委員会副参事           石田利夫君  兼図書館長  企画財政課長   藤崎俊和君  市民ホール           長島豊治君  準備室長  都市計画課長   上松英夫君  区画整理課長   金子昭司君  公園緑地課長   南部正信君  教育委員会           柴崎恵正君  総務課長  保健体育課長   林 保次君  桶川公民館長   岩附慎一郎君 本会議に出席した事務局職員  事務局長     大木 弘  事務局次長    太田宜克  主幹兼庶務係長  田丸 貴  議事係主席主任  柴崎正夫  庶務係主席主任  金子和男 △開議の宣告(午前十時一分) ○議長(岡地義夫君) 直ちに本日の会議を開きます。   -------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(岡地義夫君) 本日の議事日程につきましては、お手元に配付してありますので、ご了承願います。   -------------------------------- △第十八号議案の質疑、討論、表決 ○議長(岡地義夫君) 日程第一、市長提出議案第十八号議案を議題といたします。 事項別明細に従いまして質疑を行います。 まず、百五十二ページ、百五十三ページからお願いいたします。 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 都市計画総務費の関係ですが、まず、今年度都市計画審議会に諮問予定する事項についてお聞かせいただきたい。 それと、職員が前年に比べて当初予算で五名増の配置になっておりますけれども、その辺の内容についてお聞かせいただきたいと。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 都市計画総務費都市計画審議会の諮問ということでございますけれども、本年度予定をしております諮問事項といたしまして、公共下水道の、これあくまでも予定ということでご理解いただきたいと思いますが、公共下水道の変更にかかる事項、それに用途地域の変更、さらに現在策定されております地区計画の変更、次に、都市計画道路にかかる変更、さらに生産緑地の指定に関する事項というようなものでございます。それに都市マスの方の都計審の議を経るということがございますので、これらも一応予定しているというような状況でございます。 ○議長(岡地義夫君) 総務部長。   〔総務部長町田庄蔵君登壇〕 ◎総務部長(町田庄蔵君) 都市計画費の職員の五人増の内容でございますが、保留させていただきます。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 都市計画審議委員なのですけれども、今年度の予定は大体今伺ってわかったのですが、この審議のあり方ですが、毎回例えば用途地域の変更や都市計画決定に関して住民の意見書がかなりおろそかにされているなという気がするのですけれども、この時間内で最後に諮問の機関がありきというような、そういう十分な審議の時間をとらないような方法をこれからも取り続けるのかどうか、これについては、やはり都市計画審議会そのものについてのあり方が建設省自体でも議論になっているわけですけれども、その点についての改善の余地がないのかどうかということについて伺いたいと思います。 それから、長期に長くやっている審議委員については、これはどこの審議会でも同じですが、やはり取りかえていくべきではないかと思うのですが、二十年もやっている方がいるということで、その中でやはり行政とのなれ合いも出てくるということはやはり避けなければならないので、その辺について新しい委員と取りかえていくと、さらに復帰していただくことについてはともかくとして、長期についてはやはり避けていくというような方法がとられなければ審議会の公平化ということと、それから市民の意見を聞くというような、市民の意見の窓口として一応都市計画審議会があるわけですけれども、その辺が徹底されないのではないかということ。 それから、情報公開がこれから行われるわけですけれども、市民のための審議を公開をしていかないということは、これから先も行われていくのかと。一方で情報公開がありながらこの審議録が当然公開されていくわけですから、にもかかわらずその場のことについては公開されないという、こういう都市計画審議会のあり方そのものについて、きちんと見直すべき時期に来ていると思うのですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。 これが六十九万六千円となっているのですが、何回というふうに大体予定をしているでしょうか。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 都市計画審議会の委員さんの関係でございますけれども、条例に基づきます委員さんということで、一号、二号、三号ということで、特に長年というようなお話でございますけれども、桶川市の審議会条例に基づきましてその分野、各いろいろな経験、それから知識等をお持ちの委員さんがおるわけでございますが、それらにつきましては市の方で都市計画事業、都市計画の内容等に照らし合わせまして委員さんをお願いしているというような経過でございます。 また、審議会の中におきまして住民の意見を十分参考というのですか、取り入れたというような審議をというようなことでございますが、進行といいますか、議事進行という内容につきましては審議会会長さんの方にすべてを、議事の進行をお願いするわけですけれども、これらにつきまして市の方でこれに出された意見書につきましては、その内容等を適宜報告方々させていただいております。 それから、今年度の審議会の回数というような件でございますが、先ほど申し上げました事項に関しまして予定としまして八回ほどを予定しておるところでございます。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 議長がさっきおっしゃったように、質問には的確に私は答えていただきたいと思うのですが、条例に基づいてどういう委員があるかとかというふうに伺っているわけではなくて、現実にこういう都市計画審議会長い歴史の中で行われていて、既に問題点として指摘されている事項があると。しかも国も見直しも考えているという時代にあって、それが桶川市として認識をするのかしないのかということがまさに問われているときなのです。そのことを伺っているわけで、現実に二十年以上もやっていらっしゃる方が会長になって、住民の意見は意見書を参考にすべきだと言ったときに、判断の基準にはならないで、あくまでも参考だというような、私が審議委員のときにもそういうお話をなさったということと、それから、市の行政が出してきたものについては、これは認めざるを得ないのだという発言もなさっているということで、それが果たして市民の意見が十分に吸収された審議会であろうかということについて、現実に問題として私は非常に深く感じているわけです。ですから、それはその方の個人的な資質そのものということではなく、長い桶川の歴史の中でやはり都市計画審議がそういうふうに行われてきたということについては否めないと。 ところが、これからは情報公開の時代であり、市民がまちづくりという、かつては言われていなかった市民が参加のまちづくりということも言われてきたと。その中にあって新しい感覚でやはり都市計画審議委員というものを、審議会というものをやっていかなければならないだろうという姿勢が桶川市としてあるかどうか、そのことを伺っているわけです。だからその点について今までどおりでいいのだというお答えならば、またそれはいざ知らず、この問題点についてどのように認識をして、都市計画審議会はどうあるべきかという視点に立って、これからをすることができるかどうかということを聞いているわけで、そのことについて私は市長に明確にお答えいただきたいと思います。 それから、今公共下水道、用途地域、地区計画、都市計画道路、生産緑地、都市計画マスタープランと、大きな項目の六項あるわけですけれども、これ地域的に言ったら物すごい広い地域になる、これを八回の審議でやるということには非常に私は無理があると思うのです。恐らく二十回にしても足らないぐらいの膨大な審議の量ではないかと思うのですが、これを八回でやるというこの姿勢そのものが私はちょっと理解できないので、こういうものは大幅に増額し、研究をするという機関であって、そこはもっと充実していかなければならないと思うのですが、その点についてやっぱり市長に伺いたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 市長。   〔市長上原榮一君登壇〕 ◎市長(上原榮一君) お答えさせていただきます。 一つには、審議会の議論でございましたが、都市計画の審議会については条例等で定められている中身を審議いただくと、こういうことになっているのですが、その審議に当たっての構成員、この辺についてのご質疑というふうに受けとめたわけでございますが、必ずしも長いから云々ということではないというふうな形で理解をしております。問題は、ご指摘のように市民の声ということでございますが、市民の声というのは非常に多様でございまして、限定、特定された方の声がすべて市民の声と、こういうふうな形にはなりませんし、声なき声も、これもまた市民の声としては受けとめなくてはいけないと、こういうことになるわけでございまして、構成のメンバーの皆さん方というのは少なくとも市民がどういうふうな考え方でいるか、こういうことについては少なくともメンバーになる方についてはそういうことについて基礎認識をお持ちになっている方、こういう方を選任させていただいているというふうに私自身は選任に当たっては考慮の対象にしているつもりでございます。いろいろとご議論はあります。ご議論はありますけれども、桶川という中で、桶川の将来をいろいろと左右する大きな決定をいただく機関でございますから、そういう意味では多様な意見の中で、また多様な価値観がある中でどのようにやっていくか、そのために六人制ということでなくて、かなり多様な各界各層の中から選任をさせていただいていると、こういうことでございます。ご理解をいただきたいと、こういうふうに思うわけでございますが、そうした中で審議のあり方として公開をといいますか、傍聴とかいろんなものがあろうかと思いますし、それらは審議をする中身として、趣旨制度に基づいてどうあるか、委員の審議会の構成をされている皆さん方のご議論の中で決められるものと、こんなふうに思うわけであります。 それから、回数の関係でございますけれども、回数は一応予算としては見積もりでございますから、これでこれ以上の回数はやらないのだと、こういうふうに決めつけてあるわけではございませんで、予算はあくまで見積もりでございますから、八回程度という、こういうふうなご理解でよろしいのでなかろうかと。もちろん審議の内容あるいは問題の内容、こういうことによって八回が十回になるかもしれませんし、または当然具体な議論になったときにそのための予算の補正と、こういうことをいとうものではございませんし、これは審議の中身によって異なってくるだろうと、こんなふうに受けとめておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
    ○議長(岡地義夫君) 総務部次長。   〔総務部次長岩崎長一君登壇〕 ◎総務部次長(岩崎長一君) 先ほど八番議員さんの都市計画費の一般職級の人数の増の関係でご質問がございましたけれども、まず、実態といたしましては平成七年四月一日の段階で参事の配置、それから市街地整備、区画整理ということで三名の増員が図られまして、補正予算でもお願いをいたしましたけれども、四十三名というのが実態でございました。本年二名の増員を予定をしてございますけれども、一人は区画整理、それから見積もりの段階では都市計画事業に一名ということでございまして、その一名が増員となっておりまして、四十五名ということでございます。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 都市計画審議会の諮問事項の関係なのですが、昨年は圏央道の都市計画決定に結ぶ諮問があったのですが、余りにもこの審議会にかけられる日数が少ないというふうに、私自身都市計画審議委員として実感したのですが、しかもあれだけの、これから桶川の将来を決定づける大規模道路の建設に当たっての審議内容としては、新しく委員に選任して間もなくこういった問題を提起するわけですから、日程を十分とって都市計画審議委員にもそれなりの勉強期間というか、そういった形の研修も十分していただかなければよりよい諮問が出せないというふうに思うのです。この点が非常に気になったところでありますので、この点について今後の都市計画審議会のあり方も踏まえてご答弁いただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 都市整備部長。   〔都市整備部長興津吉彦君登壇〕 ◎都市整備部長(興津吉彦君) それでは、都市計画審議会のあり方につきましてお答えしたいと思います。 圏央道につきましては、たまたま私どもの諮問する時期が市議会の改選時期に当たっておりまして、そのような関係上新しい議員さんに対する勉強の時間がなかったという、そういう点は大変私ども残念に思っておりました。そういうことで、極力資料等お届けし、そしてご質疑をさせていただいた、そんなことでございまして、今後ともその点につきましては十分配慮してまいりたいと思います。 ただ、今回の審議につきましては、沿線八市町ございまして、おおむねほかの市町村では一回ないし二回で終えているところ、桶川市におきましては四回開催していただきまして、現地視察二回、そして住民等の意見につきましても十分ご配慮いただきまして、慎重審議いただいた、そういうふうに私どもは考えておりまして、立派な答申いただいたと、そういうふうに考えています。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) この都市計画審議会の委員の関係なのですが、男女共同参画プランの中では各種審議会の委員を三〇%まで引き上げるという目標があるわけなのですが、こういった目標達成のためにも、こういった審議会の委員の抜本的な見直し、女性の登用ということも必要であろうかと思いますが、この辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 審議会の女性の登用というようなお話でございますけれども、桶川市の方でもいろいろと各審議会等にも女性の方登用ご苦労いろいろいただいているところでございまして、都市計画審議会におきましてもいわゆる今後これからはそういう女性の視点というようなことでの都市計画とか、いろんな事項、きのうもございましたけれども、景観の問題とか、そういうふうないろんな視点がございます。そういった視点から都市計画審議会の方でも女性の方の委員さんをお願いしておりまして、今後もその審議会の方の委員さんにはお願いしていきたいというふうに考えております。 ○議長(岡地義夫君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) そういうことをよろしくお願いいたします。 それで、あとちょっとごめんなさい。これ、需用費の関係なのですが、少しずつ何かふえている、消耗品費とか、印刷製本費とかあるのですが、この辺について光熱水費は、これは分庁舎の光熱水費ということなのでしょうか。ちょっとこの辺についてご説明願いたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 光熱水費というようなご質問でございますが、この光熱水費につきましては市役所の分庁舎ということで昨年の実績に相当するような額で計上をさせていただいております。これは光熱水費、日常のどこでも必要となります電気料金、水道使用料、その他下水道料金、それからガス等の使用というようなことで、最小限の効果ということで実績で計上させていただいています。 ○議長(岡地義夫君) 百五十四、百五十五ページ。 十六番。 ◆十六番(中島弘君) お聞かせ願いたいと思います。 百五十四ページの十三節委託料でございますけれども、新しく設けられました都市計画基本図作成委託なのですけれども、この金額についておわかりでしたらば教えていただきたいと思います。 その次に、十九節の上から四番目、首都圏中央連絡道路建設促進期成同盟会負担金、それからその次六番目、上尾道路建設促進期成同盟会負担金、それから一番下、第二産業道路建設促進期成同盟会負担金、この三点につきましてこの建設を促進するメンバーで構成されているのかどうか。この点についてお聞きしたいと思います。 次に、百五十五ページ、十三節委託料でございますけれども、一番上の川田谷泉線物件調査積算等委託という、この金額について教えていただきたいと思います。 次に、十七節公有財産購入費でございますけれども、一番上の道路整備用地、公社と書いてございますが、この場所、それとこの項目の金額についておわかりでしたらば教えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 都市計画基本図作成委託のご質問でございますが、これにつきましては桶川市の都市計画図、ご案内のとおりございます。これの新たな航空写真測量におきまして作成するというようなことで、平成三年につくられたものでございまして、この間経年変化によりまして特に建物の状況とか、それから市内で展開されております区画整理事業、これらにおきまして道路が年々新たできてくると、その間一部修正というようなことで資料をもとに一部修正はしてきているのですけれども、その辺の精度と現地と図面の一致を保つというような趣旨で今年度新たに航空写真測量によりまして地物の状況を新たに確認するということで都市計画基本図の作成というような内容でございます。 それから、圏央道建設促進期成同盟会の関係でございますが、これにつきましてはご案内のとおり、あす県西部の方で開通というような状況にございます。圏央道の建設促進に努めるということで、埼玉県及び県内の圏央道沿線の二十市町で事業の促進を進めるというような負担金でございます。 それから、上尾道路建設促進期成同盟会でございますけれども、これにつきましては現在桶川までが事業区間ということで、大宮から上尾、桶川、北本、鴻巣と、それらの市で構成します上尾道路の促進というような負担金でございます。 次に、第二産業道路でございますが、第二産業道路につきましては、川口から今度桶川の方まで延伸というような新たな都市計画が今検討、調整しているわけですけれども、これの早期整備促進というようなことで、関係する市の負担金でございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 都市整備部次長。   〔都市整備部次長敷樋寿君登壇〕 ◎都市整備部次長(敷樋寿君) 街路関係の川田谷泉線の物件調査ということでのご質問でございますけれども、内容につきましては、五件ばかり補償の物件調査を委託をやらせるものでございます。ただし、これは入札を実施いたしますので、金額についてはご容赦願いたいと思います。 それから、公社の還付金でございますけれども、街路関係で四件ばかりございまして、まず第一件目が駅西口通り線の用地でございます。これが七百七十三万二千円、それから川田谷泉線の用地でございます、これが八百三十八万九千円。続きまして、若宮中央通り線でございますけれども、これが六百八十七万五千円、それから最後に県道蓮田鴻巣線でございますけれども、これ県道の問題ございまして、県の方に公社から今度は買い戻ししていただくという関係でございますけれども、これが四千五百万円、一応計上しております。 ○議長(岡地義夫君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) 十七節の公有財産購入費でございますが、その中の道路整備用地の公社分で、区画整理にかかわるものがございますので、ご答弁申し上げます。 区画整理にかかわるものといたしまして市道の三三一一号線の用地還付金、金額は六百八万四千二百四十円でございます。場所は三菱金属の北側の方になります。それから、もう一カ所が市道三四五五号線の還付金で、金額が一千六十一万三千四百十円でございます。この場所でございますが、東観団地の西側、現在は調整池をつくっている場所のところでございます。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 十六番。 ◆十六番(中島弘君) 百五十四ページの委託料でございますけれども、内容はわかったのですけれども、金額についてもしわかりましたらば教えていただきたいと思います。 それと十九節なのですけれども、これは私ちょっと勘違いしていたのですが、各市町村で組織しているものでという理解でいいわけですか。ちょっと確認をしたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 先ほどの都市計画の基本図作成ということで金額というようなご質問でございますが、これにつきましては従来より入札というような執行方法を考えておりますので、ひとつ提示できないということでご理解をいただきたいと思います。 それから、道路関係の促進期成同盟、これにつきましては市、それに県、また県が事務局になっている第二産業道路、それから上尾道路と、これは市で組織をしているものでございます。第二産業道路については、これは県の方でやっておりまして、圏央道も同じくこれは県の方でやっております。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) マスタープランの作成委託なのですが、概要書を見ますと都市計画マスタープラン策定調査委託というふうになっているのですが、これは昨年の予算でこの策定調査の委託は終わっているというふうに思ったのですが、今年度の予算書ではこれを直接の調査ではなくて作成の委託という形になって出されているのですけれども、実態はどのようになっているのか、伺いたいと思います。 それと、用途地域及び地区計画変更調査委託で、坂田西と神明の区画整理地を挙げているのですが、具体的にはどういう地区計画の変更を行う、その調査をするのか、この点について伺いたいと。 あと、あわせて負担金補助交付金の関係では、圏央道の都市計画決定など今後の圏央道の状況についてはどのような形で進められていくのか、この点についてお聞かせいただきたいと。 それと、あわせて街路事業費の関係では今年度予定されている都市計画街路の四本の今年度予算の施行後の進捗状況などについてご説明いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) マスタープランのご質問でございますけれども、平成六年、七年ということで本年度も最終の策定ということで、七年度にほぼ各市内の川田谷、加納、さらには鉄道の西側、それに東側ということで、地域の将来像、あるべき姿というような方向づけをしまして、これを現在幹事会、市の政策審議委員会の方でまちづくり協議会の方から提案された素案、これらを総合振興計画等に即するというような視点に立ちまして、地域の将来像について今キャッチボールをしているところでございまして、本年度はこれらの一定の方向づけをしまして、協議会の各部会、それらの調整を図って、さらには近隣行政機関との調整等を踏まえまして策定をしていきたいというような内容でございます。 それから、地区計画でございますが、坂田、神明につきましては、昨年ですか、仮換地指定がされまして、これを受けまして現在神明につきましては地区のまちづくり検討委員会、組合の方、それから地元の委員さん、この方たちといろいろと地区計画の理解、認識を深めるということで七、八回ほど会合をもちまして、桶川市の神明地区における区画整理事業後の効果の増進と有効かつ高度な土地利用を図るということで、通常の区画整理事業地内におけるメニューで地区計画を推進していこうというような状況でございます。 それから、圏央道でございますけれども、埼玉県の地方審が今月末というふうに聞いておりまして、その後説明会のときに、一昨年の説明会のときにも国道の方からいろいろ時期等については説明あったのですけれども、これから事業とパンフレット等を当時お配りしました中でも事業と測量の説明会ということで都計決定後二、三年ぐらいはかかるのではないかと。さらに設計協議に入るには五、六年ぐらい先になるのではないかというようなご説明をしておりますので、今後いろいろと段階的に進んでいくのではないかと考えています。 ○議長(岡地義夫君) 都市整備部次長。   〔都市整備部次長敷樋寿君登壇〕 ◎都市整備部次長(敷樋寿君) 街路の進捗状況ということでございますけれども、市で実施しております街路事業三本ございまして、まず川田谷泉線の方から申し上げさせていただきます。平成八年度、今年度予算計上させていただいております予定のものを含めますと、累計トータルで四千七十平米の買収済みで、事業パーセントとしては四〇・五%になる予定でございます。それから、若宮中央通り線につきましては、今年度予定しております約百七十平米を買収いたしますと、合計累計で千六百八十平米で六六・八%終了する予定でございます。それから、富士見通りにつきましては、これはもう用地買収は完了しておりまして、工事に入っておりまして、これがJRの方に既に七億ばかりの委託は出してありますけれども、これはまだ工事進捗はいたしておりませんので、現在工事が終了しているベースで答えさせていただきますと、西側部分が工事が終了しておりまして、約一五%程度の工事が完了になる予定でございます。   〔「区画整理前のがもう一本日出谷中央通り」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 都市整備部次長。   〔都市整備部次長敷樋寿君登壇〕 ◎都市整備部次長(敷樋寿君) 事業概要の方に日出谷中央通りが出ておりますけれども、今年度、これは実は県道滝の宮線の取りつけ部分で、若宮中央通り線につきましては区画整理施行でございますけれども、街路として取り組む部分は滝の宮線の交差部分の現道の工事を行って、日出谷中央通りと滝の宮線の交差点を完了するという工事でございまして、平成八年度の単年度の工事でございます。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) マスタープランの作成委託なのですが、そうしますと本年度も引き続き調査、調整ということで、具体的にはここに言う作成の委託までには至らないというふうに理解していいのですか。この点についてはっきりご説明いただきたいと思います。 それと、地区計画の変更調査委託ということですが、具体的にはこの坂田西、神明にしても地区計画の変更までには至っていないというふうに今まで理解していたのですが、これはどういう形になるのでしょうか。今の説明でも余りよく理解できなかったのですが、いま一度わかりやすくご説明いただきたいと思います。 それと、圏央道の関係なのですが、今月末に県の中央審議会を踏まえて二、三年後に地区説明会というふうにとらえたのですけれども、これは二、三年の間に地区説明会ということなのですか。この辺もきちんと答えていただきたいと。そうしますと、今後の具体的な実施過程においては、あくまでも桶川市の都市計画審議会で諮問の附帯条件として出した住民合意という問題について、この点をきちんと踏まえられる方向で進んでいくのか、この辺も十分ご説明いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) マスタープランの関係でございますけれども、平成六年からマスタープランの策定、作成というようなことで調査等を六年度に主に行いまして、課題の整理とか地域の現状、状況をまとめまして、平成七年度におきましては地域の将来像というようなものを四ブロックに方向を素案ということで出しまして、これらを一体的に桶川市の全体像としてのまちづくりを見定めるというようなことで、本年度におきまして一応マスタープランの策定を完了したいというような内容でございます。 それから、地区計画の変更ということでございますけれども、これは現在地区計画が導入、策定されております全体的な地区計画を変更するというようなことで、神明、それに坂田ですか、ここへ新たに地区計画を導入するということでございますが、現在現行ある桶川市の地区計画を、各区域にあるわけですけれども、それを相称的に変更するというようなことで、各もう済んでいる地区計画は従来どおりということで、新たに坂田、それから神明を導入していくというような内容です。 それから、圏央道でございますが、私、先ほど年数ということで、これは事業と測量の説明会ということで、まず測量というのが一番説明会の方でも測量というのが現在の一番基本となる現地の状況を把握するというようなことから、これを二、三年ぐらいというように説明会の方でもお聞きしているというようなことでお話ししたわけでございます。それから、当然その中には市の内部の方でいろいろと関連する諸問題、関係部署に絡む道路の問題だとか排水の問題、これらについては今後十分に課題等を検討しながら、新たなまた接続する道路の問題、これらを十分調整、協議をしていかなくてはならないと思っています。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 二十六番。 ◆二十六番(大沢信幸君) 百五十四ページの第二産業道路の関係なのですけれども、一昨年一回地元説明会が行われて、その後動きはないのですけれども、今の状況と新年度で何か地元説明会か何か考えられているのかどうかお伺いいたします。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 第二産業道路のご質問でございますけれども、第二産業道路につきましては一昨年でしたか、地域に第二産業道路のルートの状況というようなことで概要を説明させていただいたわけですけれども、現在この第二産業につきましては、特に隣接上尾の方で関連都計道というような計画路線が四路線ぐらい新たに生じているということと、桶川市の方におきましても伊奈との関連する道路、これらもございます。この中で県の方で今、国の方といわゆるこの第二産業道路の位置づけについてかなりの広域の道路というような視点から内容等、機能の問題だとか、これにかかわる沿線との兼ね合い、これらを含めましてちょっと日程を要しているというようなことで、この状況が近いうちに、今の状況が県の方からもまた説明があるのではないかというふうに今伺っているところでございます。また、その内容等がある程度方向づけされましたら、地域の方にもその、一昨年の後の説明の内容等について今後お話をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(岡地義夫君) 二十二番。 ◆二十二番(小林浩君) 地区計画の関係なのですが、先ほど課長の方からご答弁があったのですけれども、既に地区計画をされている地区につきましては従来どおりということの答弁だったので、ちょっと質疑させていただいたのですけれども、下日出谷西と上南については、もう既に換地、地区計画設定してあるのですけれども、そんな関係で百六十五平米、百平米という形でそれぞれ開発等も進んでいるのですけれども、いろんな面でせっかく減歩をして街路を築造し、公園をつくり、また公共下水をつくり、都市ガスまで埋設して優良な住環境をつくるということで、百平米についてはいささか開発地域になってしまって、その辺を見直していこうということで組合等でも見直し論というのが出ていると思うのです。だから従来どおりではないと思うのです。その辺ちょっと従来どおりというのではなくて、見直し論がたしか百平米のところについては百二十ないし百二十五くらいがよろしいのではないかというような見直し論というのが出ていると思うのですけれども、その辺ちょっとお知らせしていただきたいのですけれども。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 私のちょっと説明が悪かったのかと思います。下日出谷の西、それから上日出谷南、これらにつきましては先ほど最小面積、画地面積ですか、お話出ました。これらについてはいわゆるちょっと全体的な地区計画の変更というようなことだったので、全体の地区計画ではなく、その一部については昨年ですか、一昨年いろいろ最小画地面積についてお話ししておりますので、一部そういうところについては地域の方といろいろ今後詰めていきたいと思っています。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 百五十四ページの委託料、都市計画マスタープランの関係でありますが、まずこれまで進めてきた中で桶川市の全体像についてどのような意見が出ているのでしょうか、目指すべき全体像。振興計画があり、その中で土地利用計画等も定まっているわけですけれども、そことの関係はどんなふうに調整がされるのか、あくまで振興計画の範囲に、その型の中に入れてマスタープランという格好になるのかどうかという点、これが一つです。 それから、市民参加が今後のまちづくりの中にどんなふうに保障されていくのかという点について方向をお聞かせ願いたいと思います。それで、これは委託していくということで、業者専門の方にお願いしていくようになるのですけれども、委託すると大体どこも同じような作品ができてくるというのがあるわけです。その点でどれだけこういった地域の特性なり住民の意見なりというものが生かされるようになるのか、その辺の見通しを説明願いたいと思います。 次に、負担金の関係で第二産業でありますが、大沢さんも言われましたように、説明会が開かれたままということで、市が説明会を開いていろんな意見が出ました。その後も例えば高架にするのかということとか、ルートの問題でもいろいろ意見が出ていますけれども、説明会を開いた責任としてそういう地元の意見、要望などをどういう形で都市計画の中に生かすよう市が努力したかという点についてぜひ報告を願いたいのです。そうでないと何か説明会開いてそれっきりということで、非常に無責任になってしまいますから、本当に地域の方はいろいろ心配しているわけです。どうなったのだということです。 それと、今の県で機能あるいは沿線との兼ね合いなどを協議中であるということですから、そこだと思うのです。協議をして決めたことをまたおろしてくるということではまずいわけです。やっぱりそこには協議して決めた、この機能というのは要するに地域で使える道路なのか、あくまで通過道路になってしまうのか、高架か平面かと、大事な問題があると思うのです。そこが沿線との関係があるので、こういう大事なことについてどういうふうに桶川市として地元の意見が反映できるように努力していただいているのか、この点について説明を願います。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) ちょっと順位不同になって申しわけございません。 第二産業道路につきましては、一昨年地元にそのルートということでお話をさせていただいたところです。それで、構造的なものについてはどうなのかというようなご意見もありますけれども、桶川市の方としてはいわゆるこの道路が交流促進型の広域道路というような位置づけでありまして、いわゆるその機能を高めるというようなことから、地域の沿道の土地利用とか、取りつけする道路、これらが有効的に地域にとって将来的にも効果のある道路というような視点で関連するランプの位置とか、それにかかわる取りつけする道路等を見込んでいろいろと要望はしております。そういうものを今詰めているというような状況でございます。 それから、マスタープランでございますけれども、全体像というようなことでございますが、桶川市のやはり従来からあるそういう地域性とか、現在の発展状況、将来のあるべき姿ということで、あくまでも総合振興計画、これらをベースにこれに即してというようなことでマスタープランの方は策定をしていくということでございます。 それから、市民参加というようなことでございますが、このマスタープランの中でも将来的にいろんな政策を展開していく中であるべき市民参加がどういうふうな方向づけをしていったらいいのかと、これらについても問われているというような状況から、この辺についても現在話が入っております。分科会ですか、この中でもいろいろどういうふうに位置づけていくのかというようなことが議論されております。 それから、委託した場合いろんな統一的なというか、何か特徴がないというようなお話かと思いますが、桶川市のマスタープラン、多くの住民参加ということで、いろいろな地域、また分野の方からいろいろと現状、それから桶川市の将来ということをお話しいただきましてやっておりますので、かなり桶川市独特というか、特徴のあるマスタープランになっていくのではないかというふうに考えています。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 都市マスタープランの関係ですが、振興計画は我々も内容が明らかにされているのですけれども、そうしますと、それに基づいたその範囲内においての都市マスタープランということで、これからの桶川のあるべきまちづくりの方向を決めていこうということになりますと、かなり範囲が狭く、もちろん、限られた内容になりますが、するとどういうマスタープランになるのかなというのがイメージがわかないのです。そこのところをどんなふうに、いろんな論議が出ている一つの例で結構ですから、明らかにしてほしいと思うのです。区画整理のところ、既存の市街地のところ、それから都市計画では新たに市街化区域もふやすということも書いてあるそうですから、そういう部分、この三つについてはどうですか。どんなふうな討論が出され、方向が出されておりますか。 それから、まちづくり条例というのが各地で制定されていますけれども、そういう条例制定というふうな形についてどんなふうになっておりますか。 それから、第二産業道路ですけれども、今のご答弁ですとランプの位置等を詰めているということで、やはりこれは通過道路というか、そういう位置づけになるということなのでしょうか。通過道路ということになれば地域の道路とのアクセスというのはごく限られた部分でしかこれは実現できませんし、地域の分断ということもありますから、高架になるということもこれ構造上なってくるのですけれども、そういうところについての煮詰めという形にも進んでいるわけなのですか。そうすると、地元のいろんな意見というのはちょっと余り生かされていないような、上からの計画の押しつけになるような進め方ではないかなと感じるのですけれども、その辺いかがですか。 ○議長(岡地義夫君) 暫時休憩をいたします。 △休憩 午前十一時三分 △再開 午前十一時十六分 ○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 都市計画マスタープランに関連しまして、桶川市のマスタープランの中でどういう全体的なまちがというようなお話でございますが、まちづくり協議会の方の中でもいろいろと現状、それから将来性というのを議論しておりまして、桶川市の地域の実情というようなことから住宅とか産業、それから住環境、これらの調和のとれた活性化ある将来の桶川というようなこと。それに四十キロ圏内にある桶川市というような地域の地勢というような状況から、現在も広域の道路計画が計画されておりますことから、これらを生かして交流化が盛んというのですか、交流人口も図られるというようなとらえ方等が出ております。 また、区画整理がいろいろと各地域で進展しておるわけですけれども、これらについてはその地域の個性というのですか、これらの素材というのですか、これらを生かした区画整理が望ましいというようなお話も出ています。 それから、市街地の拡大というような話でございますけれども、現在上日出谷北部地域、これらについて暫定の逆線引きでございますが、これらについても将来的なまちづくりの中で今後どういうふうにしていったらというようなことでいろいろ話が出ております。 それから、市街地につきましては、住宅等の密集地と、住環境というような現状から、地域の意見等十分聞きながら住環境、防災面等の視点に立ってまちづくりを展開していくというようなお話も出ております。これらに関しまして、いろいろまちづくりを今後進める中で、規制、誘導というような問題になるわけでございますが、これらについてもいろんな条例等を今後十分検討しながら地域の理解と協力というのが大事ではないかというふうに考えております。   〔「議長、答弁漏れ」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 失礼しました。 第二産業道路につきましては、いわゆる地域の利用、土地利用と、これらについて十分今後道路としての、また沿線としての土地利用、そういう視点に立って市の方でも効果のある道路ということで側道の問題、これらについて十分にお話をしているところでございます。 ○議長(岡地義夫君) 十七番。 ◆十七番(新井彬民君) 圏央道の地域活性化計画推進協議会、この負担金ですが、この中の会合の回数、今年度の回数どのくらいで、内容的にはどのようなものを考えているのか。あと、上尾道路については土地利用推進協議会、当然これは川田谷なのですけれども、この土地利用の推進というのですから、どのようなプラスの出るものの会合の内容、今後何回という部分が多分予算にただ出しっ放しではないと思うのです、負担金ですけれども。協議会ということであれば会合を開くということですから、何回予定でどのような内容か。 それと同じにやっぱり圏央道の百五十五ページの方の東部地域対策という部分、この内容と会合をどのぐらい持つという部分をお教え願いたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 順不同になってちょっと申しわけございませんが、圏央道の東部地域の活性化というご質問ですが、これにつきましては平成七年度に研修等を実施しております。それから、視察としては一回実施しております。それから、二月に講演会を実施しておりまして、圏央道をいかしたまちづくりというようなことで、各沿線の構成のメンバーの方でいろいろと圏央道に関する沿線地域の将来の土地利用というようなことで協議をしております。 それから、上尾道路の沿線土地利用推進協議会、これにつきましてはことしの二月ですか、協議会の方で上尾道路沿線の土地利用と、今後の将来というような話の中で道の駅というのが最近いろいろとお目にかかるかと思うのですが、こういうものをどんなような状況、どんなような活用になっているかということで視察をしております。 以上です。   〔何事か言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) ちょっと済みませんでした。 圏央道の東部地域対策協議会でございますけれども、平成七年度におきましては、いわゆる圏央道の視察ということで、東京湾の横断道路ですか、これらの視察、それから幹事会の中で用地補償部会というのがありますが、この中で県西部の方における用地買収の状況というようなことでテーマを設けまして、用地補償のあり方というのですか、これらについて研修をしております。 それから三月ですか、三月にはまだ実施ではないのですけれども、一応予定としましてはいわゆる圏央道の建設の促進というようなことで陳情を予定しております。 それから、二月に一度西部地域での圏央道対策ということで狭山の方に視察を実施しております。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 十七番。 ◆十七番(新井彬民君) 当然三月、二月の話ということは、七年度もそれは報告をありがたいが、私八年度の予算で聞いています。ということは八年度どういう会合で、予定でいいのです。何回やるとか、回数で言えば。今後決めていくのだと思うが、私は八年度予算で質疑しているので、それは七年度の経過報告も結構です。私は八年度の予算に盛ってあるのだからどのような協議会で、どのような何回やるのかという部分、それについては活性化なら活性化の会合が何回、例えば上尾道路で言えば土地利用の会合は昨年が例えば二回やったからことしも多分二回だろうと思うから予算として盛りましたと。 あと東部地域の対策の関係も昨年こうだったから今年度はこうだという部分で予算盛りましたというのが予算なのだ。八年度私聞いているのです。私、決算特別ではないですから、七年度の報告もありがたいですけれども、八年度の予定をちょっと、昨年並なら並で結構ですから、ご報告願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) ご指摘でございます。この協議会等につきましては、年度始めに総会というのを設けます。その中で八年度事業というものについて各幹事、構成市の方からいろんな総会の中で最終的には決定するわけですけれども、一応先ほど申し上げましたのは七年度ということで、ほぼ恐らくこういった今言ったような事業計画を総会の方に提案されるというふうに考えていますので、よろしくお願いします。 ○議長(岡地義夫君) 十四番。 ◆十四番(田口寿英君) 都市計画マスタープランの関係でちょっとお伺いしておきたいのです。 市長はたしかまちづくり協議会の方にはフリーハンドで諮問してありましたね、諮問したのはフリーハンドですね。それで、先ほどの答弁でいくと、第三次総合振興計画に即してと、片方はフリーハンドで出しておいて、第三次の総合振興計画に即してということになってくると矛盾はないのですか。まず、これを聞いておきたいと思うのです。ということは、まず一つには、このフリーハンドで請け負っている方は人口フレームからしてまず違っていますよね。こういうのはどこに整合性を持たせるのか。一般質問でも出ていました。第三次総合振興計画は見直す考えはございませんかと、こういう質問も出ていましたね、一般質問で。ただ時代の流れですから、前の市長がよく言った言葉ですけれども、これは時代の流れですから、見直しまでを含めてのこういう調査ならばまだわかるよという話も出てくるのですけれども、先ほどの話でいきますと全然、即してやるとなればこれはこの調査も、では実施計画に向けたかなり近々の調査かなと、こういうふうに見ていくのですけれども、この辺のところはどうなっているのでしょうか、お伺いしておきたいと思うのです。 ○議長(岡地義夫君) 都市整備部長。   〔都市整備部長興津吉彦君登壇〕 ◎都市整備部長(興津吉彦君) それでは、都市マスタープランについてお答えさせていただきたいと思います。 田口議員さんもご承知のことだと思いますけれども、都市計画マスタープランは総合振興計画に即してつくるというのが基本でございます。したがいまして、それらの視点で今作業を進めさせていただいております。なお、市長のフリーハンドということを私どもはこういうふうに理解しております。私どもまちづくり協議会の方といろいろと会合する中で、いろんなお話を伺いますと特に良好なコミュニティづくり、まちづくりという非常な広い意味でハードな部分と、そうでなくて非常にソフトなまちづくりと一般に言われているような、都市計画が分担すると言うとちょっと語弊がございますけれども、割と都市計画というのは基盤整備であるとか、都市施設だとか、そういったものをやる分野でございますけれども、一般のまちづくり協議会の方々はむしろそれ以外のいろんな点を含めたまちづくりという視点での取り組みというふうなご意見が非常に強くて、そういったことにつきましては当然それはフリーハンドでいろんなご意見いただきたいということでございますが、実際問題、都市計画マスタープランというものは都市計画の一つの指針とするものでございますから、都市施設をどうするかだとか、さらには土地利用をどうするとか、そういう部分につきましては当然それは一定の枠がございまして、それは第三次総合振興計画に基づいてそれに矛盾しない形で定めるとなっておりますので、そういうことでひとつご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 十四番。 ◆十四番(田口寿英君) 部長の答弁わかるのです。 しかし、ここで書かれているのが都市計画の目標、生活像、産業構造、自然的環境などということで、ビジョンであるわけです。そうすると、こういうふうなまちづくり協議会等でフリーハンドでやってくるも、これも先ほどお話ししたコミュニティの関係まで含まれていますね。そうすると、ソフトの面もハードの面もこれは含まれてやってくることですよね。ですから、こういうものができ上がってくると、当然にして第三次総合振興計画までも見直さなければいけなくなってくるような事態が出てくるのではないかということを聞いているわけです、私の方では。ただフリーハンドでやっていって、人口フレームが始めから違ってしまっているのですから、本当人口フレームが同じで、同じ面積の中でやっているわけですから、同じでやってくるならば私はこういう矛盾を感じないのですけれども、ところが、この振興計画というものは議会で議決事項なのです。策定調査というのは、まだ調査の段階ですから、そこに金かけていくわけですから、そういう調査が積み重なってくればそこまで行くのではなかろうかということなのですけれども、それでなかったらこんな調査なんか費用のむだになってしまいますから、ではないのですか。そこまでいくのが、これはプロの手でやるのでしょうから、プロの手でやると大体どこも金太郎あめではないけれども、そういうふうな形のものが出てくるので、「余り桶川らしさというのがなかなか出てこないんよ」というのがよく出る言葉なのですけれども、そこに桶川らしさを入れていくのがまちづくり協議会のやつではないのですか。そしてその上にできてくるのが振興計画というものではないのでしょうか。その辺のところを教えていただきたいと思うのです。 ○議長(岡地義夫君) 都市整備部長。   〔都市整備部長興津吉彦君登壇〕 ◎都市整備部長(興津吉彦君) お答えいたします。 私は、今現在ございます第三次総合振興計画につきましては、いろんな評価があると思いますけれども、確かに人口という面では首都圏の動向を見れば若干高目かなという考え方はございますが、計画内容そのものは非常にやはりすばらしいものであるというふうに評価しております。そして、例えば人口の中でいろんな首都圏の動向を見ますと、まちづくり協議会の方では九万人がおおむね妥当であろうというようなのが実は推計に出ております。では、この九万人というのと、では総合振興計画十二万という話の中でどういうふうに整合させるかという問題あるわけでございますけれども、私は基本的には黙っても九万人になるような都市をつくるのか、積極的に人が桶川に住んで、今後とも住み続けたいという人を迎えるような、そういうまちづくりにするのかというところが今後のポイントだろうと思っておりまして、何も九万人にこだわってつくる必要はないだろうということで、最大十二万人までのしっかりしたまちづくりをやるということもあり得るだろうというふうに考えています。 ○議長(岡地義夫君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) 今のやっぱりマスタープランの関係なのですが、実際にまちづくり協議会に参加している方たちの話の中では、私たちはこんなまちづくりにしたいということで意見を言っていっても、実際には総合振興計画に沿った形で意見を集約する形でつぶされそうになるという話を何件かの人たちから私も訴えを受けているのです。そういった点で、今の話も見ますと、結局市民参加という形をとったという、ここだけを目的にこの協議会、市民参加が言われているような形で、本来の市民の皆さん方のまちづくりに対するハード、ソフト含めてですけれども、こういった意見を本当に集約していくという形にはなっていないのではないかという批判を受けているわけなのですが、こういった点について行政当局はどういうふうにお感じになりますか。また、この中で今後いろんな話し合いの中でこういった意見については十分くみ上げる形で答申されていくことを望むのですが、これについてどうでしょうか。当然そういった中ではこの振興計画の見直しということもまちづくり協議会の中で意見が出てくれば、この辺も到達する部分だというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか、改めて。 ○議長(岡地義夫君) 都市整備部長。   〔都市整備部長興津吉彦君登壇〕 ◎都市整備部長(興津吉彦君) 総合振興計画につきましては、加藤議員さんもよくご承知のように、市民の参加を受けまして、そして議会で議決したいわゆるまちづくりの市の憲法でございます。そういったものを踏まえて都市計画マスタープランつくるというのは一つの基本でございまして、そういった中でやはり第三次総合振興計画に対していろんなご意見のある方々につきましては、いろんなやはり今おっしゃったような点があろうかと思いますが、ただそういった議論をする過程というものも大切でございまして、そういった議論した意見というものを十分やはり今後のまちづくりに生かしていくことが大切でございますから、そういったものにつきましては十分今後私どもも留意してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) マスタープランのことについてまず最初に伺います。 今、総合振興計画は桶川市の憲法だというふうにおっしゃったのですけれども、桶川市の憲法だと言うのだったら先にまちづくり協議会の中で総合振興計画をどうするかという議論がたしかあったと思います。そのときに市の担当者は、余りそれにとらわれなくていいというふうに説明をしている。なぜかというと、私はまちづくり協議会のメンバーの方に、総合振興計画との兼ね合いが非常に難しいので、そこのところは事前の前提ではっきりと認識しておいた方がいいのではないかというアドバイスをしました。それをもとに質問をした結果、余り振興計画にはとらわれなくていいというお答えが返ってきたと、それが一点と。 前にも申し上げました市の職員の位置づけについて、これは平場で市の職員の離れて桶川のまちをどうするかということを議論するのだと。そういう二点の約束のもとにまちづくり協議会が進んできたと思います。ところが、ある時点からだんだん、だんだんそれが変わってきたと。今は総合振興計画がすべてだと、先に言うということは、総合振興計画がこれは絶対なのですか、変わることってあり得ないのですか。 それから、あの計画はそれほど正しいものですか、間違うことはないですか、そこまで言うのであれば。だとしたら、それからまちづくり協議会の人たちなり、まちづくりに参加している人たちに対して、もしくは、桶川市民に対して桶川の総合振興計画がすべてだよということをもっと大々的に公表なさった方がいいと思うのです。そうしたらまちづくりについての議論を市民がやめますよ、あれがもとだったら。そこには矛盾がすごくありまして、それではどこまで、では総合振興計画までも市民の総意であったら変えていきましょうよというような柔軟性がなかったら住民参加というのはあり得ないと思うのです。 時代が変わるから、それが間違っていたとかなんとかではなくて、市民ニーズも変わり、時代の要請も変わるということは当然あるわけですから、そこをすべての憲法だというふうに言ってしまったら、もう私もこれは引き上げます。それが本当にそういうふうにオーソライズされ、憲法のもとに、それこそ日本の憲法のもとにそれが保障されて、絶対動かないものであるならば、意味がないですから、これ予算も全部入らないと思います。その点については、私、市長にぜひ伺いたいと思います。 それから、二点目として、用途地域と地区計画の変更なのですが、幾つか説明があったのですが、いま一つはっきりしない。 用途地域の変更と地区計画の変更についてはどの地域を予定していて、その中身についてはどういうことなのでしょうか。そこがよくわかりません。新しく坂田西と神明については地区計画をすると、それは区画整理の中で納得がいくのですが、変更についての具体的な内容と地域について、用途地域と地区計画それぞれについてご説明いただきたいと思います。 それから、上尾道路のことなのですが、土地利用と促進の方、両方含めてですが、もうこれは長い間、三年も四年も私は模型のことについてずっと質問してきました。いつつくれるのかと。 土地利用に関しては賛成であろうと反対であろうと、その上尾道路の構造がどうなっているかというの絶対条件として必要なのです、立体の模型というのは。それがなければ桶川のまちづくりは進まないと思うのですけれども、具体的にどの程度の模型のことについて要求をなさっているのでしょうか。それを市民に提示するような努力をなさってきたのかということについて、いつも見えないで、たしか設計協議のときには出すというふうに、ずっと前にお返事をいただいていたと。その段階になってもなというのは、どこで地域が分断されて、どこで、どのくらいの高さの道路が出てくるのか、まるでわわからないまま地域で議論したって絵にかいたものでは想像ができないわけです。そこをぜひ出していただきたいというふうに言って、既に上尾市ではもう何年も前にできているということを言っているにもかかわらず桶川市は積極性がないと。それはどういうことなのでしょうか。今後のこれについて早急に建設省にでも、国道事務所にでも行ってつくってくださいと。何百億という予算かけているのですからできないわけないのです。それについてどうなっているのかご説明をいただきたいと思います。 それから、圏央道ですが、インター周辺の地域についてです。 区画整理の手法をもってインターもつくっていくと。そのインター周辺は住宅地として創出していくのだということをお話にも聞いて、たしか部長もインター周辺は住宅地というふうにご説明していると思うのですが、これはインター周辺の人たちというのは土地も取り上げられ、環境も悪化して、しかも区画整理です。またさらに減歩をされていくというふうに、踏んだり蹴ったりで、さらに上からバットで殴られたようなものだということを聞いているわけですけれども、そこまでそういう手法を考えていらっしゃるのか。 そのインター周辺の環境悪いわけですけれども、そこに住宅地を張りつけるということは、まちづくりとして最初から失敗しているというふうに思うのですけれども、それと転入してくる人に対しては非常に失礼な話だと思うのですが、その点についてはいかがでしょうか。 それから、圏央道の協議会の中で東京湾横断道路を視察なさったと言っているのですが、東京湾横断道路の視察の結果はいかがだったでしょうか。あれについて環境庁の意見が出ているのですが、それはどういう内容で、今後圏央道にどうやって生かしていくのでしょうか、その点についてご質問したいと思います。 それから、両方の土地利用を含めて上尾道路、圏央道、第二産業道路の土地利用を含めて、アセスメントというのは上尾道路なら上尾道路、圏央道なら圏央道で一つのことでしかやらないわけですけれども、その周辺の開発計画が決まった場合、土地利用計画が決まった場合に、土地利用推進協議会の中でアセスメントはやっていくのでしょうか。例えば工業団地になった場合、圏央道とその周辺の、インター周辺に工業団地がついた場合、複合的な環境汚染が十分予想されるというか、確実に予想されるわけですけれども、それは土地利用推進で、何でも土地を、農地をつぶしていけ、何かつくれということではなくて、環境アセンメントが行われていくのかどうか、そういうものが桶川市として提案をされていくのかどうか、その点について伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 市長。   〔市長上原榮一君登壇〕 ◎市長(上原榮一君) 北村議員さんの関係について、私の方の部分についてお答えさせていただきます。 若干憲法論もあったようでございますが、憲法というのは象徴的な言い方でありまして、不磨の大典と言われた旧憲法も変わっております。そういうことでございますから、絶対に変わらないと、こういうことではないわけであります。ただこれは当然総合振興計画の策定の時期においても長期の見通しでございますから、当然ある時期には見直してみる時期があると、こういうことは前提になっていたと思います。標準的には中間年でと、こういうことだろうと思いますけれども、そうした中で想定した当時と背景、事情の変化というのが激しくなっているという、こういう一面もございますから、中間年まで待って見直すのかどうか、こういう意味ではかなり前にそういう問題の見直し論の取りかかりが必要になってくるのではなかろうかと、こういう考え方は基礎に持っております。ただ、触れていらっしゃいましたように、そもそも標準的というか、ルール的な言い方をしますと、マスタープランというのは当然上位計画あるいはその都市の基本的な考え方、計画なり構想なり、そういうものを前提に置いてとらえると、こういうルールになっているわけでございますから、そういうとらえ方の中でどのように調整をしていくかということが実は大事なのだろうと、こんなふうに思うわけでございます。 そういう意味で非常に両極端の基本計画なり三次総合に絶対に違反があってはというか、ずれていてはいけないというかたくな議論の考え方もあるかもしれませんけれども、そういう点での調整というのが実はこのマスタープランで市民とのいろいろな協議の中で必要になってくるのかなと、こういうことになってきまして、それをどこまで、どう置くかというのは議論の中で整理をされなくてはいけないだろうと。基礎認識あるいは状況把握、こういうふうな問題について基本計画の中ではこういう視点に立って、こういう表現になっていて、文言というのは極めて簡便に書いてございますから、そういう意味では考え方とか、それからそういうものというのは大事になってくるだろうと思いますし、さっきの人口論の議論も都市化急激のときと、今のような時期とで将来の展望と言ったときにずれはある。 そういうことになると自然発生的な人口増の議論、社会増の議論、これだけでいいのか、ちょっと触れたように桶川がまちとして自立性を発揮するときに一体適正規模というふうなものを考えたときに、それが少なくとも例えば十万という視点でとらえるのかどうかと、こういうことにもなろうかと思いますから、では自然的な関係でいけば九万の議論があり、自立性とか、そういう視点からとらえたときに、やはり十万という一つの、これ十万というのは断定した言い方をするつもりはありませんけれども、十万という都市構成が必要だと、こういうことになれば、ではそういうためにはどういう条件あるいは誘導策、こういうことにもなってくると思いますし、まつわるいろんな問題もあろうかと思います。そういうことで考えておりますので、その辺というのはお互いの議論を出して、どういう形で理解をしていくか、こういうことになってくると思います。 ○議長(岡地義夫君) 都市整備部長。   〔都市整備部長興津吉彦君登壇〕 ◎都市整備部長(興津吉彦君) 私の方から何点かお答えさせていただきたいと思いますが、まず、上尾道路の模型の関係でございますけれども、これにつきましては一般質問等でもお受けしておりますが、今後事業の実施する、そういう段階で制作していくと、そんなようなことで伺っておりますので、これにつきましてもさらに国等に対して申し述べてまいりたいと思っております。 次に、圏央道のインター周辺のまちづくりの中で、環境上の問題で土地利用のアセスメントという話ございますが、これにつきましては事業の実施する段階で環境についても配慮は当然必要でございますから、その段階で必要に応じて対応させていただくということでご理解賜りたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 用途地域の関係でございますが、その用途地域の内容、地区計画にかかる問題ですけれども、まず具体的というか、一位につきましては坂田西土地区画整理事業、これの区域ということでございます。これについてあと用途の地域の変更と、それから桶川市の地区計画の変更ということでこの坂西の方に新たに地区計画を導入すると。それから同じく神明の用途地域の変更、それに地区計画のこれ新たな導入というようなことでございます。そして、下日出谷西、上日出谷南、坂田東と、従来地区計画定めてあるところにつきましては敷地面積について地域の皆さんといろいろお話をしているということでございます。 メニュー的なものですけれども、通常の区画整理事業の終わったところの効果の増進ということで、道路の後退の問題とか、高さ、それから垣根、生け垣、柵ですか、それから最低の敷地面積というような内容でございます。 それからあと、東京湾横断道路の視察ということでございますが、これにつきましては協議会の方で参加しておりまして、市の方でも参加したわけですが、いわゆる圏央道の整備の状況ということで、その進捗状況、これらを見てきまして、あとはいわゆる横断道路という技術の駆使した道路というような建設が進んでいるというふうな状況を視察してきたところでございます。 ○議長(岡地義夫君) 暫時休憩をいたします。 △休憩 午前十一時五十五分 △再開 午後一時二分 ○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 圏央道関係ということで、東京湾横断道路の方の視察の件でございますが、いろいろ協議会の方で先進地の視察ということで実施するわけですけれども、そういう視察した中の問題については参考になるものは今後取り入れられるものについてはいろいろと検討していって、まちづくりの方に反映できればというふうに考えています。 よろしくお願いします。   〔「横断道路で環境庁の意見がどういうふうに出ているかということ聞いています」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 横断道路についての環境庁の意見ということでございますが、特にうちの方ではこれについて関知してございません。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 議長のおっしゃったように、答弁漏れがありますので、もっときちんと答えていただきたいと思います。時間のむだですので、もう一回言いますが、圏央道のインター付近を区画整理の手法ということを聞いているのですけれども、その辺についてお答えがないです。これはインター周辺の住宅地の創造ということで、先ほど申し上げたように、この周辺の住民にとっては踏んだりけったりに、さらにバットで殴られたというふうに言われたので、この辺についてはどういうお考えでいるのかということを伺っています。 それから、東京湾横断道路のことについて関知していないとは何事ですか。視察へ行ってお金かけているでしょう。しかも圏央道ですよ。桶川とつながった圏央道で、同じような環境問題とかいろんな問題が、構造の問題とか出ているわけでしょう。 しかも東京湾横断道路というのはアセスメントの中で環境庁が意見を述べた珍しい、初めてのケースだったのです、当時。住民訴訟も起きていたと。各地の圏央道の動きぐらいは把握していなかったら、どうやってこれから圏央道の問題を推進していくのですか。推進協議会に入っていたって、そういう情報公開もないのですか、推進協議会で。ただでお金を使って、ただ見て、食事をして帰ってきて、交通費を使ってなんてと言うのだったら市民の税金むだですよ。何のために視察に行くのか、視察に行ったものを今後に生かしていただかなければならないのです。 たしか都市計画課の方は海外視察も行って、それを今後に生かすということになっていましたよね。それと同じことです。 ただ協議会に入ってお金を出して、それではい、今回は事業終わらせてきましたというのでは済まないのです。これは桶川にとって大事な問題なのですから。これについては状況を把握していただきたいのと、では、これ圏央道についての横断道路について把握していないならいいですけれども、では、これをどういうふうに参考になったのでしょうか、視察は。視察はむだだったのですか。その辺についてお答えいただきたいと思います。 それから、アセスのことなのですけれども、アセスと模型のことで、事業の実施段階でという言葉がやたらと出てくるのです。事業の実施っていつのことでしょうか。工事が始まることを事業の実施というのでしょうか。既にもう事業は始まっているのですよね、都市計画決定されれば。作業道路なんかはとにかく設計協議のときに模型ということを、ずっと何年も予算審議のときに言われてきたのです。それにもかかわらず、今度は事業というふうに後延ばしにすることにどんな意味があるのか私はよくわかりませんけれども、少なくとも市民のことを考えたならば設計協議のときこそ要るのではないでしょうか。事業の実施でだったらほとんど必要ないのではないかと、これは立派な道路ができるというふうにただ見せるだけのものであって、実際に協議とか議論の対象にならないということでは意味ないので、その点について速やかにつくっていただくように、再度これは市長としてぜひ建設省に行ってでもやっていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 それから、複合施設の問題で、またこれも事業の実施と言ったのですけれども、アセスメントというのは事業実施したら意味ないわけです、アセスメントの制度というのは。事業を実施する前に著しい環境の悪化が見られると、予想されるときにあらかじめその環境の悪化について、環境の変化について把握をし、事前にその環境保全対策をとったり、または計画の変更をするというのがアセスメントの制度ですから、それを事業の実施段階でというのは全然話が違うので、土地利用計画が出てきたときに、この利用計画が適切であるかどうかということをアセスメントをする意思があるのか、桶川で。そういうことを、要するに根本的な土地利用のことについて伺っているわけですから、これもやはり市長にお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 都市計画課長。   〔都市計画課長上松英夫君登壇〕 ◎都市計画課長(上松英夫君) 視察の件でございますけれども、視察は非常に有意義であると思います。これらは当然今後もいろいろ生かされると思います。 それから、模型でございますけれども、模型につきましても事業についていろいろ要望しております。国道の方からの回答ということで、事業の実施において模型の方は努力するというふうに伺っておりますので、よろしくお願いします。
    ○議長(岡地義夫君) 市長。   〔市長上原榮一君登壇〕 ◎市長(上原榮一君) それでは、私の方からお答えをさせていただきます。 一つは模型についてですが、模型が必要なときに利用ができると、こういうことが大事でございますので、そのような形で国の方へは申し上げさせていただきます。 それから、アセスの関係でございますけれども、決して事業のときにという意味のご理解がちょっとずれたのかなというふうに受けとめたのでございますが、アセスにつきましては、当然事業の前にそれをやるのは当たり前のことでございまして、終わってからは結果の観測になりますから、そういう意味では事前の議論でございますから、計画が一定の具体化といいましょうか、一定の方向に進んでいって、実施というふうなものが焦点に入ってきたとき段階ではそういうことがケース、事例によっては必要になってくると、こういうふうな受けとめをしておりますので、そのような必要性が判断されるときには実施をしたいと、またしていただくと、こういうことになってきようかと思います。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 百五十六、百五十七ページ。 十五番。 ◆十五番(白子敏夫君) 二目と四目の関係で、二目の二十二節川田谷泉線用地に伴う補償、それとあとは四目の十九節負担金補助金についてです。二目の方については、川田谷泉線については、これは促進がかかっていると思うのですけれども、それで事業がいろいろ収入財源の中で都市計画税という問題が出ておりましたけれども、市長、市長の就任に当たって減税をしておりますけれども、私は必要なときには皆さんに協力していただいて出していただいて、必要なくなればそんなにかけなくてもいいのですから、そういうことで。 それとあと、四目の十九節負担金です。大分ことし入っているようで、県からの指示もあるようですけれども、これはおくれるとなるとやっぱり住民感情が出てきます。いろいろ弊害が出てきます。そういう中でどうしてもやはり事業の促進を図っていただかないとうまくいかないというのがこれが本筋です。 その中でこれがどう図られているかお聞きしたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 都市整備部次長。   〔都市整備部次長敷樋寿君登壇〕 ◎都市整備部次長(敷樋寿君) 補償の関係のご質問ですけれども、川田谷泉線の補償ということでございますけれども、これ、実際今年度予定しておりますところが五件ございまして、そのうち一番大きいのが一号線沿いにあります三菱マテリアルを一応二カ年度に分けまして、今年度買収する予定でございまして、それが主なもので、あと四件につきましては一号線から滝の宮線の中の地権者の補償を考えております。 ○議長(岡地義夫君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) 四目の土地区画整理事業費の中の十九節負担金、事業の推進を早くやってほしいというふうなことかなと思いますけれども、平成八年度におきましても七年度と同じ規模の事業の推進を図ることで予定してございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 十五番。 ◆十五番(白子敏夫君) 事業費が減っても同じような事業ができるのですか。実際、昨年と事業費が大分減っていますね、負担費が。その点もう一回お願いします。 ○議長(岡地義夫君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) 昨年度との事業費の裏負担の金額では約四千百万円ほど減額になってございます。 これは裏負担の金額でございます。ただしこれに伴いまして事業費というものはまた別なことでございまして、事業費が今年度約十六億一千万、昨年が十六億一千二十万ということで、二十万ほど事業費としては平成八年度減ってございますけれども、ほぼ同額という形でひとつご理解をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 初めに、街路事業費の関係で、本来委託費のところで聞く予定だったのですが、昨年西口の電柱地下設計委託を進めたのですが、この経過について設計の範囲と今後の実施計画について伺いたいと思います。 それと、土地区画整理費の関係なのですが、今年度も裏負担というか、六地区の裏負担という説明だったのですが、今年度の予算書から補助金を負担金に変えたということについて何か意味があるのかと。私も調べてみたのですが、この負担金のなす意味というのは地方自治法上からは規定がないのです。分担金という形はあるけれども、だからここに何か意味があるのかなというふうにも思ったのですが、補助金と負担金、事務費等の部分については補助金にして、この裏負担分については負担金としたというその点について伺いたいと。 あわせて、今年度もかなり多くのこの裏負担分が持たれるわけなのですが、それぞれの区画整理組合に対する割り振り、この予算の配分について伺いたいと思います。 それと、八年度の今説明があった事業が終わると、それぞれの六つの区画整理組合の中での事業の進捗状況についてご説明いただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 都市整備部次長。   〔都市整備部次長敷樋寿君登壇〕 ◎都市整備部次長(敷樋寿君) 西口の電線の地中化の件でございますけれども、平成七年度に実施計画の委託を持ったところでございますけれども、これ国等の関係でマニュアルがまだ国の方で示されておりませんので、それにつきまして今年度もまだ各関係機関と協議中ということで、間もなくマニュアルが示されるものと考えておりますけれども、その動向を見た中で予算化を考えていきたいというふうに考えておりますので、現在特に建設省あるいはNTT、東京電力等の調整がまだ若干ずれているということで指導されております。 ○議長(岡地義夫君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) それではお答えいたします。 十九節の負担金補助の中で昨年度は補助金という形で表示されておったわけでございますが、今年度から裏負担分をこのような形で負担金という形で表示させていただいたわけでございます。その理由といたしましては、これは補助金という場合につきましては市が直接その各種団体の方に出すわけでございますが、区画整理の場合につきましては、これは一たん県の方に負担するわけです。県でまとめまして、県の方から各組合の方に補助金という形でまいるわけでございます。ですから、うちの方は県に対する負担という形になるわけでございます。決してこれ言葉の問題でなくて、そういうふうな位置づけの中で動いているわけでございます。 それから、二番目の各組合の裏負担の金額ということでございますが、順次お答え申し上げます。下日出谷西が六千五百五十万、それから上南が一億二千九百五十万、坂田東が一億二千九百二十五万、神明九千四百万、坂田西三千三百七十万、下日出谷東二百五十万、合計で裏負担金が四億五千四百四十五万でございます。 続きまして、各組合の平成八年度の事業費を含めた進捗率でございますが、これも順次申し上げたいと思います。下日出谷西が七三・九六です。上日出谷南が四五・五四%です。坂田東が七二・八四%です。神明が八四・三四%です。それから坂田西が一〇・〇八%です。最後に下日出谷東が三・九四でございます。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 区画整理の関係なのですが、特にこの負担金というのは、実際は今年度が正常であって、今までは正常ではなかったのですね。これが地方自治法の規定なのです。いわゆる負担金のなす意味というのは。そこのところをきちんとしていただかないと、今まで出してきたこの補助金のあり方がどうだったのかという問題になると思うのです。いろいろ聞いていると、これに関係する議員さんがたくさんいたり、前議員さんがいたりするから、この区画整理事業というのは比較的順調に事業がなしていくのではないかなというふうにも思うのですが、そういう傾向というのはないのですね。ここのところはちょっと伺いたいのですけれども。 それと、派遣職員の関係なのですが、これまでの議論の中でやはり市の職員がきちんと配置されて、この区画整理事業について市がもっともっと責任を負うべきでないかという議論の中で配置されてきているのですけれども、ことしについても昨年と同じ配置になって進められているのか、この点について伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) お答え申し上げます。 負担金ということでございますが、この件につきましては昨年度は裏負担と、それから事務費補助をあわせたものを一つの中で表示させていただいたわけでございまして、補助金としてさせてもらったわけでございます。 それから、区画整理事業の進捗でございますが、これにつきましては私たちも一生懸命何とか国庫補助金等をもらうような形で努力しながら進めていると。これも地権者の皆様方のやはりご協力の中で生まれてきているものと、こう思っています。 それから、職員数でございますが、平成八年度は区画整理課の方に一名増員という形でそのような話を聞いてございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 一点目は全く答弁をなしていないと。聞いていることと全く違うこと。 ○議長(岡地義夫君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) 表示の方法につきましてでございますけれども、平成八年度からこのような形で二つに分けさせていただいたところでございます。よろしくひとつお願いしたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 聞いていることは、ことし分けた理由と、負担金のなす意味が今まで間違っていたのではないかということで、ことしが正常だったのではないのかということ。間違いは間違いで素直に言えばいいものを、そういうことを言わないで、ただ今までは一括してきたとか、それだけのことを聞いているのではないのです。負担金のあり方というのは、本来県の事業に対して市町村が負う義務として負担金という制度が、そういう表示が地方自治法上からの規定であるわけなのだ、実際は。ところが、今までは裏負担、裏負担と言いながら、補助金を区画整理組合の方に出していた。今までだって県を通じて出していたわけなのでしょう、実際は、この事業について。ストレートで出していたわけではないのでしょう。 そういったことをきちんと説明してくださいということなのです。 ○議長(岡地義夫君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) ご指摘のとおりでございますので、訂正させていただきたいと思います。今年度から訂正いたします。よろしくひとつお願いしたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 十九番。 ◆十九番(佐藤京子君) 百五十七ページの十三節の委託料のことでお聞きします。 昨年に比べて百万円ほどふえておりますが、除草の委託の内容が何か手作業から除草剤の散布をやめたとか、内容の点で変わるところがあるのでしょうか。 それとあと、これは区画整理用地全部なのでしょうか。薬剤散布の件はどのようになっていますでしょうか、ご説明ください。 ○議長(岡地義夫君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) 十三節の委託料でございますが、委託料の五百九十二万一千円、この内訳でございますが、市有地に対する除草でございます。各組合の管理用地はこれに含まれてございません。 それと除草剤のことでございますが、昨年来この除草剤につきまして議員さんの方からもご指摘もございましたことがございまして、うちの方も各組合に対しましてなるべく除草剤を使用しないような指導をし、また通知をしたところでございます。 極力そういうものは使用しないというような形で組合のご指導をし、また組合の方もそれに、全部ではないのですけれども、極力そういう形で手刈りの方に切りかえてございます。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 十七番。 ◆十七番(新井彬民君) やはり今の同じところの十三節で聞こうと思いましたら、これ市の土地ということですけれども、区画整理の関係の雑草ですか。それ今ちょうど区画整理のところですから、ここの雑草をどのような方法のあれで、どこへ予算盛ってあるのか。なぜかというと、市民から言われたのです。区画整理に協力したと、そうしたら隣は泥を山高く積まれたと。風が吹けばほこりが入る、夏は雑草、冬は枯れ草だと、大変危険な思いしていると。何のために協力したのがわからないということを言われていますので、どこへ残土の処理費と除草について盛ってあるかよろしくお願いします。 ○議長(岡地義夫君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) 今回この予算にのせてあるものは、あくまで市の市有地でございます。今、区画整理区域内には当然に組合の管理地の中に残土の置き場、こういうものもあるわけでございますが、それらにつきましては各組合の中で対応していただくと、そういう形になってございます。ほこり等につきましてもいろいろ私どもの方へも耳に入っているわけでございますが、何とか区画整理に対しましてそういう残土そのものを極力早く、置かないで片づけるような形で行っておるところでございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) まず、土地区画整理の関係ですけれども、各組合への市の職員の派遣人数、これを教えてください。増減についても。 それで、その職員の人件費の扱いというのはどんなふうになっているのか、教えてください。 それから、派遣職員の業務内容なのですけれども、主にどういう点なのかということで、区画整理の設計とか、施工管理等の仕事、その他事務等いろいろあると思うのですが、どういったものでしょうか。設計管理などでは業者に頼む場合もあると思うのです、専門業者に。昭和さんとかあると思うのですが、そういう方々との任務の分担というのでしょうか、違い、この辺について明らかにしていただきたいと思います。 それから次に、一番下の連合会への交付金の関係ですけれども、昨年も質疑がありましたけれども、この使い方の内容についてまず明らかにしてください。それぞれの区画整理はそれぞれにいろんな規約等を持って、予算も持ってやっているのですけれども、一緒に連合会としてやらなければならないものというのは何があるのでしょうか、説明をお願いします。 ○議長(岡地義夫君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) それではお答え申し上げます。 まず、組合に対する派遣職員の人数ということでございますが、現在は二十二名の職員がおるところでございます。その中で各組合ごとにです、それでは申し上げたいと思います。現在の人数でご勘弁をお願いしたいと思います。下日出谷西が三人、上南が三人、坂東が三人、神明が三人、坂西が二人、下東が三人、この人数で行ってございます。そのほかに課長と補佐と、それから若宮担当と主管、こういうものを全部含めまして二十二人になります。 それから、先ほど私、派遣ということよりも区画整理課の担当職員としての位置づけでございますので、その辺ちょっと誤解招くと困りますので、お願いします。 それから人件費ですが、人件費はこれ前に戻りますけれども、都市計画総務費の中で位置づけておるところでございます。 それから、市の職員の業務内容ということですが、業務内容は区画整理事業全般にわたるものを行っているわけでございます。例えば各地権者の交渉もあれば、それから換地の問題もあれば、もろもろのそういう総合的に全部を行っておるところでございます。 それから、続きまして設計の関係で市の職員と業者との関係が出てくるのではないかなと思いますけれども、これにつきましては業者から上がってくるものは金額が入らない項目でございます。それで、市の職員がそれを県等の設計単価等を入れまして、設計金額というのが上がっているわけでございます。その辺の別れというか、分け方の中で設計金額というものが出てくるわけでございます。 それから、続きまして、連合会の関係ですが、連合会というのは六組合がやはり一つの会員になりまして、連合会という組織をつくっておるわけでございまして、業務等につきましては、これは六組合のための共同の内容でございます。具体的には内容といたしましては視察、研修、それから研修会、こういうふうなものを主なものとして行っておるところでございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 市の担当で張りつけ職員という方の仕事で、本当にご苦労さまだと思います。それで、業者さんが設計をやると、それから施工管理というのでしょうか、こういう点についてはどうなのでしょうか。その施工管理というものについても発注してやっていただいているのかどうかということです。そういう中で市の職員の果たす役割は全般的な部分であるということですが、事務的なものはパートとか、事務員がいらっしゃると思うのですけれども、市の職員の主な仕事というのはちょっと全般的ということでもないのではないでしょうか。その辺がどうもはっきりしないのですが、技術的な面でかなり詳しい、そういうノウハウを持った職員を張りつけているのかどうか、この点についてお聞かせ願いたいと思います。 それから、入札、発注業務なのですけれども、設計は業者さんがやってきたところに見積書に一つの基準に基づいて金額を入れるだけだということなのですが、これは業者さんが金額を入れることは簡単ですよね、これは。そういう前提で仕事をしているのですから。ですから、業者さんも当然見積予定額、入札予定額がわかるということが言えませんか、業者さん。そこからある程度情報がリークするというようなことはありませんか。あればその辺の対策についてもお聞かせください。 それから、入札、発注についてこの張りつけ職員の方がどのぐらい関与というか、参加し、指導するということができるのか。組合においての入札、発注、これはどういうところで決められ、市はどういうふうに指導しているかという点について説明を願いたいと思います。その中で市の方としてはできるだけ地元の業者さんに、地元業者育成と、市内業者育成、こういう立場があると思うのですが、その辺はどんなふうにご指導をいただいているのかなと思うのです。その点について説明をお願いしたいと思います。 次に、連合会でありますけれども、この連合会が必要な意味についてちょっとよくわかりません。要するに、視察とか研修をやるためのものということになりますと、それぞれの区画整理によって性格も違いますし、ちょっとわからないのですが、進行状況も違いますし、どちらかと言えば対策費というか、そんなような感覚のお金の使い方かなという感じも今受けたのですけれども、対策費ですね、気持ちよく円滑にやっていただく上での一定のお金をおろすと、こういうような性格ではないのでしょうか。もう一度その辺お答えください。 ○議長(岡地義夫君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) それでは、お答え申し上げます。 施工管理という形でございますが、施工管理につきましては業者委託しておるわけでございまして、その範囲内で業者さんの方にその施工管理をやっていただいているということでございます。 それから、市の職員の業務と、それから技術的な指導との関係でございますが、市の職員はやはり法律に基づくところの技術指導というのが大きな仕事でございます。その中に、では組合はどうしているのかと言いますと、組合もやはり事務長初め事務職員、それぞれ採用してございます。やはりお互いが市の職員の技術指導と、それから組合のやはり採用されております事務職員、やはりこれらがお互いに協調をし合いながら事業を進めているわけでございます。 それから、入札の関係でございますが、入札につきましては、この方法はあくまで各組合の理事会の中で決定しているものでございまして、市の職員がここの業者がいいとか、こういうものとかという形は一切していません。やはり理事会の中で決定しているものでございます。 それと、連合会の内容という中で対策費的なものではないかと、こういうふうなお話があったわけでございますが、連合会の趣旨といたしましては、そういう対策費的なものではなくて、目的もあるのですけれども、会員相互の協調、援助、それから啓蒙活動、会員の研修、こういうふうなものがこの連合会の大きな仕事でございます。その中で先ほど申し上げました研修等をも現実的と言うとおかしいけれども、もっと実態に即したものをやっておるわけでございます。先日も各組合の共通的なやはり議題にしていただきたいというものもございまして、これからの区画整理のあるべき姿とか、どういうふうな方法に区画整理というものがあるべきなのかという、そういう総論的なお話を研修もしていますし、また事務職員におかれましてはパソコンの研修、こういうものも行っておるところでございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 十六番。 ◆十六番(中島弘君) 百五十六ページの最初の十九節滝の宮線街路事業負担金についてお聞きします。 中山道から一七号までの事業だということを承っているのですけれども、この事業内容について具体的にわかっていたならば教えていただきたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 都市整備部次長。   〔都市整備部次長敷樋寿君登壇〕 ◎都市整備部次長(敷樋寿君) 街路事業の滝の宮の事業費負担金ということでございますけれども、これ先ほど議員さんの申されたとおり、中山道から一七号までの部分でございます。この百万円ということ、五分の一の負担でございまして、これにつきましては丈量測量を実施していきたいということでの予算措置を県の方がしているものの負担金という形でございます。ただし八年度に協力していただける方があれば、その辺は相談に乗りますよというような形で県からは示されているところでございます。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 土地区画整理費のことで伺いたいのですが、まず担当の職員が人件費をなぜ土地区画総務費の中に含めてしまうのかというのがよくわからないのですが、当然区画整理に従事しているわけですから、土地区画整理費の中に含めて金額の明示があるべきだと思うのですけれども、どうして総務費に含めているのでしょう。それが一点です。 それから、従来の六組合の中で一昨年ですか、昭和の受注率は九三%というお答えをいただいているわけで、その後だんだん減らすように努力していくという話になっていたはずです。 九五年度についてはどの程度に下がっているでしょうか、各組合ごとにできれば教えていただきたいと思います。 それから、先ほどの高野議員の質問の答えで、いわゆる業務委託、それから施工管理のいわゆる昭和の職員と市の職員との仕事の違いということをご説明いただいたわけですけれども、実際には両者が同じ仕事をしているということがほとんどだと思うのですけれども、全く住み分けをしているのでしょうか。 例えば昭和の職員が地権者の交渉もやったり、仮換地の説明をしたり、そういうこともしていると。市の職員が一体どこにいるのかなというような状況もあるというふうに聞いているのですけれども、その辺については明確な住み分けと、その仕事の分け方みたいなものをしているのかどうか、その点についてご説明いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) 人件費の関係につきましてはちょっと保留させてください。 それと、二番目のことしの各組合の昭和との割合、これちょっと今手元に資料ございませんので、保留させていただきたいと思います。 それから、昭和と市の職員との明確な職務区分というのですか、これにつきましては明確に区分してございます。先ほどお話の中で、では仮換地の指定の説明会のときにいるのではないかというふうなお話しございましたが、これにつきましては別途また昭和の方にお願いというか、委託してやっているわけでございます。ですからその辺ははっきりと分けながら進めておるところでございます。 以上です。   〔「議事進行について」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 先ほどの答弁の中で、区画整理の進捗率については、昨年のときに、七年度末に例えば上日出谷南については五〇%まで到達するという話だったのが、八年度末で四五・五四%ということで、昨年の答弁と全く違うのですね。それとか、坂田の東も、ここも八〇%まで到達するというのが逆に下がって七二・何%、答弁が非常にちぐはぐで、我々どの数字をきちんととらえていいのかわからないのです。 こういうところをきちんと整理していただきたいと思うのです。 ○議長(岡地義夫君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後一時五十分 △再開 午後一時五十一分 ○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 区画整理課長。 ◎区画整理課長(金子昭司君) 先ほどの進捗率の関係で昨年と違うのではないかということでございますが、これは今申し上げましたのは事業費ベースでお話ししてあるわけでございます。実は今年度、平成七年度におきまして上南、それから坂東、神明、坂西、これが事業費の変更してございます。 事業費がふえたために率が下がっておるわけでございます。もし、どのくらいな進捗率かということで、正確な形というよりか、大きな目安といたしましては、やはりこれは使用収益、どのくらい使用収益をかけているのか、この辺が組合の事業の進みぐあいの大きなあれになるのではないかなと思います。事業費ベースですとやはり今お話になったような形で毎年狂ってくるということがございます。ひとつご了解いただきたいと思います。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 百五十八ページ、百五十九ページ。 十九番。 ◆十九番(佐藤京子君) 百五十九ページの修繕料のことでお尋ねします。 公園内の園内灯とか、それから備品が壊れたりした場合、市民の方から修理の依頼とか、修繕の通報とか来ると思うのですけれども、そのときの対応はどのようになさっていますでしょうか。 ○議長(岡地義夫君) 都市整備部長。   〔都市整備部長興津吉彦君登壇〕 ◎都市整備部長(興津吉彦君) 都市公園の修理修繕について、ちょっと今担当職員席を外しているのですが、後で答弁いたしますので宜しくお願いします。 ○議長(岡地義夫君) ほかにこのページでありますか。 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) 百五十九ページの委託料の関係なのですが、都市公園設計委託の中で西口の公園の改修というのがあったと思うのですが、この中身についてもう少し細かくお知らせ願いたいと思います。 それからあと、駅の西口の緑地の植栽委託、これもありますけれども、これについてももう少し細かくご説明願いたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後一時五十五分 △再開 午後二時十五分   〔議長、副議長と交代〕 ○副議長(松川保彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 公園緑地課長。   〔公園緑地課長南部正信君登壇〕 ◎公園緑地課長(南部正信君) まず、保留にさせていただきました十九番議員さんの修理依頼があった場合の処理につきましてお答えをいたします。 都市公園の管理はシルバー人材センターに委託をいたしておりまして、その監視、点検の中で依頼表が回ってくる場合と、それから市民の皆さんが直接電話等で言われる場合がございます。その場合にあっても修理表を作成いたしまして、修理の具体的な方策の検討をした上で業者に発注することになるわけでございますが、なかなか製品の手配とか、あるいは製造していないとかというような問題もございまして、時間がかかる場合も間々ございます。今後におきましては極力そういうことのないように努めてまいりたいと考えております。 次に、二番議員さんの西口の設計委託の関係でございますが、西口通り、けやき通りをまいりまして、マインの駐車場から道路一本渡った右手から入りまして三角、扇状に広がる面積にいたしまして約三千五百平米分を人の動線等を考慮して、また景観上も配慮をしてというような内容で改修をしようとするものでございます。 次に、西口の緑地の植栽委託の関係でございますが、西口の線路に沿いまして、細長くございます若宮一丁目の八五番地の八、約五百六十四平方メートルを公団から借り受けまして、べに花などを中心にした緑地として整備をしようとするものでございます。 以上でございます。 ○副議長(松川保彰君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) 先ほど答弁保留にさせていただきました区画整理費の人件費の関係でございますけれども、ご存じのとおり、予算の様式につきましては地方自治法の施行令で款項目等大まかに定められているところでございまして、人件費の計上の仕方につきましては特に方法等については規定はないわけでございますけれども、一般的に言われておりますもの、あるいは参考文献等によりますと、通常、今回区画整理費でございますので、項で申し上げますと都市計画費になるわけでございまして、その項の中のいわゆる総務的な経費、これで申し上げますと都市計画総務費になるかと思いますけれども、そちらの方に都市計画に関係します人件費については計上した方がいいだろうというような文献等もございまして、それらに基づきまして計上をさせていただいているということでございます。 以上でございます。 ○副議長(松川保彰君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) 先ほど保留させていただきました昭和株式会社との業務の割合でございますが、平成七年度の十一月末で三億百万円、率にいたしまして九七%でございます。今後とも昭和に偏ることなくあらゆる業者の方でできるような形で今後とも組合の方を指導してまいりたい、こういうふうに考えております。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 今の土地区画整理事業の方の関係で質問します。 まず、人件費が都市計画総務費というのであれば、では土地区画整理の担当の職員二十二名の、済みませんが人件費はお幾らになるでしょうか。その数字をお示しください。 それから、昭和の受注率については、そうすると市長も部長もご答弁の中で、たしか九三%だったと思ったのですけれども、前年度は。徐々に減らしていくと、そういう努力もするのだということを市の方にもお願いして、現実に各組合で努力をしていただいていると、そういうご答弁をいただいているにもかかわらず、これが上昇してしまったというのは結果的にどういうことでしょうか。私は各組合ごとの受注率も伺っているわけですけれども、それもあわせてご報告いただきたいと思います。 これはやはり市長にご答弁いただかないと、何回か一般質問で質問をして、それで同じような答えが返ってきているはずなのです。なもかかわらず、やっぱり地元業者の育成という立場とか、やはり公平性を期すということで徐々に減らしていくのがいいのだというふうにも言われているわけですから、それが実際には指導が行き届かなかったのでしょうか。その辺がよくわからないのですが、なぜこういうことになったのかご報告いただいて、それから今年度について、九六年度予算についてどうなさっていくのかについてもあわせて伺います。 ○副議長(松川保彰君) 区画整理課長。   〔区画整理課長金子昭司君登壇〕 ◎区画整理課長(金子昭司君) 前回の多分十二月の議会だと思いますけれども、そのときでは平成六年度の実績で九三%、他社が七%、こういう形でご答弁を申し上げたと思います。平成七年度におきましては、まだ年度途中でございますのでという形で、多分答えたと思いますけれども、平成七年度の十一月末、これらをうちの方も集計してみたわけでございますけれども、先ほど申し上げたとおり三億百万円。各組合ごとの集計はちょっと今うちの方で持っていませんので、総体的な数字でひとつご勘弁をお願いしたいと思います。 では前回のときと減らすということでございますが、うちの方もこれ契約関係については組合のやはり定款、それから契約規則、こういう中でやはりやっているものでございまして、うちの方もそういうような形の中で進めているわけでございます。 つまり組合の定款、諸規則、そういう中で契約しているわけでございます。しかし、余りにも端的にあらわれるということは地権者の誤解を招かれることがございますので、極力そういうふうな形の中で昭和以外にもそういう指名競争入札の中に参加させていただくような形でお願いはうちの方も今後ともさせていただきますし、今までもしているつもりでございます。 以上でございます。 ○副議長(松川保彰君) 総務部次長。   〔総務部次長岩崎長一君登壇〕 ◎総務部次長(岩崎長一君) 区画整理課職員の人件費総体というお尋ねでございますけれども、都市計画費の中の四十五人の人数を案分で算出をさせていただきまして、四十五人中二十三名が区画整理課職員の人件費というような算出方法でお許しをいただきまして、全体で一億八千四百二十七万八千円、これが給料、職員手当、共済費等の合計でございます。 ○副議長(松川保彰君) 暫時休憩をいたします。 △休憩 午後二時二十五分 △再開 午後二時二十六分 ○副議長(松川保彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 十九番。 ◆十九番(佐藤京子君) 先ほどの修繕費の都市公園の園内灯が壊れた場合のという二回目の質疑なのですけれども、実は市民の方からわんぱく村の時計が壊れていて、連絡をしてから半年もたつのに、何の音さたもないということで、私の方に連絡をいただきまして、それから公園緑地課の方にお願いをしたのですけれども、市民の方が別に無理を言って苦情を言ってくるわけではないのですけれども、そういう際の対応を迅速に素早く対応していただきたいということで、先ほど修理表を作成して検討し、時間がかかる場合が間々あるとおっしゃっていたのですが、間々あるということではなくて、照明灯が壊れているのだけれども、どうしたらいいだろうかとか、そういう相談もかなり来るのです。ですから、苦情処理に際しては迅速丁寧に、今こういう状態ですということをきちんと説明を市民の方にしていただきたいので、そのことにつきまして再度ご答弁をお願いします。 ○副議長(松川保彰君) 公園緑地課長。   〔公園緑地課長南部正信君登壇〕 ◎公園緑地課長(南部正信君) お答えいたします。 おっしゃるとおり、わんぱく村の時計につきましてはそういう事実がございました。既に製造されていない製品でございまして、その製品の手配等手間取ったものでございまして、照明灯につきましても余り市場流通性がないものですから、部品が入るまでとか、そういう形でおくれてしまうことがあるわけですけれども、事今ご指摘いただきましたとおりに申し出られた方への対応は適切にやって、ご理解いただくように努力してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(松川保彰君) 市長。   〔市長上原榮一君登壇〕 ◎市長(上原榮一君) 私の方からお答えさせていただきます。 ちょっとデータが不足なので確認ができなかったので、そういう点もありますが、ただ私もあちこちの総代会へ顔を出させていただいております。総代会の中では当然ですけれども、発注等の理事会の決定等について報告事項になっておりまして、そういうところを見たときに、随意契約ということよりも大方が指名競争入札と、こういう形をとっておるように見受けております。そうした中で競争関係に立つわけですから、非常に昭和がそういう競争力が強いと、こういう点があろうかと思います。そのことは出来高その他等から見て特に指摘するような内容のことにはなっていないという検査結果のお話もそういう中では承知をしているわけです。ただ問題は、市内業者の育成と、こういう視点からその問題をどう考えるかと、こういう一面があろうかと思います。それで、ちょっと私が調べたかったのは、九七%というお話の中で比較的予算の執行状況というのが、いわば全体の予算のどのぐらいまで九七%という時点での、今十一月と言ったかと思いましたけれども、十一月までに全体の予算の執行状況というのがどの辺になっているのか、残高がどのくらいにあるのか、その辺を見ないと何とも言えないところがあって、年度が終わったらば前年度並なのか、それよりも下がっているのか、この辺がちょっと判断つかなかったわけでございまして、言えばこちらもできるだけ機会の均等をという、こういうことでございまして、我々はできるだけ市内業者を競争に参加をさせるということでございまして、昭和を排除するとか、そういうような指導というのはいかがかなと。要するに競争力をつけていただくと、そういう意味で市内業者の皆さん方に競争力をつけてもらうと、これが基本的には大事なことだろうと思いますし、そうした中で大きな工事あるいは中程度の、小程度の、こういうことの中で比較的中小の関係については市内業者がとっているかなという印象もございます。これは印象でございまして、正確なことは申し上げられませんが、印象がございます。その辺の工事のボリュームによる分類がどうなのか、ここらも見ていないので断定はできませんけれども、そういうことで市内業者に競争力をつけていただくというのがまずは基本かなと、こういうような感じは持っておるところでございまして、そういう意味でできるだけ市内業者を競争に参加させる、これが基本的な私どもの方の姿勢でございます。これは今のこういう時代でございますから、単に排除をするという、こういうことだけではないかなと。それから、市内業者の中で十分対応できるようなものについては、この場合にどうするかというのが残ってきますけれども、そういう形で運用されているというふうに思っておりますけれども、なおその点については市内業者育成という視点から十分検討はさせていただきたいと思っております。 ○副議長(松川保彰君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) 百五十九ページの関係なのですが、市民ホールと景観と一体化に配慮した改修のための設計委託というふうに書いてあるのですが、わかるようでわからないのです。西口のあの公園はいろんな施設があるわけなのですが、この辺との兼ね合いでもう少し具体的にどんな形を見込んでの設計なのかなということで、もう少しご丁寧にご説明お願いしたいのです。 それからあと設計委託先がどこなのかということをお願いしたいと思います。 それから、べに花の関係なのですが、これはそうすると公団に借り受けてということになりますと、これは有償になるのでしょうか。金額などもお願いしたいと思いますし、べに花の管理という点では、後の管理が大変だということも言われておりますけれども、どこが管理をしていただけるのでしょうか。 ○副議長(松川保彰君) 公園緑地課長。   〔公園緑地課長南部正信君登壇〕 ◎公園緑地課長(南部正信君) お答えします。 まず、西口設計委託でございますが、現在の西口公園のこの部分につきましては、けやき通りに面したコミュニティ広場と称している平板舗装をして、休憩施設としてベンチとか修景施設として植栽などを施している部分でございますが、あそこに植栽をしてある部分とか、若干一体性もしくは景観上、もしくは先ほど申し上げました動線上問題があるという視点から改修計画をしているものでございまして、業者につきましては契約の規定に従って発注をしてまいりたいというふうに考えておるものでございます。 次に、西口の植栽の関係につきましてでございますが、公団の用地を十二月二十六日付で使用貸借契約を締結をいたしまして、八年の一月一日から一年間で、当分の間自動更新でというような契約の内容になっております。管理は公園緑地課でございます。 以上でございます。 ○副議長(松川保彰君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 今の関係ですけれども、西口公園の設計について、あるいは工事も発生しますが、この費用負担で県の方の負担はどのぐらいですか。 それから、線路際のべに花の植栽、種まきでありますが、これの賃貸料、土地使用経費、それから既に今年度種まきで、花の時期等はどんなふうになっておりますか。関係して、線路の方に看板がいっぱい立っておりますので、そういう看板の整理、撤去というものはどのようにお考えですか。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 公園緑地課長。   〔公園緑地課長南部正信君登壇〕 ◎公園緑地課長(南部正信君) お答えいたします。 西口の改修に関する工事費の費用負担ということでございますが、特に県の負担とか、そういうものは考えておりません。 市独自の工事ということになろうかと思います。 それから次に、べに花の西口の緑地の関係でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、使用貸借でございまして、使用料は無料でございます。 次に、種まきと花の時期の関係でございますが、四月早々に種まきを行い、普通に言われております七月上旬までには咲かせたいというふうに考えておるところでございます。 さらに看板の問題でございますけれども、ちょうど内向き、外向き、いろいろな看板が立ってございまして、現在のところ日当たりその他の関係におきましても与えられた条件の中でやるということで、撤去等というお願いということには取り組んでおりません。 ○副議長(松川保彰君) 七番。
    ◆七番(高野和孝君) 市民ホール、文学館については合築ということで、工事は県が市からお金をもらってやっていますけれども、合築ということで一つの建物で一つの景観というものができているわけで、それに行く進入路あるいは景観との整合性ということですか、それで直そうというわけで、いわばあの公園を一つの前庭的な使い方もしているわけですよね。進入路にも使うと。ですから、県の方に費用負担を考えていないというのは全然まずいと思うのです。考えていない。交渉して、県が断ったというのなら別ですけれども、最初から考えていないというのはちょっと考えが足りないのですか。その辺はどうなのですか、ちょっと。これ私の考えは間違っているのですか。県の方にそんなことを吹っかける方が間違いなのだということにもなってしまうのですけれども、それではしようがないですけれども、これどうなのですか、市長ですか、これは、答弁。 それから、看板の撤去も考えていないというのだけれども、これも言って、相手のあることだからだめということもあるのですけれども、やっぱり種をまくというのなら、それから花を見せるというのであれば、今までと違ってくるわけです、雑草が生えていたときと。だから看板の撤去ぐらいお願いしてみることぐらいは考えつかなければおかしいのではないですか。どうですか、その辺。 ○副議長(松川保彰君) 市民ホール準備室長。   〔市民ホール準備室長長島豊治君登壇〕 ◎市民ホール準備室長(長島豊治君) 文学館と市民ホール、建築が複合形態ということで、それに伴います公園の改修を県の方に負担をお願いしてもいいのではないかと、そういうお尋ねでございますけれども、現在協議をしておりまして、最終的な決着にはまだ至っておらないと、そういう状況でございます。 以上でございます。 ○副議長(松川保彰君) 公園緑地課長。   〔公園緑地課長南部正信君登壇〕 ◎公園緑地課長(南部正信君) お答えいたします。 当該用地のあさひ銀行さん寄りと申しますか、側に公団の大きな看板がございます、確かに。それは今回の使用貸借に当たりあることを条件に使用貸借をいただいたものでございまして、ほかの看板につきましてはべに花の栽培にさしたる支障はないということでございます。 ○副議長(松川保彰君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 今、同じ都市公園のことなのですけれども、前に一般質問なさった方がいますけれども、あそこの駅前公園の砂場とか、ちょうど子供の遊び場所というのが近隣からかなり集まってきて、いわば外の児童館みたいな、若いお母さん方の交流の場に今なっているわけですけれども、それで二十五階の住民も自分のところの公開空地は全然使い物にならないということで、あそこの公園に来て子供を遊ばせているわけですけれども、あの空間は全部維持されるというふうに考えてよろしいのでしょうか。 それから、工事中に関しては、その間は遊べなくなるのか。 あの公園だけは絶対支持するというお母さんもかなり多いのです。ほかにないのだと。要するに砂場で遊べて、日の当たるところで、しかも集えるところはこの近辺にないと。二十五階の方もかなりいましたけれども、そういう状況なのですけれども、その点についてはどういう配慮というか、お考えがあるのかについて伺いたいと思います。 それから、例の公団の西口の駅前の土地なのですけれども、たしか私は二、三年前にあそこの雑草が見苦しいので通勤客が何とかしてほしいという声を受けまして、あそこに少なくとも花の種でも、草むしりでもして植えたらどうかというご提案をしたはずです、一般質問で。それについては検討をするとかなんとか、はっきりしない答えのままずっと来ていたにもかかわらず、べに花の郷をやるからと突然自分の方の都合で、今度はきれいにしてしまうという、花壇も借りてしまうという、こういう姿勢って何でしょうか。私が質問したからやめたのかどうか知りませんが、市民要望を受けて通勤客の方々が見苦しいと、汚いということを言って、それを質問させていただいたのに、そういう何か二面性があるというのは非常に問題だと思うのですけれども、なぜそのときやらないで、今回はやることになったのか、これは当時の担当者いらっしゃるかどうかわからないけれども、市長はご存じだと思うのですけれども、どなたでも結構ですからお答えをいただきたいと思います。 ○副議長(松川保彰君) 公園緑地課長。   〔公園緑地課長南部正信君登壇〕 ◎公園緑地課長(南部正信君) お答えいたします。 西口公園の児童遊園地のある中の砂場の件でございますけれども、今回の約三千五百というものに関しましては児童遊園地まで含むものではございませんし、それから西口公園の位置関係から申しますと、工事に当たっては最大限の注意を払いながらご利用を妨げるのを提言しながらやらなくてはいけないものと考えております。 ○副議長(松川保彰君) 都市整備部長。   〔都市整備部長興津吉彦君登壇〕 ◎都市整備部長(興津吉彦君) 西口の花壇についてお答えさせていただきたいと思います。 多分私の着任する前のお話で、勉強不足で申しわけなかったのですけれども、この二年間におきましては確かに高野議員さんの方から花いっぱいのまちづくりということでご質問いただいておりまして、そういったことも頭にとどめながら今回実施させていただいております。 よろしくお願いしたいと思います。 ○副議長(松川保彰君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 高野議員さんの質問にもあったというのですが、こういうことはできることです。土地はただで借りられるということですから、やればできるわけですよね。草むしりだってちょっと、一日でも出ればいいし、手入れだってそんなに手入れをしなくていい種まきだってできるわけですから、ちょっとしたことで、要するにお金のかからないことをやらないで、逆にお金をかかることでも大上段に何も検討しないでぼんとお金をつけていくというの、そういうやり方について私はここを厳しく反省していただいて、できるものはすぐやっていくという姿勢をぜひやっていただきたいと思うので、これは市長にぜひ、今後のこともありますので伺いたいと思います。 それから、公園のことなのですけれども、もしこの三千五百平米の中にあそこの砂場が入っていないとするならば、全体計画の中で非常にバランス的にかえって悪くなるということもあるのではないかなという懸念があったのですけれども、そこのところは完全に保障されるというふうに、遊び場としてもこれは確約として大丈夫だというふうにいただいてよろしいのでしょうか。その点についてもう一度ご答弁いただきたいと思います。 ○副議長(松川保彰君) 市長。   〔市長上原榮一君登壇〕 ◎市長(上原榮一君) 私の方から。 実は、あそこの公園といいますか、駅の都市整備公団の借用ですが、あれは非常に細かい点を申し上げますと、北村議員さんや高野議員さんがお話になったとき放っておいた議論では恐らくなかったと思っています。実はやろうと思いましたら、石だとか、そういうものが非常にたくさんございまして、簡単に客土できるような状況でない一面もございました。実は、そういうこともありまして、ことしというよりも一昨年やりたいなという感じもあって、詰めたところそういう問題があったわけです。そういう中で紅花の市民の盛り上がりといいますか、そういうようなことがあって多くの人のご協力の中であれができたと。そういうことで土壌の関係が何とか植栽ができるような土壌づくりができたと、こういう点ではたくさんいろいろなところで、例示してよろしいかどうかというのかありますけれども、あそこへ持ってくるのには紅花というのは非常に肥料の関係なんかもありますから、少し泥を養生しておかなくてはいけないと、こんなふうなことで上日出谷の方の区画整理の皆さん方の泥をいただくというようなことと、それからあそこで、では牛ふんや何かもまぜて少しにおいがこちらへ来てもいけないように、あっちでゆっくり養生しようとか、いろんなところのご協力をいただいた結果、そういうことになったので、非常にそういう意味で単純にあそこを花いっぱいという視点を持ちながらも、そういう盛り上がりがあったことがあそこへ結実したと、こんなふうにも思っております。そういうことを踏まえまして、できるだけ多くの皆さん方のご協力をいただきながら花いっぱいと、こういうふうなものに取り組んでいきたいと、こんなふうに思っておりますので。 ○副議長(松川保彰君) 公園緑地課長。   〔公園緑地課長南部正信君登壇〕 ◎公園緑地課長(南部正信君) 西口の改修によって機能はというようなお尋ねでございますが、あの西口公園の水・光・緑ですか、そういう基本的なモニュメントの部分は残そうというふうに思っておりますし、そういった観点からあの三角の部分に関しても、あるいは市民ホールの側の広場へ向けても市民の憩いの場であり、またコミュニティの場になり得るというふうに考えております。 ○副議長(松川保彰君) 次、百六十、百六十一。 七番。 ◆七番(高野和孝君) 百六十一の工事請負費の関係なのですが、東口の駅前広場の今回のレイアウト等の変更というか、手直しによりまして、このタクシーの今の駅前の混雑状況、これはどんなふうに改善になるのでしょうか。タクシー協会等の協議内容も含めましてお答えをお願いをしたいと思います。 それから、西口ではパークロックが撤去になっておりますけれども、らせん階段が残っておりまして、この間駅まで送っていったところ、あそこを使うように言ったのですけれども、閉鎖されていたということで、やはりあれも大事な西口駅前の都市施設の一つだと思うのですが、どういうことなのか。もう使わせないということになるとむだになるわけですよね、あれが。 その辺のお考えをお聞かせ願いたいと思います。まだ工事中なのかどうかということもありますので。 依然として西口駅前の混雑も激しく、不満も強いのですが、その後パークロック撤去後のその後の検討結果、進捗状況、お聞かせください。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 都市整備部次長。   〔都市整備部次長敷樋寿君登壇〕 ◎都市整備部次長(敷樋寿君) 百六十一ページの東口の広場の関係のご質問にお答えいたします。 駅東口広場ということでございますけれども、これ私どもがJRの清算事業団から購入いたしました土地が現在事務所が真ん中ほどに建っておりまして、それよりも北側、駅寄りの部分に実はいわゆる奥様方が朝晩送り迎えをして、若干の時間待ちができる程度の駐車というのではなくて、時間待ちができて、乗りおりができる程度のものしか、実際は六百平米しかございませんので、できないということで、とりあえず三台から四台時間待ちができ、さらにすっと通り抜けられるような方式で一本道路をつくるような形のものを考えておりまして、それ以外タクシーが乗り入れるとか、バスの駐車場所を動かすとかという、そこまではちょっと面積的にもございませんし、いろいろ協議はバスなんかともしてまいったのですけれども、制約がございまして、いわゆる待ち時間を費やする施設を設置するというものでございます。 ○副議長(松川保彰君) 暫時休憩をいたします。 △休憩 午後二時五十六分 △再開 午後二時五十七分 ○副議長(松川保彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 建設部長。   〔建設部長岩崎正男君登壇〕 ◎建設部長(岩崎正男君) 西口のらせん階段の場所の問題ですが、現在下が暫定的にいわゆる公園風に変えたということで、あのらせん階段おりましても通行ができないわけでございますので、一応バリケードを置いてあります。ただ、もしも災害とか避難とか、そういう場合には使わなければならないという問題もございますので、一応あれをとってしまうということはできないわけでございます。将来的に西口の全体的な計画をどうするのかという形の中であそこは考えていかなければならない問題だというふうに思っておりますので、西口の駅広場、今後どういう形に検討されるのかという問題も含めて将来の問題として検討しなければならないというふうに思っております。 ○副議長(松川保彰君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 東口については、何か絵で説明してもらえるとわかりいいと思うのです。レイアウトがわからないです。 それで、道路ができるということでして、その道路ができることによってどんなふうに交通の流れは今度はよくなりますか。 交通の混雑、交通事故等の関係で。あそこは一応一方通行ということになっていますよね。駅から旧川越踏切までの間。そこが今度市が買収をしたという関係で一方通行でなくても差し支えないようなふうになるのですか、これは。絵がないからわからないのだ、全然。そこのところをちょっと説明してください。 それから、タクシーはそうすると現状どおりですか、タクシーは。タクシーの状態。 それから、次に西口ですけれども、芝生のところにらせん階段がおりるようになっているのですね。ですから、あそこで車おりますと、芝生立入禁止となっていませんから、芝生を歩いて階段を上がっていくとか、おりるとかいうことは結構あの狭い中で車にぶつからずにできる、使えるのです。ところが、今ひもでやってありますので、工事中なのか何だかさっぱりわからないと、こういうことなので、やっぱり市民の大事な財産をあんなふうに使えなくしてしまうというのは、ちょっとまずいのではないかというふうに思うのですが、その辺ひとつもう一度お答えをお願いします。 ○副議長(松川保彰君) 建設部長。   〔建設部長岩崎正男君登壇〕 ◎建設部長(岩崎正男君) 西口の問題ですが、芝生のところを通って上がれば上がれるということになるのですが、それでやった場合にせっかくの芝とか、あるいは植え込み等の問題もございますので、現状ではなかなかそれを自由に通行させるというのは非常に難しいのではないかというふうに思っておりますので、その辺は十分もう少し検討させていただきたいと思っております。 ○副議長(松川保彰君) 都市整備部次長。   〔都市整備部次長敷樋寿君登壇〕 ◎都市整備部次長(敷樋寿君) 図面の方はちょっと今、作成中でございますので。 一方通行の関係ですけれども、一方通行は現在の段階、警察等の協議を行った段階では無理であるということで結論が出ております。ただし、市が買った部分の方に約一メートルほどセットバックいたしまして、実際には水路の上にやはり一メートルぐらいの歩道状があるわけですけれども、合計して歩道を二メートル程度の幅は広げていきたいという形で考えております。 ですから、パイプの内側に歩道が二メートル程度確保できるという形でございます。 それから、タクシー等については一応富士銀行側の方に夜かなり送り迎え用の車がとまっておりまして、それがそこへ入りますので、二重駐車とかということはなくなろうかと思いますけれども、タクシーはやはりそのまま客待ちという形になろうかと思います。それで、そこに入りました送迎用のバスは一応一方通行ですから、旧川越県道の方に出るなり、そこから浄念寺の方へ行く道路を経まして駅通りの方へ出ていくというような形で、駅の広場の方に戻ることはこの段階では不可能ということでございます。 ○副議長(松川保彰君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) 百六十ページの工事請負費の関係なのですが、都市公園の施設整備工事というところです。たしか説明には城山公園のテニスコート、それからわんぱく村の街灯というふうにあったのですが、そのほかさらにこの中にどんなものが入っていくのでしょうか。 それからあと児童遊園地遊具等の整備工事というのがありますが、これは対象はどこであるのかということです。 それからあと公共施設の植樹工事というのがありますが、これは具体的にはどこを指すのかお伺いしたいと思います。 それからあと、緑化祭の関係なのですが、去年たしか公園の中に入っていたと思うのですが、ことしその緑化祭というのがちょっと見当たらないものですから、ことしはどういうふうな形になるのかなということをお聞かせ願いたいと思います。 それからあと、保存樹木の関係なのですが、昨年度までの保存樹木と保存樹林の本数、箇所を明らかにしていただきたいと思います。そして、今年度はどういった見通しでこの計画を立てられているのかと。去年も言われていましたけれども、実際にはかなりこれは職員の人の配置をきちんとしてやっていかないと、なかなか進まないのではないかということが指摘されていたわけなのですが、そういった点で何らかの促進の対策を立てられているのかどうか、この辺についてお聞かせ願いたいと思います。 それから、百六十一ページなのですが、公有財産購入費の関係で、どこがどのくらいということで示していただきたいと思います。 それから、今の駅の東口広場なのですが、今の説明でかなりわかってきたのですが、歩道幅を二メートルほど内側にセットバックしてということわかったのですが、そうしますとこの、絵が出てくればもっとわかると思うのですが、歩道部、車道部を築造していくというふうにありますけれども、この辺の幅などがわかればさらにイメージがわくと思うのですが、お願いしたいと思います。 ○副議長(松川保彰君) 都市整備部長。   〔都市整備部長興津吉彦君登壇〕 ◎都市整備部長(興津吉彦君) それでは、つたない絵で申しわけございませんが、こちら側が駅でございまして、ここがバスのターンテーブルがあるところでございます。これが今四メートルぐらいの幅で一方通行になっている道路です。 今、ここに東口の仮事務所つくっております。こちら側が鉄道でございます。この間が非常に狭くて、見ていただければ二十メートルあるかないかの、そんな狭い場所でございまして、そこに約六百平米の交通暫定広場をつくりまして、この部分はここでおりたりする人の歩道空間にもしたいと思っております。 この部分で、こちらから来た方がここで一たんおろしていただくか、またはおりて来られる人を待つための空間をつくって、そしてここからまた出ていただくと、そういうふうな暫定の交通広場をつくらせていただいて、少しでも交通混雑緩和に寄与したいということでございます。 ○副議長(松川保彰君) 公園緑地課長。   〔公園緑地課長南部正信君登壇〕 ◎公園緑地課長(南部正信君) お答えします。 まず、工事請負費の都市公園整備工事の内容はというお尋ねでございますが、まず一点目といたしまして城山公園のテニスコートの改修でございます。面積が二千六百平米でございます。 自然同系クレー舗装でございますので、表面の舗装部分を中心に改修を行うものでございます。 次に、同じ中に城山公園関係ではプールの塗装を考えております。 次に、坂田の区画整理地内にございます宮前公園の約一千九百平米に対して広場、植栽、遊具施設の整備をするものでございます。 それから、都市公園園内灯、わんぱくほか六基の設置をしようとするものでございます。 次に、児童遊園地の遊具等整備工事の関係でございますけれども、計画といたしましては泉一丁目ほか六公園の遊具の交換、それから朝日公園ほか七公園の遊具の塗装を行うものでございます。 次に、公共施設緑化につきましては、本年予算組に当たりまして公共施設二十施設ほど調査をいたしまして、敷地の一〇%以上を植栽地とし、二十平米当たり高木一本、低木三本以上という開発指導要綱などの基準を参考に調査をいたしましたところ、ほぼ満たしている施設として保健センターとかサン・アリーナなどの施設十二施設ございました。満たしていない施設は市役所を初め八施設でございました。市役所は残念ながら高木二本しかございませんので、八年度はパイプスペースと申しますか、埋設管に当たるところなど、施設に影響のない部分に関しまして低木、サツキ、ツツジの類を百五十本ほど植栽をしたいというふうに考えたものでございます。 次に、緑化祭の関係でございますけれども、緑化祭の関係につきましては戻っていただきまして十三節委託料、下から三番目に会場設営等委託ということで掲げておるものでございます。 本年に当たりましては、昨年同様の形で子供と緑の祭りということで、日にちは五月五日、場所は城山公園ということで進めさせていただいておるわけですが、いまだ協議中でございます、細部に関しましては。 次に、保存林の関係でございますけれども、昨年度という言い回しございますけれども、一応六年度まで樹木が三十四本、七年度に樹木十一本、現在計四十五本でございます。それから、樹林に関しましては六年度までで三千百九十三平米、本年度九百四十五平米指定いたしまして、三カ所で四千百三十八平米でございます。 新年度の指定の関係のお尋ねについてでございますが、いまだ調査中の部分もございますので、樹林につきましては固定資産の課税台帳等から調査をいたしました一ヘクタール以上のまとまりのあるものは現地を調査した結果二十八カ所、五十六ヘクタールほどでございました。そのほかに五百平米以上の樹林等が多数まだ調査に至っていない部分がございます。それらを含めまして樹林に関しましては平成八年度東側地域に約一ヘクタール程度を指定したいということで予算措置をさせていただいたものでございます。樹木につきましても調査をしながら指定をしているような状況でございまして、小針領家あるいは倉田地区としては終わったところで四十二本ございますもののうちから十本程度指定をしたいということでございます。 以上でございます。 ○副議長(松川保彰君) 都市整備部次長。   〔都市整備部次長敷樋寿君登壇〕 ◎都市整備部次長(敷樋寿君) 十七節の公有財産購入費の関係でございますけれども、これは平成七年八月二十二日に清算事業団から二千・五三平米を購入した還付金でございます。内容といたしましては原価が一千八十七万一千円、利子が一千四百七十三万円、事務費として三十五万六千円の合計でございます。 ○副議長(松川保彰君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) そうしますと、特にこの公共施設の植樹の関係なのですが、満たしていないところと満たしてあるところがあるわけなのですが、その満たしたところについては保健センターとサン・アリーナしか挙がらなかったのですが、せっかくですからすべて満たしている部分と、それから満たしていない部分と全部挙げていただきたいと思います。 それで、市役所の関係なのですが、私もかつて市役所が本当に殺風景で、花を植えてほしいという話もしたことがあるのですが、実際に百五十本のサツキを植えるとなると、果たしてどこに植えるのかなというのが今度逆に心配になってきまして、それについてはもう少し裏手も含めてということなのかなとも思うのですが、ちょっとそのパイプスペースというのがどの辺にあるのかよくわからないものですから、大体どの辺なのかなということを教えていただきたいと思いますし、そういった点ではちょうど手すりがありますよね。そういった点も有効に使っていただくということもできるのではないかなと思うのです。 そういう点ではレイアウトをしていただくと、プランターを二階等の欄干に置くということもすれば花がきれいなという感じもあると思うので、ちょっとその辺少し考えていただけたらなと思うのです。 それからあと、樹林の関係なのですが、今年度東が一ヘクタール、もし差し支えなかったらどこの場所なのか教えていただきたいと思います。 それから、緑化祭の関係なのですが、ここにあるのは会場の設営費だけなのでしょうか、ここで負担していくのは。ちょっとその辺をお願いしたいと思います。そのほか緑化祭ということでは具体的にどんなことをやっていくのか、あわせてお聞かせ願いたいと思います。 それから、歩道部と車道部の幅についてだけちょっと明らかにしていただけますでしょうか。東口の広場の関係なのですが。 車道部については車が入ってきて一方通行で抜けるのですけれども、二台そこが通り抜けできるのかどうか、一台分しかないのかどうか、ちょっとその辺お願いしたいと思います。 以上。 ○副議長(松川保彰君) 都市整備部長。   〔都市整備部長興津吉彦君登壇〕 ◎都市整備部長(興津吉彦君) それでは、東口の暫定広場についてもう一度ご説明いたしますけれども、この部分が交通広場になるわけでございまして、こういった部分が歩道部分でございます。これから詳細に設計いたしますので、幅員等はこれから決めていきたいと思います。この部分で車がとめられる、とめられないかは基本的には、ここは余り奥行きもございませんし、ここで何台もとまってということはできないと思います。また、それをやりますと違法駐車も発生いたしますので、本当にここで用のある方が終えて、そしてすぐ出ていくと、そういう形態をとりたいと思いますので、ひとつご理解賜りたいと思います。 ○副議長(松川保彰君) 公園緑地課長。   〔公園緑地課長南部正信君登壇〕 ◎公園緑地課長(南部正信君) お答えいたします。 まず、公共施設緑化の関係でございますが、その最低基準と言った方が適当かもしれませんけれども、満たしているところとして、一応読み上げさせていただきます。勤労青少年ホーム、総合福祉センター、地域福祉活動センター、いずみの学園、加納公民館、勤労福祉会館、保健センター、農業センター、サン・アリーナ、北保育所、日出谷保育所、分庁舎、以上でございます。 それで、八年度の関係でございますけれども、公共施設緑化に関しましては、いわゆる桶川市の緑化条例と申しますか、みどりの推進に関する条例に基づきまして、少なくとも市の責務であるという観点から、市役所あるいは西分署等を対象に考えたいということでございます、消防の西分署です。 次に、緑化祭の関係でございますけれども、先ほど申し上げましたように、会場設営等が内容でございます。具体的なことにつきましては、ただいま団体で構成されます実行委員会でいろいろご意見を調整させていただいているところでございますので、方向づけが決まりましたら、広報とかチラシとか、そういう形でお知らせをいたしたいというふうに考えておるものでございます。 次に、保存樹林等の関係で、場所はというお尋ねでございますが、先ほど申し上げましたように、対象のものに関しまして所有者の意向もお伺いしながら進めてまいりたいということでございまして、ご理解いただきたいと存じます。   〔「議長、答弁漏れがあるのですけれども、満たしていない八カ所について」と言う人あり〕 満たしていないところという形で挙げさせていただいていますけれども、検討中の生涯学習センター、市役所、消防西分署、それから桶川図書館・公民館、これ一個ですけれども、それから鴨川保育所、坂田保育所、環境センター、消防本部でございます。 ○副議長(松川保彰君) 二十六番。 ◆二十六番(大沢信幸君) 百六十ページの都市公園の整備の坂田宮前公園のこの名称の件でちょっとお伺いしたいのですけれども、以前にも一般質問したのですけれども、桶川市は地域の名称で公園の名称が多いということで質問させていただきまして、地域の住民の声も生かした公園の名称をつけていきたいと、そのようなお話もいただいたと思うのですけれども、この地域からの募集とか、その辺の検討はなされたのでしょうか。 ○副議長(松川保彰君) 都市整備部長。   〔都市整備部長興津吉彦君登壇〕 ◎都市整備部長(興津吉彦君) 坂田宮前公園の名称についてお答えいたしたいと思います。 今使っております名称は、都市計画決定しております名称でございまして、今地元の皆様方と意見を交換しながら設計やっておりまして、そういう中で名前を決めていきたいと思っております。よろしくお願いしたいと思います。 ○副議長(松川保彰君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 都市公園の補修の中で、城山公園のトイレがきれいに、彩の国何とか事業ということできれいにできたのですが、たしか雨水か何かの利用の施設が冬場に凍ってしまって、せっかく予算をつけて立派なものができたのに、冬場が使えなくなったということがあったと聞いていますけれども、その辺は毎年冬になるとだめになってしまうのでしょうか。相当なお金をかけてつくったと思うのですけれども、その辺についてはどうするのでしょうか。それについてご説明をいただきたいと思います。 それから、保存樹林の関係なのですが、大尽山についてはもう多分指定樹林、ふるさとの森の指定は外れていると思うのですが、残りの部分についてどういうふうになさっていくのかというのがいま一つ見えていないのですが、その点についてご説明いただきたいと思います。 それから、保存樹木の中で木の周りが何センチというふうに決まって、それから外れたものについては全部貴重なものでも一応指定しないというふうな方向性について検討するということになっていたと思うのですが、その辺についてはどのように検討されたでしょうか。 それから、東口の関係なのですが、東口の開発計画等含めて例の郵便局の跡地について、この前の方向性では種地としても使わないというような方向性に見受けられたわけですけれども、これについて歳入のところにも議論になったのですが、あの地域の中で都市計画税を何年間も何億円と払い続けているという、やっぱり議論が出てきて、それについてなぜ郵便局の跡地を東口開発の種地としても使えないのかと、ということで今現状として郵便局の前は非常にごみだらけで、殺伐としていて夜も余り治安がよくない状態にもう既になってきていると。その辺をどういうふうに東口の開発計画等含めてやっていくのかというのが非常に今緊急性を求められていると思うのですが、その点について伺いたいと思います。 ○副議長(松川保彰君) 公園緑地課長。   〔公園緑地課長南部正信君登壇〕 ◎公園緑地課長(南部正信君) 私の方から城山公園のトイレの関係につきましてご説明を申し上げます。 確かに寒いときにトイレが使えなかったという事態は私も承知をしております。ただ凍ってしまったというよりは、あのトイレが大池の水を浄化して、トイレの洗浄水に使って、それをまた大池の方に戻してやるというような、若干複雑なシステムをとっているために、そのシステムのトラブルからそういう状態が起こったものでございまして、凍ったから冬毎年そういうことが起こるという意味ではございません。したがいまして、今後におきましては維持管理に十分注意を払い、ご不便をおかけするようなことのないよう、適切に管理してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(松川保彰君) 都市整備部長。   〔都市整備部長興津吉彦君登壇〕 ◎都市整備部長(興津吉彦君) それでは、私の方から大尽山と保存樹木の指定基準についてお答えしたいと思います。 まず、その保存樹木の関係でございますけれども、これは私どもの規則の中で弾力的に運用できますので、いろんな指定が、こういったものあるよということであれば、ぜひ私どもに情報いただきたいと思います。 次に、大尽山の件でございますけれども、これにつきましては一般質問等でお答えしておりますが、いずれ区画整理事業等によって宅地化されていくということでございますが、その一画に二カ所、約四千平米の緑地を確保させていただいておるということでございまして、なお今後、区画整理の進捗に伴いまして地権者の皆様方と樹林の活用を、土地有効活用を含めまして今後とも話し合ってまいりたいと思っております。 以上でございます。    -------------------------------- △会議時間の延長 ○副議長(松川保彰君) 本日の会議時間は、議事の都合により、この際、あらかじめこれを延長いたします。    -------------------------------- ○副議長(松川保彰君) 暫時休憩をいたします。 △休憩 午後三時三十分 △再開 午後三時四十五分 ○副議長(松川保彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 都市整備部次長。   〔都市整備部次長敷樋寿君登壇〕 ◎都市整備部次長(敷樋寿君) 東口の関係で、郵便局の跡地の購入はということ、区画整理の種地等についての購入はということでご質問にお答えいたしたいと思います。 現在、東口は区画整理手法を取り入れるように考えておりまして、現在まちづくり研究会等で協議されている中では一応六ないし七ヘクタール程度ということでございまして、現在その区域には郵便局は含まれてございませんので、代替地として求めた場合に区画整理の制度上、区画整理区域外に代替地があっても制度上なかなか有効に活用できないという面がございますので、開発サイドの種地としての購入は考えていないところでございます。 ○副議長(松川保彰君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 一般的な区画整理事業ではそれは当たり前のことなのですけれども、駅前の再開発とかという場合には、各地でそういうふうに多少離れたところでも種地として交換をしたりとか、区画整理のある土地の中から交換をしたりとか、そういうことで駅前の場合には特殊事情ということでやっている場合もあるわけです。だから、そういうふうに狭いエリアのことで考えないで、あの地域の住民の中の、桶川市がやる気があるかどうかということについて、確かに東口の駅前については清算事業団の用地を買って、これから始まるということになった。でも、ほかには密集地帯で土地がないわけですから、南小をどうするかという話もありますけれども、あそこをどうするかということを逆に言ったら住民たちが見ているという状況も逆にあるわけです。そのことは一切無視して関係ないよというふうにおっしゃっていくのかどうか、その点についてこれは明確にご返事をいただかないといけないのではないかというふうに思いますので、市長にお願いしたいと思います。 ○副議長(松川保彰君) 助役。   〔助役飯島正美君登壇〕 ◎助役(飯島正美君) それでは、郵便局の跡地の問題についてお答えをさせていただきます。 先ほどご答弁を差し上げましたように、東口の再開発の種地という視点からはその活用ということについては課題がたくさんあるということでございますが、しかしながら、東口の地域の活性化あるいは商店街の活性化、こういった視点からはその跡地の活用ということについて検討することが必要であろうかと、こんなふうに考えておりますし、さらに地域の方々と話し合い等も行いながら、その活用あるいは利用と、こういったようなものも検討してまいりたいと、こんなふうに考えております。 以上でございます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○副議長(松川保彰君) 次、百六十二、百六十三。   〔「なし」と言う人あり〕 ○副議長(松川保彰君) 百六十四、百六十五。   〔「なし」と言う人あり〕 ○副議長(松川保彰君) 百六十六、百六十七。 七番。 ◆七番(高野和孝君) 百六十六の関係で、職員の関係です。お尋ねしておきたいと思います。 まず、教育委員会の部局の中の職員について、県の職員だった方がかなり桶川市の方にいらっしておりますけれども、こういった方々は何人ぐらいいらっしゃるのかということと、給与等の調整や異動などの問題についてはどんなような扱いになっているのかという点でお聞かせを願いたいと思います。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 教育次長。   〔教育次長浅岡淳三君登壇〕 ◎教育次長(浅岡淳三君) ただいまのご質問ですが、少々保留させていただきます。後ほどお答えさせていただきます。よろしくお願いします。 ○副議長(松川保彰君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 百六十七ページ、需用費の関係で食糧費の関係についてお尋ねいたします。 教育費まできて取り上げるのは何事かと言われるかもわかりませんが、時節柄、今各自治体は食糧費を大幅にダウンしているところです。当市においては今年度の予算書を見ますと、多いところで八%から九%減っているけれども、現状維持という状況があったり、ふえているところもあるというふうに見受けられるのですが、この食糧費の見直しをどういう形でなされたのか、この点について伺いたいと思います。これは教育委員会と、この予算上の中の全般的な見方としてもお願いしたいと思います。 以上。 ○副議長(松川保彰君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) 百六十七ページの食糧費のお尋ねにつきましてお答え申し上げます。 今年度につきましては、百十九万四千円ということで、これは私どもの総務課の方で教育委員会の所管部門ということで、教育委員会に関係する課のまとめをやっていまして、その計上をしているものでございまして、昨年は予算額は百三十四万六千円ということで、いろいろ課別に食糧費の中身を全部見直しをしまして、できるだけ必要なものということで、今年度におきましては約十五万二千円ばかり減をさせていただいたということでございます。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) 食糧費につきましての全体的なお話ということで、私の方からご答弁をさせていただきたいと思います。 特に予算編成の中で食糧費に限らずゼロからの積み上げということで、必要な部分についてそれぞれ予算を編成してきたところでございまして、食糧費に限って申し上げますと、本年の当初予算に盛られております食糧費が全体で一千五百七十二万四千円となっております。昨年度につきましては一千六百二十万五千円でございましたので、約三%の比較で申し上げますと減という形になっております。 以上でございます。 ○副議長(松川保彰君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) どこの自治体でも二〇%は減らしているのです、この間の状況を見ると。当市がわずか三%にとどまったということに関して、余りこの食糧費については見直しをしていないのではないかというふうに言わざるを得ないと思うのです。これはなぜこういう傾向なのか、今取りざたされている経費節減の中で一番ここに市民の目が向けられている中で、もっともっとこの食糧費の問題については削減されてよいのではないかというふうに思うのです。この辺がこの程度でとどまったという何か意味合いがあるのか、このことについていま少し詳しくご説明いただきたいと思います。 ○副議長(松川保彰君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) 食糧費に関してでございますけれども、特にご案内のとおり、当市の食糧費の総額に占める割合からいたしますと、まず一番多いのが学童保育のおやつ代という部分がかなりの部分を占めております。これが約五百三十万程度ございまして、それ以外に今回防災の充実ということもございまして、災害用の備蓄用の食糧、これもやはり二百二十万程度ございます。そういったもろもろのものがございまして、特に事業にかかるものについてのウエートが高いということでございまして、先ほど申し上げましたように必要な部分についてはそれなりに整理をさせて、予算措置をさせていただいたというところでございます。 以上でございます。 ○副議長(松川保彰君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 私の指摘は、あえて八%から九%の減を組んでいるという食糧費の提起の仕方しているわけなので、学童保育の食糧費聞いているわけではないのです。 今、一番注目されている行政として使うべき食糧費の問題を指摘しているわけなのです。なぜそういうふうに答弁をはぐらかすのか、よく理解できないのだ、その辺が。そこのところを率直に言っていただきたいと。あくまでも子供たちの食糧費というのは、それはちゃんとお金取ってやっているわけでしょう。 それとは全く見解が違うわけなのだ。そこのところを区別してご説明いただきたいと。 ○副議長(松川保彰君) 助役。   〔助役飯島正美君登壇〕 ◎助役(飯島正美君) 食糧費の関連についてでございますが、企財課長の方からご答弁を申し上げましたのは、あくまでも食糧費の総体というお話の中でさせていただいたわけでございますが、通常何をもって行政という形で食糧費の中にさらに細分化をいたしますと、これは一般論で若干ご議論は出るかと思いますが、大体平成七年度が七百五十万程度あったものを、平成八年度では六百十万程度ということで、従来から私どもその食糧費の積算というものに対してはかなり厳しい対応というものをしてきたというふうに自負をいたしているわけでございますが、さらなる精査という形の中で、大体一八%前後の減と、こういうような形で、さらに食糧費の取り扱いというものについては厳格に対応をいたしていると、こういうことでございます。 以上でございます。 ○副議長(松川保彰君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) 百六十七ページの講師謝礼の関係なのですが、昨年はたしか教育懇談会ということでやられたかと思うのですが、ことしどういうふうになっていくのか、この辺についてお尋ねしたいと思います。 ○副議長(松川保彰君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) 報償費の講師謝礼の関係につきましてお答え申し上げます。 この謝礼につきましては、平成七年度に初めて開催されました、いわゆる臨教審の答申に基づきまして教育委員会の活性化ということで、開かれた広聴活動の一環として多くの保護者の方、また市民の方から意見を聴取しまして教育行政の中に反映していくというようなことが一つのねらいでございまして、平成七年度はある程度こちらの趣旨どおり、目的どおり達成したということでございまして、今年度におきましてはテーマ等につきましては、やはり全国的また市民的課題等のテーマ等々も考えまして、これからの教育委員会の中でその辺も学校の方もご協議させていただきまして、これはPTAの関係もございますけれども、広くそういった方のご意見も聞きまして、今後テーマを設定しまして開催したいというふうに考えております。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) 昨年の実態はどうだったのかということをちょっと改めて、ではお聞かせ願いたいと思います。たしか東西の二会場に分けて、いじめと生涯学習等についてパネルディスカッションを行っていくというふうに当初では言われていたのですが、実際こういったことがやられたということでいいのでしょうか。そして、効果は得られたというふうな今言い方もなさったのですが、具体的には広く市民の広聴活動の一環だということなのですけれども、こんな中でどんな人たちが参加して、どんな意見が出されてきて、どのようにとらえて、どのように今後生かしていくようにしたのかと、この辺についてお尋ねしたいと思います。 ○副議長(松川保彰君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) 今年度行われました教育懇談会の概要でございますけれども、JR高崎線の東西分けまして二回行いました。第一回目は東側で、十月七日の土曜日、それから西側二回目二月三日土曜日と、平成八年ですね、行いまして、おおむね二回延べ百四十名の出席いただきました。参加者の方でございますけれども、保護者の方、それから一般市民の方、それから学校の先生、それから執行部の方として教育委員会の委員、それから課長以上の職員ということで行いまして、テーマとしましては家庭の役割、学校の役割ということで、学校週五日制完全実施に向けての意見聴取ということでテーマ設定しました。 主な参加者の意見を申し上げますと、完全に土曜日休みとなり、先生方が今以上に余裕がないと。余裕がない先生が子供にゆとり持てるような教育ができるのかどうかということで、これは学校の先生の方でカリキュラムを減らしてまでやるということで、非常にその辺の先生方の苦しい状況も胸のうちを明かしたということもございます。 それから、子供たちを地域に返して学校でないところでいろいろな子と遊ばせようということがあるが、実際のところ受け皿がなくて、子供たちが自分で見つけることができないということで、そういった受け皿がやはり必要ではないかというようなこともございます。 それから、地域のボランティアでやっているお父さんからの意見でございますけれども、子供がサッカーをやる中で学校で教えてもらわないとか、年上の人との接し方のマナーやルールを遊ばせてもらいよかったというようなことも意見ございました。 まとめとしまして、やはり学校は知識とか技術を教えると。 それから家庭では情の部分とか、そういったしつけの部分を教えると。それから、地域でもやはりそういった社会生活的なものを教えていくということで、それぞれの役割分担をして、お互いに連携をとりながらやはりやっていけばよろしいのではないかというようなことでございまして、家庭は学校に求める、学校は地域に求めるということではなく、家庭は自分たちがこういうことできるという役割を確認して大事にしながらうまくつながっていければよいのではないかというふうに考えるということで、いろいろ今述べましたのは一端ございますけれども、大変貴重な意見をお伺いしました。これらの意見を尊重しまして、今後教育委員会の中、それから上層部でございます教育長会、教育委員会連合会等にそれらにつきましてもいろいろと要望していきたいというふうに考えています。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 教育長。   〔教育長青山孝行君登壇〕 ◎教育長(青山孝行君) 保留になっております高野議員さんの職員の関係でございますが、県からまいりました職員は十名でございます。十名はほとんど指導主事、学校からでございます。そのうち一名派遣社教というのございまして、これは県の身分で県が給料を出して桶川で勤めているという、そういう者が一名おります。 以上でございます。 ○副議長(松川保彰君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) そうしますと、この給料の扱いは桶川の方に派遣になると桶川市の給料表ということで、差が出ると思うのですけれども、その辺の対応というのはどんなふうにされているのかということと、人事の方でいろいろ学校と違いまして教育委員会部局ですね、この辺で人事のシーズンですけれども、どんなようなこれは打ち合わせというか、調整をされた上で異動がなされるのかという点について教えてください。 ○副議長(松川保彰君) 教育長。   〔教育長青山孝行君登壇〕
    ◎教育長(青山孝行君) 教育の格付につきましては、今議員さんご指摘のように桶川市の給料表に従いますので、総務部の方で格付をしていただきますが、大体スライドをする形でございます。現に持っております教職員の給与をこちらで保障するという形をとっております。 それから、人事の関係でございますが、ご存じのように県の人事、特に教職員の人事は大変早ようございますので、十二月ぐらいからスタートしまして、一月、二月でほぼ固まる時期でございますので、その時点で県の教育委員会と協議いたしまして、こちらの定数との関係あるいは教育委員会からまた学校の現場へ出るという関係の調整をいたしまして、任用協議という形で私どもお預かりする形をとっております。 ○副議長(松川保彰君) 次、百六十八、百六十九。   〔「なし」と言う人あり〕 ○副議長(松川保彰君) 百七十、百七十一。 七番。 ◆七番(高野和孝君) まず、一番上のところの賃金、特殊学級補助員の関係について、各学校ごとのこの予算での配置についてお聞かせ願いたいと思うのです。それで、勤務の形態、どういう勤務の日数になるのか。それから、従来の卒業式とか、各行事等への参加状況が、これがどうなったかという点についてご説明を願いたいと思います。 それから、この下にあります、この賃金の一番下に日本語指導担当教員というのがありますが、この関係で、この方の勤務日数、時間等、それから関係して指導するべき外国人子女あるいは帰国子女等ですか、ちょっとその辺ありますが、どんなぐらいの人数がいるのかという点を教えてください。 それから、百七十一ページの下に来まして、これは後援会費の関係があります。盲・聾・養護学校後援会費、この関係で桶川からこれらの学校に通っている子供たちの人数について学校ごとに教えてください。 それから、この一番下の中学生海外派遣事業の交付金の関係ですけれども、実施をした成果ですね、それから、実施をしてその後のフォローというのでしょうか、全体へのいろいろな報告とか成果の反映とか、そういった点についてどんなふうにフォローがされているでしょうか。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 教育委員会教育次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、今のご質問に対しまして随時説明させていただきます。 最初の特殊学級の補助員の関係でございます。まず、予算から見たこの配置ということでございますけれども、これは基本的には学校の要望というところで私たちは配置を考えるということでございます。今のところ学校の方で出てきているのが北小から二名、そして東中も出てきたのですけれども、今ちょっと学校の方で保留という形になっております。私どもは大体二人から三人、当初では考えております。年間では五人程度の予算を見積もらせていただきました。 二番目の勤務の形態でございます。これは原則としてでございますけれども、月曜日から金曜日までが午前八時二十分から午後三時二十分まででございます。土曜日は八時二十分から零時、十二時二十分まで、四時間ということであります。 そして、その次に行事への参加はどうだということなのでございますけれども、これ平成七年度合同学習というのがサン・アリーナで開かれました。そのときに補助員さんにも一緒に参加をお願いしたという、そういう経過がございます。そして、八年度でございますけれども、一応原則として学校側の方で必要であれば参加していただくと、そういうふうに考えております。 二番目の日本語指導の関係でございます。まず最初に、勤務日数等でございます。これは一日三時間程度で週三回ということで考えております。一日当たりは六千円でございます。なお、七年の経過でございます。七年度は一人、これは平成八年の三月十五日に終了しております。 そして、その次に帰国子女あるいは外国人子女の数でございます。これをこれから申し上げます。まず、帰国子女の関係でございますが、小中別に申し上げます。今のところ中学校で八名、小学校で十七名、帰国子女の数であります。ちなみに、ほとんど在外施設に通っておりますので、日本語の指導というものはやっておりません。その次に、外国人の数でございます。 これが全部で十二名いらっしゃいます。そのうち中学校が六名、小学校が六名であります。 その次に、盲・聾・養護学校の関係で申し上げたいと思います。人数、学校別に申し上げます。上尾の養護学校に二十六名、岩槻養護学校に四名、それから宮代養護学校に八名、それから大宮聾学校に四名、現在桶川から通っていらっしゃいます。 その次に、海外派遣の関係でございます。まず実施した成果でございますけれども、こういうような報告書ができて、関係の学校あるいは参加された子供たちに配布したのでございますけれども、この子供たちの感想を読んでみますと、るる申し上げることはいっぱいあるのですけれども、非常にみんな子供たちはとにかく言葉ではないと。やはり頑張るのだ。そして、相手の気持ちになって一生懸命考える、そして行動する。そういうことで非常に言葉が通じなくても気持ちは通じた、そういうふうに、本当に子供たちの生々しいというか、本当に新鮮な感動というものが彼らの感想文から非常に伝わってまいりました。 これは子供たちの問題だと思います。 それからあと、私も実は一緒に行かせていただいたのでございますけれども、私自身も非常に子供たちにしり押しされたというか、どっちかというと本当に人前に出るのも恥ずかしい、余り得意ではないのですけれども、子供たちの頑張りに私も頑張ってまいりました。そのおかげでブリスベンなのですけれども、ブリスベンの子供たちがお世話になった学校があるのです。 マーチンスクールというのですけれども、そこの校長先生が秋にはわざわざ尋ねてきてくださいました。それで文通もやりとりして、そういうふうに非常に向こうの学校との関係も非常によくなってきたかな、そういうふうに考えます。 それからあとフォローの関係でございますけれども、これ、帰国報告会もやりましたし、あと各中学校で九月にほとんど文化祭というものが開かれます。そのときに子供たちが全校の前でお話ししたり、あるいは学年集会でお話ししたりとか、そんなようなこと、あるいは写真を張って廊下に展示するとか、そういうふうにして一生懸命子供たちなりに行ってきた成果を一人でも多くの友達に伝えよう努力しているという、そういう報告も受けております。事実私も見に行かせていただきました。 それが中学生の海外派遣の成果と反映ということでございます。 今度、フォローでございますけれども、第一回目は非常にご父兄の方の評判もとてもいい評判が入ってきますので、私は大成功だったと、そういうふうに自負しているのですけれども、ことし当初の予算通過すれば、より充実したものに、もっと向こうの今度は子供と学校との交流の日にちをたった一日でも二日でもふやそそうかなと、そういう内容的にもうちょっと中身の濃いというか、向こうの子供たちと交流する場を設定してみたいな、そういうふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(松川保彰君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) まず、日本語指導についてですが、どういう格好で、例えば一クラスの人数、どんな格好で指導がされるのかという点を説明してください。 それから、外国人子女は小中学校ごとに国ごとに明細を教えてください。 それから、海外派遣でありますが、やはりどこかご苦労の跡が言葉の中に感じられます。本当にご苦労さまでした。市民の反応もいろいろありまして、一つは二年生ですか、これは。進学等の関係で、そういう点でも影響というものがあるのではないかと、参加者の中で。そんな心配もあるのではないかと思うのですが、その辺はいかがなのでしょうか、二年生が参加をするという点で。 それから、向こうでの交流、生活体験でありますが、ホームステイして体験をするということで、言葉の問題についてはどんなような選考の中で、あるいは準備の中で配慮がなされてきたのかと。たまに話ししているのを聞くのですけれども、かなり中学生でもいい発音で流暢にしゃべっているのを聞くこともあるのですけれども、我々の時代と随分その辺の会話が違うような現状だと思うのですが、言葉の問題についてどんなふうに対策をこれからとろうとお考えなのでしょうか。 それから、今後学校との交流という点でありますが、交流ということになると向こうに行くことと、向こうから呼ぶということになりますが、それに関係してコーディネートする人材なり、コーディネーターがどなたかアドバイスしてくれるような方がいるのかどうか。それから、向こうでの受け入れ態勢、こちらでの受け入れ態勢、この辺についてはどんなふうにお考えなのか、ご説明をお願いします。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それではまたお話をさせていただきます。 最初、ちょっと前後してしまうのですけれども、一番最後の交流ということについてお話をさせていただきます。実際、最終的には今議員さんがおっしゃったような形が一番ベターかなとは思うのですけれども、とりあえず去年から始まったばかりですので、何とか桶川の子供たちが外国に行って体験すると、それが今一番の大きな目的でございます。 コーディネーター関係でございますけれども、先ほどのお話の中でもちょっと出てきたのですけれども、ブリスベンのお世話になった学校の方が非常に、日本にもかなりよく来る方のようでございまして、そういう中で私ども教育委員会といろいろ向こうでの子供たちの交流のあり方、詰めていきたいな、そういうふうに考えております。 そして、二点目の英語ですね、これ事実中学校二年生ですので、非常に英語というものも事実選考の一つの材料として英語ができる、できないというものは問題にしませんでした。とにかく積極的である、明るい、それからとにかく我慢強い、この三つを選考の一番のベースにして、そして十二校の校長先生方に全部手伝っていただいて面接をしていただいたということでございます。そして、その英語の指導でございますけれども、事前に六回ほど研修会を開きました。これ、放課後四時過ぎから六時ぐらいまでやったと思うのですけれども、その中で簡単な英会話あるいはオーストラリアの習慣とか、あるいはもろもろのそういうものを英語科の指導主事あるいはAETの方を中心に勉強しました。そういうふうにやってまいりました。 それから、だんだん話が先の方、ちょっと恐縮なのですけれども、進学に影響ある云々というのですけれども、これはあくまでも、もしそういううわさがあるとすればうわさであって、そういうことはあり得ないということは、もうこの場でも断言して私はいいと思います。こんなことで進学に影響あるとすれば、これはない方がいいわけですので、これはもうないと、そういうふうに私は言い切れると思います。 それからあと、日本語指導の勤務の実態ということでございますけれども、これは外国人の方の小学校のあるクラスに在席しているのですけれども、その時間日本語指導の方とマン・ツー・マンになりまして、それで一日約三時間勉強、日常会話、日本語の会話でございますね、そういう勉強をするという形であります。ですから去年の場合には一人だけでしたのでマン・ツー・マンということなのでございますけれども、その前の年は二校にありまして、ある学校は複数にして、複数といっても兄弟二人だったのですけれども、そういうふうにしてほぼマン・ツー・マンに近い形で指導をしてくださっております。 それから、最後に国ごとの数ということでございます。申し上げます。国が前後すると思うのですけれども、これお許しください。ブラジル三、フランス二、フィリピン二、中国二、韓国三、以上でございます。 ○副議長(松川保彰君) 十八番。 ◆十八番(横川盛助君) ただいまの百七十一ページの中学生海外派遣事業でございますけれども、今、答弁を聞いて非常に大成功ということで、まことに結構だと思うのですが、これは去年、ことし、来年と相当長いスパンでやれるものだろうと思いますが、そこで、ことしこういうプランニングをなさるわけですが、大成功は結構なのですが、静かに思いとすれば、非常に派遣事業の中で昨年のプランニング上反省点があったよと、あるいはいい点もあったよと、こうやっぱり仕分けができるかなということがあれば、そういうものをことしの事業化に向けてどのように反映されるのかどうか、それが一つです。 基本的に今質問がありましたけれども、やっぱりお互いにギブ・アンド・テークということがいずれ出てくるのだろうと思いますけれども、一年、二年目ですから、それはそれとして今後の課題だろうと思いますが、それで、ことしの事業内容、固まっているのだろうかなということなのですが、予算もついておりますので、それなりのバックグラウンドがあるのかなと。 くどいようですけれども、派遣先、国、それから時期、期間、人数ということ。以上の二点をお尋ねをいたします。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは説明させていただきます。 まず、一点目のよい点、悪い点、そしてことしのそれらに対する解決の方策という、それでございますけれども、一番の反省点は向こうの学校に行きまして、向こうの学校の授業中にお邪魔するわけなのでございます。ですから、授業をずっと見たり、それで、向こうの先生のお話を聞くということですので、今年はぜひとも、これからの相談なのですけれども、向こうの学校の子供たちと一緒に、日本語教室もあるようですので、そういう中で何とかアクティブリーですか、一緒にアクション、活動する、そういう場を設定してみたいな、そういうふうに考えております。あるいは音楽ですとすぐ一緒になりますので、そういうような、何かあるのではなかろうかなと、そういうことで考えております。 そして、二点目のことしの計画の実際でございます。これもことしと同じように一応計画をしております。そして、大体派遣の人数は各学校また同じように二名ずつということであります。そして、期間でございますけれども、これを今のところでございますけれども、十一日間とする予定であります。つまり今私が申しましたようなことを向こうに行ってしたいと、そういうことであります。ですから、九日間から十一日間を予定しております。そして、派遣の時期は去年と同じです。八月の上旬に出発する予定であります。 以上です。   〔「なし」と言う人あり〕 ○副議長(松川保彰君) 次、百七十二、百七十三。 七番。 ◆七番(高野和孝君) 百七十二ページの交付金の関係で、二つ載っておりますので、この内容についてご説明をお願いします。 ○副議長(松川保彰君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、百七十二ページの十九節についてお話をさせていただきます。 まず、最初の防災教育研究事業交付金でございます。これは目的、概要等は新規事業のところに書いてありますので、ちょっと省略させていただきますけれども、まずこの背景でございます。阪神・淡路の大震災から地域と学校とが何とかよい関係を保っていたところほど避難場運営が成功したようである、そういうふうに私ども聞いております。つまり学校を大事にした地域と人々が学校によって救われたということかなと私は思っております。これは日本の教育文化の特徴でもあるわけでございます。そういう中で、学校はこの突発的かつ局限状態で危機管理をも想定しておく必要があるのではなかろうかと。そういうために研究していただくということでございます。つまり学校の中で何が求められ、教職員はそういう場所で局限状態でどのような役割を果たすことが地域から期待されているのかなと、そういうのを考えまして、日ごろから災害にどのように備え、どのような役割をとっておくべきかを研究していただく、そういうことが重要である、そういうふうに考えまして予算措置をさせていただいたわけであります。もちろん市内の校長先生方ともじっくりお話をさせていただきます。そして、各学校が二十万円当たり、十二校でちょうど二百四十万円ということであります。特に無秩序の状態の中で、特に教職員のリーダーとしてのソフト面の役割が大きいのではなかろうかということで、学校では非常災害時に柔軟に動けるよう組織づくりを行い、体制整備をしていただく、そういうための交付金であります。 二つ目が学習指導委嘱課題研究事業交付金、これでございますけれども、これは各学校がその学校の子供の実態あるいはこの地域の特色、状況、そういうものを加味しまして、必ず年度当初に課題研究というものを行っているわけであります。これは十二校全部課題研究をやっております。その中で、研究を進めていくに当たってのもろもろの諸費用、そういうことが学習指導委嘱あるいは課題研究事業の交付金ということであります。 その中で、課題研究の中でもちろん同じ、学校の名前出して恐縮なのですけれども、例えば桶川の南小が図工と福祉教育、これ学校の課題だということで平成七年度はやっております。豊かな心を持ち、生き生きと表現する児童の育成ということで、一人一人がえがく喜びを味わう指導法の工夫と、そういう研究やる上でのお金なのでございますけれども、例えば南小が、それではこれを一緒に市の研究委嘱を受けようかとか、あるいは県を受けようか、そういう場合もあり得るわけでございまして、委嘱を受ける受けないにかかわらず十二校に研究のお金交付するわけでございますけれども、そのほかに市あるいは県からの委嘱を受けた場合にもこれに充当してここからお金を出すということであります。大きく分けまして、課題研究のための消耗品でございますね、これが一点あります。それから、全部十二校が一年まとめて研究記をつくりますので、その資料としての印刷あるいは製本費も含まれております。それから、各学校ではもちろんこの課題研究を解決するために、授業研究会というものが一番大切なので、定期的に授業研究会をやっております。 この授業研究会をやったときの講師の謝礼でございますね、外部から来た場合でございます。そういう謝礼のお金もこの中に入っております。これが学習指導委嘱あるいは課題研究授業の交付金であります。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) 百七十三ページの需用費の関係なのですが、昨年空調設備をつけてもらったけれども、電気代がないということで使わなかったという話が確かありました。そういった中で、大幅にふやしたよという答弁もあったと思うのですが、実際にこの光熱水費が昨年からもちろん上がっているわけなのですけれども、多く計上してあるのですが、具体的にはどんな形で幾らぐらい電気代を見込んでここにプラスされているのか、これについてお聞かせ願いたいと思います。 それから、この光熱水費でいいのかどうかちょっと正確にはわからないのですが、先ほど体育館のルックスを調べていただいたところ、非常に基準に満たないものが多かったわけなのですね。それで、実際に教育活動ということでは支障がないという話もあったのですが、日常的にこの体育館というのは、使うときに昼間でも電気をつけて使っているのではないかなというふうに思うのですが、使い方はどうなのでしょうか。 それとあわせまして、非常に教室のルックスが心配になってきたのですね。それで、本来だったならば年に一回こういった教育環境についてのきちんとした調査もされていかなければならないと思うのですが、各校の、これはたまたまここは小学校ですから小学校だけでもいいですけれども、この辺がどのようになっているのか、お知らせ願いたいと思います。 ○副議長(松川保彰君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) お答え申し上げます。 需用費の光熱水費のお尋ねでございましたけれども、ことし大幅にアップしたというふうなご質問でございますけれども、昨年度は当初予算額としまして六千五百万計上させていただきまして、今年度は七千百五十六万ということで、差額として約一割程度増額しております。やはりこの中で電気料金が主な増の要因でございます。 それから、体育館等の照度のお尋ねがあったわけでございますけれども、体育館につきましては、天気のぐあいによりまして、明るいときにつきましては電灯をつけないでやっているということで、その辺の状況によりまして電灯をつけてやる場合もあるというような状況でございます。 それから、教室のルックスのお尋ねがあったわけでございますけれども、学校では学校環境衛生基準というのがございまして、定期的に照度の検査を行うということが義務づけられまして、各学校等お聞きしましたところ、教室内の照度につきましては二百ルックスを下限を下回らないというようなことございまして、それからいきますと全学校がそれをクリアしているというような状況でございます。ただ、学校側の要望によりまして、多少天気のぐあいによりまして二百ルックスを下回るとか、ちょっと暗いというような状況ございまして、平成七年度におきまして三校、東小と南小と加納小、この三校につきましては蛍光灯の増設、それから今の蛍光灯に器具をつけて照度をアップするということで、シルバーラックスというような製品がございますけれども、そういうものを器具をつけてアップしたということで、逐次学校の状態にあわせまして改善を図っているというような状況でございます。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) ぜひ体育館につきましては、昼間電灯をつけないでやるのだけれども、暗いときはつけるということなのですが、改めて私は昼間の電灯をつけない状況でのルックスが本当に二百に満ちているのかどうか、この辺についてはきちんと調査をした結果をまたお知らせしていただきたいというように思うのですが、いかがでしょうか。 それから、教室のルックスについては、やはりはかる時期というのが大きく左右すると思うのです。そういった点では、雨の日、曇りの日、それから窓ぎわよりかは真ん中に入ったところということでありますから、そういった点ではきめ細かにやっていただいて、今回東小、南小、加納小がかなり暗かったということが明らかになっているわけですから、改めてこういったことを周知徹底して、そういった照度については満たしていただくようにもう一度学校の方にも言っていただきたいと思います。特にこの辺については個人の感覚の差というのもありますし、気がつき方というのでしょうか、きめ細かに気がつく人とそうではないという、いろんな場合がありますから、こういった実態があるということから、改めて全校でやっていただきたいと思うのです。 これについて、今小学校の学校管理費の中なのですが、中学校についてもいかがでしょうか。ついでにお尋ねしたいと思います。 それからあと、各教室だけではなくて、図工室とか家庭科室とうのがありますね、こういった特殊教室についてもこの辺の照度については検討していただけているのでしょうか。 あともう一つ、いじめについてなのですが、引き続きいじめの問題につきましては、大きな、   〔何事か言う人あり〕 ◆二番(加藤千穂香君) 学校管理の中でやってはいけないの。いいではないの。 ○副議長(松川保彰君) 質問者に申し上げますけれども、予算の事項別明細でやっておりますので、それに従って聞いていただきたいと思います。 ◆二番(加藤千穂香君) では、学校管理、現実にはどこで聞いたらいいのですか。教えてください。   〔「いいのだよ、学校管理だから」と言う人あり〕 ◆二番(加藤千穂香君) 学校管理だからいいのではないですか、総体的に見て。 もし、そういう点では教育振興に入るのでしたら、教育振興費の方でやらせていただきますが、そんなにこれ項目がないのですね、目が、小学校の費用というのは。そういった点で学校管理だからいいのではないでしょうか。   〔何事か言う人あり〕 ◆二番(加藤千穂香君) つい先だってもありましたから、改めて言うこともないかもしれませんけれども、件数も明らかにしていただきたいですし、その後解決に向かって動き出しているという話もあったかと思うのですけれども、卒業も迎えましたし、その辺についてどうだったのか、改めてお聞きをしたいと思うのです。 それからもう一つは、やはりいじめの実態だとか、そういったことについて、私かつてアンケートをとってみたらどうかという話をしたのですけれども、かえってまずいという話もありましたけれども、でも実際にそういった点ではあらゆる形をとってこの実態をつかんでいくことが必要だと思いますので、どういった形で今後ともこのいじめについてはその実態を深くつかんでいく対策をとっていこうとしているのか、この辺についてお尋ねしたいと思います。 ○副議長(松川保彰君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) 照度の関係につきましてお答え申し上げます。 一点目の体育館の照度につきましては、ご指摘のとおり天候のぐあい等も見まして、その辺の学校につきまして調査をしていきたいというふうに考えております。ただ、うちの方で今いただいている資料でいきますと、日中は二百ルックスを超えているということでございますので、ご承知おきいただけれればと思います。 それからもう一点、教室の照度のはかり方というようなお尋ねがあったわけでございますけれども、教室の照度のはかり方につきましては一定のルールがございまして、教室をセンターに分けまして、窓ぎわから一メートル、それから片方の窓ぎわ一メートルということで、都合九カ所計測するということになっておりまして、計測の位置としては机上、机の上というようなはかり方をしているところでございます。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、お答えさせていただきます。 最初に、いじめの件数でございますけれども、これは先の一般質問のときにも申し上げたかと思うのですけれども、三学期、一月四日から三月四日現在でございますね、それで小学校が六件、中学校が二件、そして小学校が今観察中ということが一般質問のときのお答えでございました。そして、実は終了報告が各学校からきょう上がってきたのですけれども、いじめについては、私の方に、まだ続いているとか、そういうことはありませんでした。これが一点でございます。 そして二点目に、今後のこの対策ということでございますけれども、具体的なお話を申し上げたいと思います。これはある市内の学校がやっていることでございますけれども、まず各委員会の機能をかなり掘り下げた委員会をやっております。つまり生徒指導委員会あるいは臨時不登校あるいは臨時いじめの対策委員会、それから教育相談部会、そしてもちろんですけれども、これはもう何回も申し上げているのですけれども、担任、養護教諭、部活動の顧問、それらを含めた組織としての取り組みと、それとあと一つは、この学校でございますけれども、臨時の委員会というものを縦ではなくて横に関連づけて随時プロジェクトチームをときにはつくったりして、そして情報収集あるいは現状分析、指導方針を決め、そしてプログラムを作成する、それとまた情報交換、その繰り返しでやっていられる、そういった学校もございます。 以上でございます。 ○副議長(松川保彰君) 二十五番。 ◆二十五番(飯野信子君) 百七十二ページ、貸付金の入学準備金ですけれども、平成七年度より増額されまして、今年度申し込み者が多かったようにお伺いしたのですが、平成七年度の利用状況をお聞かせください。 また、今年度のこの予算の予定、何名分を見込んでいらっしゃるのか、予定をお聞かせいただきたいと思います。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、お答えさせていただきます。 本年度は非常に実は多かったわけでございます。そして、今のところ決まっていますのが大学生が五名、高校生が四名でございます。ただし大学生のうち二名はまだはっきりしないと、当落がわからないということで、とりあえずそういうことでございます。 そして、ことしは増にしまして、ことしの平成七年度の申し込み状況の中で増にした方がいいではないかと、そういうふうに考えまして、大体いつもに比べて、たしか約三百のはずですので、二人ないし三人ぐらい増になるかなと、そういうふうに考えています。 ○副議長(松川保彰君) 二十五番。 ◆二十五番(飯野信子君) ありがとうございました。 そうしますと、この大学生五名と高校生四名のほかには申し込み者はなかったのでしょうか。申し込みされた方が全員今回貸付金を受けられたわけでしょうか。 ○副議長(松川保彰君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、申し上げます。 先ほど大学生が五名、高校生が四名ということですけれども、申し込みの件数ということでよろしいわけですね。申し込みは大学生が七件ありました。高校生が五件ありました。その中で先ほど申し上げた数がことしの準備金の該当者ということになります。 以上です。 ○副議長(松川保彰君) 暫時休憩をいたします。 △休憩 午後四時五十六分 △再開 午後五時十分   〔副議長、議長と交代〕 ○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 九番。 ◆九番(北村文子君) 学校管理費なのですけれども、九十六年度の予算の中で、修繕とか備品とか、そういうものについて、PTAに依存している部分がどの程度あるのでしょうか。 それと、先日も質問しましたけれども、例えばガラスが破損して、残りがないとかということで、子供たちに、これからは自分で払うのよというふうに学校の先生が言うという状況が三学期になると出てくると。そういうのはやはり学校同士でバランスが悪いという場面も出てきますので、そういう部分については例えば補正予算で組んでいくとか、そこでむやみやたらに子供を締めつけるというようなことが、わざと割る子はいないわけですから、そこは子供を信頼して、補正予算で組むような姿勢というものがあってしかるべきだと思うのですが、その点はいかがでしょうか。 それから、役務費の中の損害賠償責任保険掛金なのですけれども、これは市長会の保険でしょうか。保険の中身についてちょっと伺いたいのですけれども。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、賠償責任保険掛金の方からお答えさせていただきます。 これは大きく二つございます。そして、まず学校教育課関係の方のみ申し上げます。学校教育課関係では、一人十五円で、これ後で中学校でも出てまいりますけれども、十五円で児童生徒分で一つあります。正式の名前はこれ賠償責任保険というわけでございますけれども、この内容は簡単に申し上げますと、子供が、児童生徒が故意でないということです、偶然加害者なってしまった、あるいは物を壊してしまった、そういう場合に適用される保険ということでございます。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 保健体育課長。   〔保健体育課長林保次君登壇〕 ◎保健体育課長(林保次君) 賠償責任保険の中身についてご説明いたします。 内容的には、通称四型のD型と申ます。死亡時で一億円入っております。また、交通事故等含めて事故が起きたときの場合の入院の見舞金が出ます。一応申しますと、五日以内で一万円、六日から十五日以内が三万円、十六日から三十日が六万円、三十一日から六十日が九万円、六十一日から九十日までが十二万、九十日以上が十五万円と、一応そういうことでございます。 ○議長(岡地義夫君) 総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) お答え申し上げます。 需用費の中で修理備品というようなことでご質問ございまして、PTA等に修理備品が依存しているのではないかというようなお話ございますけれども、これらにつきましては当然公費が負担というのが原則でございますので、もしもそのようなことがございましたならば、懸念があるようでございますれば、今後校長会等通じまして、そのようなことがないように是正をしていきたいというふうに考えております。 それから、ガラスの関係につきましても、十分な予算を今後組んでいきたいというようなことを考えておりますので、この中でできるだけ対応を図っていきたいというふうに考えております。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) そうすると、賠償責任保険なのですが、これは安全会とは別のレベルで、要するに加害者になったときに損害賠償を請求されたときに支払うのと、物を壊した場合、例えば学校ではなくて、よくあるのですか、学校の窓から周辺の家に物を投げて壊したとか、そういう部分にも適用されるということと理解していいのでしょうか。 今年度どの程度のお支払いがあったかということについても伺いたいと思います。 それから、公費負担のことについてですが、不足の場合には補正の姿勢があるというふうにとらえてよろしいでしょうか。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) 今議員さんご質問の二点についてお答えさせていただきます。 まず、一点目の適用ですけれども、例えば例で申し上げますと、授業中でサッカーの時間ボールをけって石が一緒に外に飛び出して、そして自転車に当たってけがをさせたと、そういう例もあります。そして、あるいは校庭で大なわとびというのでしょうか、していて石が飛んで、来客者の車に当たってしまったと、そういうケースもございます。そして、これ平成七年なのでございますけれども、朝礼の帰りにクラスに向かう途中つまずいて前の子供にぶつかって、前の子供が歯を損傷したというケースがありました。それでも適用されました。そういうのが適用の例でございます。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) ガラスの予算の関係でございますけれども、需用費関係等につきましては学校にある程度配当しているというような状況でございまして、今年度かなり増額をしていただいたというようなことがございますので、できだけ需用費の中で十分賄えるということで考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 百七十四、百七十五ページ。 十八番。 ◆十八番(横川盛助君) 百七十五、それから百七十四の続いていますが、その百七十五ページの十八節、備品購入費のコンピューター教室備品でございますが、これは先日の説明では西小、東小にパソコン導入という新規事業だということで注目しているわけですが、事業概要では、情報化の進展に対応するということで、それなりの理解はできるのですが、そこでまず三点ほどお尋ねしたいのですが。 まず、この機種ですね。これパーソナルコンピューターだと思いますけれども、当面小学生が使うわけですけれども、やがて中学校に入っていくという過程を踏むだろうと思うのです。 このコンピューターの場合は相性というのですか、機械の相性、それから関連性というのがいろいろあるようなのですけれども、この導入機種の選定に当たってこういった問題がどの程度考慮されるのかどうか。 それから二番目、台数ですが、これは先般の説明では二十台ということに聞いておりますが、二十台もいいのかもしれませんが、クラスでいくと二十人編成というのはないと思いますが、一人一台ということでもないのでしょうけれども、そういう意味で、台数的に教育的な配慮上問題ないのかという点が二点目。 それから三番目は、これは学習カリキュラムにどのように組み込むか。いわゆる五日制が今実施されている中でのことですので、この辺のお考えはどうなのか。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) コンピューター教室の備品の関係につきまして、お答え申し上げます。 機種というようなお尋ねでございますけれども、ご指摘のとおりいろいろな機種がございまして、今の学校にコンピューター検討委員会というのがそういった専門の先生方を中心にやっているわけでございまして、今後その辺の機種の選定につきましては、それらと選定委員会等をつくりまして、どのような機種がよろしいか、他市、近隣市でも既に導入している状況でございますので、その辺を加味しまして決定していきたいというふうに考えております。 それから、二点、三点目につきましては学校教育課長の方からご答弁させていただきます。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、二点ほど。一点目は、台数問題ないのかということ。それから三点目のカリキュラムにどういうふうに組み込んでいるのかと、この辺でございますけれども、一緒に、今小学生がどういうものをパソコンでやろうとしているのか、そういうお話の中でご理解賜りたいと思います。 小学校のパソコンを導入する内容でございますけれども、学習指導要領では、なれ親しむ、ただこれだけでございます。ところが、このなれ親しむの意味でございますけれども、簡単に四つほど挙げてございます。こちらから働きかけて入力しないことには出力が期待できないということをしっかり覚えていただくという、本当に単純でございますけれども。二番目は、入力に対しては即座に出力があらわれて、機器と自分との相互作用ができるのだという実感を味わせたいと。その次に、文字や数字だけでなく、図形でも静止画や動画でも画面上に表示することができること。そして最後に、変換や取り消し、検索なども自由にできることをコンピューターに親しむ中で児童が感じとっていくと。そういうことが内容でございます。それをさらに具体的に申し上げますと、数字や文字を打ち込んだり、あるいは日本語のワードプロセッサー的な使い方もする場合もあるかと思います。あるいは角度や図形を学ばせたり、お絵かきに使ったりと、これがさまざまな場面で遊びの道具として使わせることが基本となるということであります。したがいまして、一人に一台というのが一番ベターかもしれないのですけれども、いろいろな近隣の動向を見ますと今のような台数ということで実際使っている学校が圧倒的に多いということでございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 十八番。 ◆十八番(横川盛助君) なれ親しむということなのですが、これは初めてのトライアルアンドエラーであるとは思いますけれども、それで中学校の場合は相当徹底しているというか授業に入って、皆さんなじんでやっているわけですが、小学校の場合なのですが、要するにご指導なさる学校の先生方の指導に待つところが多いのだろうと思うのですが、その辺の学校側の、いろいろ準備されていると思いますけれども、その指導体制はどうなっているのかという点。 それから、月並みですけれども、これは二千二百万ぐらいの予算がかかると思うのですが、これがコンピューター導入についての契約の形態はどんなことになるのか、その二点を伺います。 以上。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) コンピューターにつきましてお答え申し上げます。 ソフトウエアー、機種、機械一式等につきましては、一年間の借り上げを予定しております。 それと、契約の内容でございますけれども、指名競争入札ということを予定しております。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、残った指導体制はどうなのかと、そういうことについてお答えさせていただきます。 本市の教育委員会では、過去三年にわたりまして教員対象の初心者向けのパソコン入門講座といういものを毎年開いております。そして、今現在平成七年度では全員の職員にとりあえず一回は研修が済んだと、そういう状況でございます。これからも、感想文等も全部集めてあるのですけれども、かなり学校帰ってからも使いたいとか、いろんな感想がありますので、それを大事に、ますます研修会を充実をさせていきたいと、そういうふうに考えます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 今のコンピューターの関係なのですが、これでいきますと四人に一台という計算になるのですけれども、なぜこのように予算を削減してしまうのかというふうに思うのです。二十台を二校で割り振るわけですから、その辺がちょっと理解できないのですが、こういう予算の組み方について伺いたい。 それと、私ども文教委員のときに先進市を学んだときに、このコンピューターについてはそれぞれ児童生徒が、今のなれ親しむと遊びの道具して使う上で、一人に一台という教室の配置になっていましたね。そういった内容からすると、桶川市はなぜ最初スタートから、中学校の場合はそれぞれ一人一台という対応ができるにもかかわらず、小学校がこのような状況なのか。 それと、あとは教育予算全体の問題で、今年度は当初予算の中で占める割合が一一・二%と、学校予算については減っていないよという説明があったのですけれども、実際今この問題については何年か前にも議論したのですけれども、なぜこの教育予算がわずか一一%台で低迷するのかと。昨年上向きになったなと思ったら、もうことしは一挙に下げてしまうとういう傾向で、それぞれの事業の少ない教育予算の中で事業の取り合いで、ことしは生涯学習に力を入れるからそっちの予算でほかはがくんと減ってしまったり、これではやっぱり教育全体の振興発展にならないと思うのです。そういう意味で、この教育予算というのは通常平均的なベースでいくと一七、八%前後が妥当だというのが教育長の答弁でもあったとおりなのですが、この点からすることしはいかに低いかと、また埼玉のワーストファイブの中に入ってしまうのではないかなという懸念もあるのですが、この点の見解を市長自身にも伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) コンピューターの台数の関係につきましてお答え申し上げます。 私ども説明の方が不足したということでございますけれども、東小、西小含めて一校当たり二十二台ということは四十四台ということでございますので、国のコンピューターの新整備方針に基づきまして二十二台ということになっておりますので、その基準に従いまして設置をするものでございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育長。   〔教育長青山孝行君登壇〕 ◎教育長(青山孝行君) 安藤議員さんの教育予算に関するご質問でございますが、教育費についてご心配いただきましてありがとうございます。 まず、確かに表面的に見ますと、本年度一昨年と同じように二〇%の台になっておりますけれども、今年度の予算につきましては、ご存じのように市民ホールという二十数億というお金がまず入っておりまして、これが通常のものとはちょっと違うものでありまして、さらに昨年度は社会教育でユニティという一億五千万ぐらいの費用がございました、これは立てておりません。そういう中で、さらに昨年その二つを抜きまして約七千万ぐらいの増になっておりまして、その二つを抜きますと、抜いてはまずいと言われるとまた困るのですが、その二つを抜きますと一三%台は保っておりまして、かなりご配慮いただいたものというふうに考えております。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) コンピューターの選定なのですけれども、たしか中学校のコンピューターの選定のときに、選定委員会の内容について伺ったときに、市で使っている同じ機種を選定したと、その理由というのが、市が使っているから互換性がきいたり便利だからということでしかたしか理由は聞かなかったと思うのです。ところが、今の時代というのはそういう互換性がほととんどあるということで、ソフトも使えるという時代になっていて、それが余り合理的な理由とは思えなかったのですけれども、今度の選定についてはそういうあいまいな基準ではなくて先ほどの指名競争入札と言ったのでしょうか、それはまた別のことでしょうか、選定委員会の中でそういうようなあいまいな基準で選んでいくということについてはやはり問題があると思いますので、その辺の基準をもうちょっと明らかにしていただきたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) コンピューター機種選定のお尋ねにつきましてお答え申し上げます。 中学校につきましては、お話がありましたとおり、市の同じ機種だということでございますけれども、小学校につきましてはそういうことにこだわらず、あらゆる角度から機種を検討しまして、そこの中で対応してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 今のコンピューターの関係なのですけれども、先ほどの答弁ですと、小学校でなぜ必要かという点で、なれ親しむためであるということなのですが、その程度で二千七百万もかけまして、教室を改造し、コンピューターを導入しないとだめなのかというふうにちょっと率直に疑問に思うのですね。なれ親しむのであれば、中学校のところに行って何回か触れば済みますし、絵は出ますから、こんなにお金かける必要があるのかなと。景気対策かなという気がするのですけれども。 小学校の今の学習の中で、そういう時間数がきちんととれるようにまたなっているのかどうか、その辺もちょっと疑問に思うのです。五日制への対応できりきり舞いをしているという中で、やはりこれだけの二千七百九十五万円を投入するのであれば、それなりの使い方をしなければもったいないわけですね。 その辺はどうなのか、きちんと説明を願いたいと思うのです。 それから、コンピューター、パソコンですけれども、私も四十万ぐらいで98シリーズを買って、使わないうちに中古になってしまって、今大体十四、五万で、もっと鳥が鳴いたりはばたいたり、映画を見たり、いろんな機能のがあります。これはそのうち五万円になるだろうと言われているのです。価格破壊と技術の進歩がすごいので。ですから、待っていれば安くなるのですね。各家庭にもどんどん驚くほどの勢いで普及しています。 家庭にあります。そういうことも考えると、ここで予算を使うということがどうなのかという点についてちょっと疑問があるので、説明を願いたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、お答えさせていただきます。 なれ親しむ程度だったならば要らないのではないかということだと思うのですけれども、一応まず一番はこれ再三再四お話しさせていただいているのですけれども、やはり学習指導要領に基づく一つのカリキュラムの中の教部というのでしょうか、備品として整備計画というものがあると、それにのっとって整備を進めていくということなのでございますけれども、実際このなれ親しむ内容でございますけれども、これは大体パソコンが入っている学校の一般例で申し上げますと、必ずいろいろ、もちろんパソコンが非常に使える先生に偏るという傾向もなきにしもあらずなりですけれども、一般的に使われている例で言いますと、例えば理科の場合でございますね、理科は実験方法をコンピューター画面から確認し実験を行ったとか、あるいは自己決定できない児童に対して複数のヒントをコンピューターで与え自己決定の支援道具として活用したとか、あるいは学習のまとめをする際、画像用の資料の検索を行い個人の学習のまとめとして活用したと。あるいは生活科、これは小学校の低学年でございます、一年生、二年生でございますけれども、児童が学習計画を立てる上での情報の収集道具として活用したと。 具体的に申し上げますと、電車に乗って例えば大宮公園に行こうなんていう学習をする場合があるのですけれども、そういう場合料金表と児童販売機、あるいは時刻表と所用時間、あるいは電車の中の様子、扉、シルバーシート等、あとホームの様子と、そういうふうに活用していると。あるいは、これあと一つだけ申し上げますと、図画工作等の時間の中でも、絵をえがく道具の一つとして活用したり、あるいはかくのが苦手意識のある児童に楽しさを味わわせるというふうな意味合いがあるのだと思うのですけれども、視覚とか聴覚に訴える情報メディアとして活用する場合とか、それぞれ、中学校ほどではございませんけれども、そういう活用の具体例としてお話しさせていただました。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) コンピューター関係につきましてお答え申し上げます。 総事業費で東小、西小含めまして二千七百九十五万というようなことでございますけれども、この中にはコンピューター、先ほど申し上げました借り上げのほかに電気配線等のそういった改造工事費、これらにつきましては空調設備等も入っております。それから、それにコンピューターの設置のための備品としまして机、いす等も入っております。それから、改造工事のための設計料、それらを含めまして両方合わせて二千七百九十五万というような内容でございます。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 余り答弁になっていないような感じもするのですけれども、コンピューターが入ると空調も入るということで、やっぱり大分優遇されているなと、人間より、そんな気もするのですが、効果としていろいろ遊びの道具、いろんなことでいじってみるということでありますが、やっぱり今ワープロにしましてもぽっと押せば結果が出るということの弊害というものがかなりあるのですよ。自分の頭で考えたり、自分の手でかいたり、苦労したり、こういうことが教育的にすごく発達にいいと思うのですけれども、そういうこととまた別な面でお金をかけてやっていくという点でちょっと、例えば教育長の教育理論にも反するような、私に教えていただいている中身ともちょっと反するよううな気もするのですが、その辺どうですか、まず。 それから、時間数がとれるのかという点について説明がないのですけれども、大体これ何時間ぐらい一人の児童が授業時間数で使うのでしょうか。その時間が本当にとれるのかどうかというのが疑問なのです。 それから、さっき言いましたように、お隣の中学校に行って貸してもらうのではだめなのですか。そういう使い方ができないのかと。そうすれば、これクーラーも入れないでもいいし、電気配線も要らないし、パソコンも要らないと、こういうふうになってしまうのですが、そういうことは考えられないのでしょうか。 それから、機種の変化について、本当にすごいスピードです。 その辺についてのまだお答えもちょっとありません。本当にもう驚くばかりですよ、これは。ですから、NECだけにこだわっていると、これは名前言ってしまうとあれですけれども、だめですよ。これは輸入品もあるし、機能、性能同じですから、そういうことについてはどんなふうにお考えなのでしょう。これはひもがついているのですか、NECでなければだめだと。 その辺はどうなのですか。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) 機種の関係につきましてお答え申し上げます。 今のご指摘がございましたコンピューターにつきましては、かなり年々進歩していまして、かなりソフトウエアーが変わってくるというようなことございまして、いわゆる短期間でリースをしていくという形で対応してまいりたいというふうに考えます。 ○議長(岡地義夫君) 教育長。   〔教育長青山孝行君登壇〕 ◎教育長(青山孝行君) コンピューターを使ってのメリットとデメリットの点でございますが、基本的には思考という点から言ってすべて機械化されることがいいという考えは私は持っておりません。ただし、過去を反省いたしますと、文字文化全盛の時代にテレビが出てきたときに、全国総白痴化だというふうに言われたあのテレビが、現在テレビなしでの思考ができないほどになっております。同じような形が実はコンピューターにもあらわれつつあるということも事実でございまして、そういう意味で小学校時代になれ親しむということは必要であろうというふうに考えております。 また、家庭でもというお話ございますが、確かに家庭でも普及しておりまして、コンピューターゲーム等で遊んでいる子供たちを知っているわけでございますが、実はここの辺が大切なところでございまして、家庭でコンピューターゲームを使ったりなれ親しんでいる層はすべてではございませんで、買えない子供たちが公の学校教育の中でなれ親しむことができて、中学校に行ったときに本格的に使えるということが必要であろうというふうに私などは考えております。 また、時間が設定できるかということでございますが、国語なら国語の時間の中で使っていくわけでございまして、例えばこちらに漢字のへんがあって、つくりと組み合わせる作業とかというのは、漢字学習の中ではコンピューターを使って上手にやっている先生がおりますし、問題は、機種の問題もそうでございますが、その機種が持っているソフトでございますね。教員がソフト開発までするというのは私は不可能だと思っておりますので、豊富なソフトを備えている機種というふうなことが一つの条件になろうかと思います。そういうことも含めての選定が委員会でなされているのではないかというふうに思っております。 私の考え方を申し上げました。 ○議長(岡地義夫君) 百七十六、百七十七。 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) 百七十六ページの教材備品と理科備品について、中身についてお知らせ願いたいと思います。 それから、その下の準要保護の関係なのですが、保護、準要保護ともに昨年の実績と、あと桶川の認定基準がどうなっているのか、昨年の実績とあわせてお聞かせ願いたいと思います。 また、これはいわゆる義務教育費は無償という、こういった観点に立つわけなのですが、小中学校の児童生徒には、このことの周知するものが配られていると思うのですけれども、この辺は今どんな文書で、どんな形で就学援助の問題については扱いがされているのでしょうか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) 備品購入費につきましてお答え申し上げます。 教材備品につきましては、各学校から、どんなものが欲しいか年度当初要求とりまして、それに基づいて購入するものでございまして、具体的には、各学校いろいろまちまちでございますけれども、例えばラジオカセットとか跳び箱、それからいろいろな機械ですね、糸のこ機械とか、そういうものが挙がってきております。それから、理科備品につきましては、やはりこれは国の一定の基準がございまして、それに基づいて予算づけ、充足設備はしているわけでございますけれども、主なものとして挙げられるのは顕微鏡、それから上皿天秤、それから解剖セット、それから天体投影機等が主なものでございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、三点ほどありましたので、順次お答えさせていただきます。 まず、準要保護生徒と要保護生徒の昨年の実績比較ということでございます。昨年でございますけれども、まず準要の児童生徒数を小中別に申し上げます。平成六年が五十九名、小学校でございます、中学校が四十名、合計九十九名になります。本年度、平成七年でございますけれども、小学校が六十六、中学校が四十三、トータルで百九名でございます。続いて要保護生徒申し上げます。平成六年、小学校十六、中学校二十一、合計三十七でございます。平成七年、小学校が十二名、中学校が十八名、トータルで三十名、これが人数でございます。それから、認定基準でございますけれども、準要の場合申し上げたいと思います。これは、生活保護の基準額というものがございまして、これで月収の総額を割るということでございます。そして、一・三倍より小さいと。これが算式と申しましょうか、認定基準の一つの目安になる算式でございます。 三番目に、就学援助費について、保護者へのPRはどうなっているのかということでございますけれども、本年度の実例を申し上げてご理解賜りたいと思います。本年度、小学校で申し上げます。二十五名中奨励費十五名でございます。そして、七名の方が辞退をしているということでございますね。そして、残りの三名でございますけれども、準要の方、要保護の方がいらっしゃいますので、実質的には扶助費を利用しているということになろうかと思います。中学校も同じように、十四名中四名が奨励費を使っていただいております。そして、二名の方が準要でございます。八名が辞退ということで。全員の保護者に呼びかけをしている、そういうことでございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) 小中学校の児童生徒に対する周知徹底という点ではちょっといま一つよくわからないのですが、きちんとした文書を出しているのでしょうかということと、文書の中身についても、文書を出しているのでしたならばここで明らかにしていただきたいと思います。 それから、保護基準の一・三倍ということなのですが、保護基準額も相当低いというふうに言われておりますけれども、一・三倍ということなのですけれども、現実標準的にどのぐらいの金額になるのか。例えば夫婦二人に子供が二人、小学生がことし入って、さらに三年生がいるとかと、こんなふうなぐあいで例をいきますと、どのぐらいの金額、月収でしたら受ける対象になるのか、この辺もちょっと知らせていただきたいと思います。
    ○議長(岡地義夫君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、お答え申し上げます。 認定基準についてでございますけれども、これは一律でございますので、県から示されている、そういう基準に応じて私どもやらせていただいているということでございます。これはあくまでも準要保護の生徒という意味でご理解いただきたいと思います。要保護はまた別でございます。 それから、文書の中身等でございますけれども、これは各民生委員の方あるいは福祉事務所の方、そういう方、特に民生委員の方々が学校と相談しまして、学校の方で少し経済的に援助した方がいいのではないのかなと、そういうところで相談を持ちかけていると、そういうことでございますね。 それからあと、具体例をということであるのですけれども、例えばの話でございますけれども、五人家族、四人家族、三人家族がいる場合でございます。これ年齢とかいろんな収入とか、お母さんの年齢、あと子供の歳によって全部お金が細かく分かれていますので、ごく大ざっぱに申し上げます。同じ収入だと仮定しますと、五人家族の場合、最低基準額は月額二十七万九千七百三十円必要ということで出てまいります。これ父が四十、母が三十八、中学生十四歳、小学生十歳、小学生六歳の場合でございます。四人家族の場合は、これ父、母、中学生一人、小学生一人でございますけれども、二十四万六千三百七十円必要であると。三人家族の場合、これは小学生です、子供、父、母、これが十九万六千五百九十円必要、そういうふうになってくるわけでございます。そして、あとは年間のこの総収入が出てくるわけでございますけれども、これを十二で割りまして一月当たりの月収総額に換算するわけであります。そして、今申し上げました基準額で割るわけでございますね。ですから、その中で、例えばでございますけれども、年間五百万円と仮定させていただきます。五人家族の場合には先ほど申し上げました最低基準額二十七万九千七百三十円で割りますと、一・三倍よりか小さくなります。ところが四人家族の場合も小さくなります。 ところが三人家族の場合には一・四八倍となりまして、一・三倍をオーバーするわけでございます。ですから、同じ収入でも三家庭の場合には五人家族、四人家族が相当すると、そういうふうに計算をしている、そういうことでございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 需用費で、説明では小学校の図書を一層充実させるということでしたが、このことによって現在各学校の図書の充足率は文部省の基準に比してどの程度になるのか。 また、この件については父母負担があるかのようにも聞き受けるのですが、現在は父母への依存はないのか、この辺について伺いたいと思います。 それと、特殊学級就学奨励費の関係では、本年度の各学校の児童数についてお聞かせいただきたいと思います。 以上。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) 図書の関係につきましてお答え申し上げます。 充足率でございますけれども、平成七年度の決算見込みで申し上げますと、小学校費が充足率が六七・七%、それから中学校につきましては五九・一%というようなことで見込んでおります。 それから、保護者等の図書の依存はということでございますけれども、これらにつきましては過去にそういったものもお話は聞いておりますけれども、いわゆるこれは充足率を満たすということで、かなり市でも強力的に今年度におきましても増額しているというような状況ございまして、校長会を通じまして保護者の負担がないようにということで適時指導しておりまして、これからもそういうようなことで指導してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、就学奨励費の各学校別の人数を申し上げます。小学校からまいります。桶川北小が四名です。それから、桶川西小が四名です。加納小が二名、川田谷小が三名です。日出谷小が二名でございます。次、中学校まいります。桶川中学校が三名でございます。 それから、東中はおりません。西中が一名でございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 答弁漏れているのですけれども、各学校の図書の充足率を聞いたのですが。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) 学校別に申し上げます。小学校でございますけれども、平成七年度決算見込みでございます。南小が六七・五%、充足率でございます。 それから、北小が六二・八%、西小が五七・九%、加納小が七一・九%、川田谷小学校が四六・一%、桶川東小八八・九%、日出谷小が七五%、朝日小が七二・三%。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 図書の充実は順次引き上がってきたのですが、これは先ほどの答弁ですと、七年度の決算ということで、今年度の予算を使うことによって相当アップするわけなのですが、配分の仕方として、川田谷小学校や西小学校ですか、非常に充足率が低いわけですね。こういったアンバランスはどういうふうに解決していくのか、その点を伺いたいと。 それと、あと父母負担の関係ですが、ないように指導していくという、ただそれだけで、現実は父母への依存はないのかと私は聞いているのであって、あるとはっきり言えないまま指導をしていくという形だと、すれ違い、平行線になってしまうので、この点についてはっきりしていただきたいと。 それと、特殊学級の関係ですが、朝日小学校にも何か希望があったそうなのですが、この点は、ほかのところに行かれたのかどうか。 それと、先ほど補助教諭の学校要望では、北小に二名とか、東中に二ないし三という説明もあったのですが、東中学校は今回ゼロというふうに言われていますけれども、この辺の補助教諭の要望ではかなり重度の子供がいるという立場からだと思うのですが、この点についてもご説明いただきたいと。 以上。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) 障害児学級関係の方からお答えさせていただきます。 最初にまず一点目、朝日小中に新入生、入学予定者がいたということですけれども、それがどうなったかということでございますけれども、北小の方へ三名入学予定でございます。 そして二点目、補助員の配当でございますけれども、先ほど申し上げたとおり、基本的には学校の要望を第一すると、そういうことでございます。その結果、私ども今のところ予想されるのが北小でございますので、北小に二人配置しようかなと、そういうふうに考えております。そして、東中については要望が出てきておらないという、こういう実態がございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) 学校図書費の保護者の関係でございますけれども、あるかないかということでございますけれども、寄附等、一部ございます。 それからもう一点は、学校によって充足率が格差があるということでございまして、できるだけ公平になるように学校の方に配分しますけれども、今年度におきましても、その辺を十分に踏まえて、均衡を保つように学校に配当をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 図書費でありますが、西小と川小は古い学校ですけれども、なぜこういうふうに少ないのですか、充足率が。 それで、それへの対策という点では、今度の予算の配分の中で配分をすると、傾斜配分をするということですか。そのことによって年度末のこの予算の見込みで言うと、充足率はそれぞれ何%になる見通しなのでしょうか。そこまでわかっていればお知らせ願いたいのですね。たしか予算の提案説明で、図書を充実をすると、こういう説明をいただいておりますので、期待をしているわけですから、その辺をぜひお知らせを願いたいと思います。 特殊学級について、北小四名の予定、朝日小から三名分こちらに行くということでありますが、これは朝日小と北小の直線距離も大分あります。したがって、かなり遠くなるのではないでしょうか、通学が。その辺は心配ないのでしょうか。 それから、朝日小の方多いのに、何で北小に三名行ってしまって、プラス北小が一名という、その辺もちょっとわからないので、なぜ朝日小に設けないのかなと。これはできれば統合して規模を少しふやしたいと、こういうお考えがあるのかどうか、ご説明を願いたいと思います。 以上。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、特殊学級関係をお答えさせていただきます。 朝日小が三人で北小が一人ということ、ちょっと私が間違ったかもしれないのですけれども、私が理解しているのは、北小が朝日小学区の子供をプラスして、平成八年度入級予定者でございますけれども、十三名でございます。現在十名で北小はやっているということであります。 その次に、距離の問題でございますけれども、これは基本的に北小の方が近い子もいるわけでございます。ただ距離だけではございません。やはり保護者の方が北小でお願いしたいと、こういうことで就学指導委員会で検討した結果、今のような状況になったと、そういうことでございます。 それからあと三点目の、統合の方向に行っているのだろうと、そういうことなのでございますけれども、これはこの前のたしか補正でしたか、歳出でしたか、ちょっとここで上がっていますので、答えたとおりでありまして、私どもはそういう意図はないということでございますので、ご了解願いたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 教育長。   〔教育長青山孝行君登壇〕 ◎教育長(青山孝行君) 図書の充足率でございますが、本年度学校別にちょっと出しておりませんが、八年の終わりの段階では平均で七二%ぐらいになる予定でございます。 各校充足率が差があるではないかというご意見でございますが、学校図書館法の基準による充足率というのはかなり問題がございまして、実は古いものもずっととってあれば充足率が高いというふうなぐあいなっておりまして、古いだめなものは捨ててしまうという廃棄処分をしたものの充足率は低くなってしまうわけですね。何年度ぐらいとっておいた方がいいのかとい問題は、一般の図書館ですとずっと永久にとっておいた方がいいという資料あるわけですが、学校図書館はどのぐらいとっておいた方がいいのかという基準がございませんので、ずっとずっと昔からのものをとって大事に使っているというよさと、ほとんど使われないものも入っているという悪さもございまして、この辺も、充足率がかなり進みましたならば私ども検討させていただいて、不必要なもについては、あるいは保存する必要があれば公の図書館と言いますか、大きな図書館の方で保存するとか、そういう方法を講じたいというふうに思っております。 当面目標は計画的に数年間で八〇%には近づけたいと。今回図書の充足につきまして全県的な調査をいたしましたならば、ほとんど桶川と同じ六二、三%の充足率でございました。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 図書の関係ですけれども、いずれにしてもその数字の問題あるとしても、西あるいは川小については充足をやっていただけるということだと思うのですが、川田谷小学校は中学校の校舎を使っているというような設備的な問題、図書館の整備の問題等で、いろいろ十分充足できないと、こういう点はないのでしょうか。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) 川田谷小学校の図書館の関係でございますけれども、私どもで聞いておる範囲では支障がないと、十分図書館運営をやっていけるというようなことでお聞きしています。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後六時十五分 △再開 午後六時二十八分 ○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 百七十九、百七十八。 九番。 ◆九番(北村文子君) 先ほどの小学校のときにも伺った損害責任保険のことですが、例の体罰事件の問題がまだ解決していないと思うのですけれども、その中で、ここから出されるような可能性というのはあるのでしょうか。 それと、後遺症として歯が七本、八本、九本というふうな話にもなっているのですけれども、長い間これを解決しないことは、やはり家族の人に、本人を含めて家族にさらなる苦しみを与えいていくということがやはりあるのと思うのです。しかも受験に、あなたのそういうお子さんの事件があったことで、やはり私たち自分の受験に不利になったということをいまだに言われると。桶中の名前に傷がついたので、不利になったと。被害者がまた拍車をかけられていって、解決もつかないままずっときているということについては非常な苦しみを背負っているわけですけれども、これはぜひ早急な解決をしていただかないと、これは体罰防止のためにも必要だと思うのですけれども、その辺の姿勢について、これはぜひ教育長から伺いたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 教育長。   〔教育長青山孝行君登壇〕 ◎教育長(青山孝行君) 桶川中で起きました体罰の事故につきましては、この対象としては扱っていないということでございます。 それから、今のご指摘のお話は、加害者としての先生の立場からも弁護士さんがついておりますし、それから被害を受けられたお子さんの親御を代表して弁護士さんがついておられますし、市の方の弁護士さんと三者が今協議中でございます。できるだけ早い時期での解決を私ども望んでおりますが、市の教育委員会としても誠心誠意対応してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(岡地義夫君) 次、百八十、百八十一。 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 先ほどの教育振興費の関係で、図書費の関係なのですが、中学校では五九・一%ということで、それぞれの学校の充足率も出していただきたいと。 それと、次に教材備品の関係ですが、説明ではコンピューターソフトなどというふうに言われましたが、昨年は中学校の吹奏楽器の充実を図るということで、西中学校などが充実されたのですが、しかしこの吹奏楽器の充足率は依然として五〇%未満という状況にある中で、今年度はこれらの予算がこの中には含まれているのか、こういったこともご説明いただきたいと。 それと、次に百八十一ページの特殊学級就学奨励費なのですが、私の聞き方も悪かったのだと思いますが、答弁の仕方も不親切だったというふうに思うのですけれども、特殊学級の各学校の生徒数をきちんと説明していただかないと、突然生徒数が出てきて、説明だけは補助対象の生徒きり出てこないという形でなく、この点についてご説明いただきたいと。先ほど北小の関係では、四名という答弁の中で、後の質疑の中では十名が飛び出してきて、実際生徒数は何名だったのかなというふうにちょっと理解もできないところがありましたので、これについては恐縮ですが中学校、小学校ともお願いしたいと。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) まず一点目の、図書の充足率でございますけれども、学校別に平成七年の決算見込みの充足率を申し上げます。桶川中学校が五四・五%、桶川東中学校五九・八%、桶川西中学校四三・二%、加納中学校が八四・四%でございます。 それから二点目に、吹奏楽器の充足率というのですか、そういうご質問ございましたですけれども、平成八年三月末現在の各学校の充足率を申し上げますと、桶川中学校が五三%、桶川東中学校が四四%、それから桶川西中学校が四〇%、加納中学校が三五%。 今年度の予算の中には、東中と加納中の吹奏楽器が予算計上の中に組み込まれております。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、お答え申し上げます。先ほどは失礼しました。就学奨励費をもらっている生徒の数かと思いましたので、それを答えました。 全体で申し上げます。平成八年度でございます。桶川北小十三名、桶川西小三名、加納小一名、川田谷小四名、日出谷小三名。続いて中学校にまいります。桶川中学校七名、東中学校四名、桶川西中学校八名。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 図書の充足率の関係では、やはり中学校も今年度充実させるということでありますが、これまで図書の運営の中では司書教諭の問題があったのですが、今学校図書館法の改正をめぐって、地方の小中学校には司書教諭を置かないでいいような方向が検討されているという改悪案が今論じられているのですが、こういった関係の問題についてはキャッチしているかどうか、この点について、今後の図書の充実に当たってどういう考えをお持ちなのか伺いたいと。 それと、特殊学級の関係ですが、先ほどの説明の中では、補助対象の児童数で、今の生徒数はこれにプラスした生徒数なのでしょうか。この辺について、人数的にちょっと理解できない点がありましたので、いま一度ご説明いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) では、お答え申し上げます。 最初の司書教諭等でございます。これは、平成七年度、本年度に当たるわけでございますけれども、県の方からも免許を持っているそういう司書教諭をいっぱいつくるようにと、そういう指導を受けております。それに伴いまして、当初異動が平成八年、間もなく終わろうとしているわけでございますけれども、私たちの町だけではなく、各地教委でもそういう司書教諭の免許を持っているという、そういう申請を先生方にしていただいておると、こういう現状がございます。ですから、結論としまして、司書教諭の免許を持っている教員をうんと集めると、そして将来は司書教諭の本来の目的である仕事に、校務分掌の一つとして明確化すると、そういう形になっていくのかな、そういうふうに理解しております。これが一点でございます。 二点目でございますけれども、今のこの生徒数ということでございますけれども、先ほどの私お答えは平成七年度の実績を申し上げたわけでございます。そして、今私が申し上げたのは、平成八年度の入級予定者の数を申し上げたということでございます。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 入級予定者ではなくて、八年度のそれぞれの学校の生徒の総数を聞いているわけなのです。 どうも、例えば北小でいくと補助対象が四名、それで先ほど生徒数は十三名ということで、西小ですと補助対象が四名で生徒数が三名ということで、だからちぐはぐでなく、私は八年度スタートするに当たって、それぞれの学校の生徒数を聞いているのです。それが今答えた数字ですか。 ○議長(岡地義夫君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後六時四十分 △再開 午後六時四十一分 ○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 二十五番。 ◆二十五番(飯野信子君) 一点、お願いいたします。 備品購入費で、特殊学級の備品で桶中の備品を購入とご説明がありましたけれども、この備品についてどのようなものかお伺いします。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会次長。   〔教育委員会次長田中嗣晴君登壇〕 ◎教育委員会次長(田中嗣晴君) それでは、お答え申し上げます。 これは、桶川中学校が平成八年度クラス増が認められまして、障害児学級二クラスになるわけでございます。それに伴う新設の備品でございます。どんなものかというのですけれども、ずっと申し上げます。備品戸棚あるいは整理戸棚、作品棚、テレビ二十九インチ、ビデオ、ラジカセ、ステレオ一式、園芸用具、箱積み木、移動遊具一式、知覚運動技能マット、透明落書ボード、黒板ふきクリーナー、飼育用具一式、電子ピアノ、これを一応予算計上させていただきました。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 百八十一ページの社会教育費の中なのですけれども、この中で生涯学習センターの運営管理にかかわりましての職員の配置についてご説明をお願いしたいと思います。 それと、縦割行政ということで、同じ教育委員会の中ですけれども、三つあそこに入っているではないかと思うのですが、あそこの生涯学習センターという名前に文字どおりふさわしいような体制というのでしょうか、もっといろんな点で、例えば決裁の問題で一々教育委員会まで来なくてもいろんなことが決裁ができると、こういうふうな体制、それから事業についてもいろいろ関連し一体となった運営ができるような体制、こういったものができないかどうか、ご説明をお願いします。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事倉林詢一君登壇〕 ◎教育委員会副参事(倉林詢一君) 生涯学習センターにかかわるご質問でございますが、生涯学習センターの職員の配置あるいは事業等の体制、決裁につきましては、実は桶川市歴史民俗資料館、それから桶川市の川田谷公民館、それから桶川市立図書館の川田谷分室ということの三つを総合しての生涯学習センターということで位置づけられております。資料館につきましては一応私が館長ということになっております。 それから公民館につきましては非常勤の館長さん、それから図書館につきましては分室ということですので、桶川図書館の館長がその用に携わっております。資料館につきましては、生涯学習課の方と私兼ねておりますので、私が決裁ということになるのですが、事業等につきましての推進あるいは計画につきましては所管課係の方で進めておりますので、細かい打ち合わせの中での事業推進ということで進めております。距離的なものもあるのですけれども、距離的なものとあわせて文化財の方の係とも効率的な運用を図っていこうということで、資料館あるいはセンター全体での職員、あるいは市民からの問い合わせ等にも対応していこうということで進めております。 ○議長(岡地義夫君) 教育長。   〔教育長青山孝行君登壇〕 ◎教育長(青山孝行君) 人事にかかわるようなこともございますものですから、私の方から答えさせていただきますが、ご指摘の点は三つの機能が有機的に関連で効率的に運用できないかというご指摘だと思いますが、私どもつくづくそれを感じておりまして、ただしあそこの機能は図書館と博物館と公民館というので、大分仕事の中身が違いまして、専門性も違いまして、そのドッキングというのもなかなか難しいことなのでございますけれども、来年度に向けてその双方を統括できるような組織を今検討しておりますし、さらにお認めいただきました非常勤館長さんの四日勤務等もやがては実現されるような形になると思いますので、その件の決裁についても教育委員会一々来なくてもいいような方向が今後工夫されていくというふうに思いますので、ご了解いただきたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 今まで市長部局の方では、機構改革と称して、称してと言うと怒られてしまうけれども、たびたびあったと思います。どちらかというと教育委員会の方はそういうことはなかったような気がするのですが、そうしますと、四月以降、具体的には四月一日よりそういうような機構改革的なものを考えていると、一つは。 それから、職員数の配置が今言った三つの機能の中で正規職員の配置、これどうなっているかという点、これちょっと答弁漏れなのですけれども、本当に明らかにして欲しいと思うのです。もし増員しているところがあれば増員というようなことでもご答弁をお願いをしたいと思います。 あとは、一体的な運営に努力するというような点なので、その点はぜひ期待をしておきたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育次長。   〔教育次長浅岡淳三君登壇〕 ◎教育次長(浅岡淳三君) 現在の職員数の配置状況でございますが、生涯学習センターということでございますが、先ほど申し上げましたように、三つの機能がございまして、まず川田谷公民館につきましては、職員が三名、非常勤館長除きますが、三名の配置をしております。それから、歴史民俗資料館、これは兼務ということでございますが、常時ディスクに配置している職員がこれは四名でございます。あとは館長、副館長等が兼務ということでございます。そういうことで、常時勤務しているのは四名でございます。それから、図書館の方につきましては、これは分館ということで、必要に応じて職員を配置しているというような状況でございます。 ○議長(岡地義夫君) 教育長。   〔教育長青山孝行君登壇〕 ◎教育長(青山孝行君) 機構改革の関係でございますが、今の来年度に向けてのものについては、人的配置というふうな意味での工夫でございまして、機構改革につきましては市長部局とあわせまして来年度本格的に検討し、その次の年を目指して検討を重ねていきたというふうに考えております。 ○議長(岡地義夫君) 二十一番。 ◆二十一番(山崎良雄君) 生涯学習センターの問題がここに出ましたので、ちょっと一点聞いておきたいのですけれども、やっぱりスポーツホールにつきましても公民館管理というようなお話でございますので、その点をお聞きしたいのですけれども、スポーツホールの使用されている状況ですね。 どのように、利用状況を教えてもらいたいと。 それから、使用料の料金の設定と言いますか、そのことについてもどういうふうになっているのかなと、教えてもらいたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 桶川公民館長。   〔桶川公民館長岩附慎一郎君登壇〕 ◎桶川公民館長(岩附慎一郎君) お答えいたします。 スポーツホールの利用状況ということですが、スポーツホールだけですと、平成六年度のデータで、まだ平成七年度まとめきっておりませんが、三百二十五件年間利用がございまして、約三九%の利用状況でございます。 使用料につきましては、スポーツホールについて、午前千二百円、午後二千円、夜間二千八百円ということでございます。 ○議長(岡地義夫君) 二十一番。 ◆二十一番(山崎良雄君) ただいまご説明いただきまして、ありがとうございました。 そうしますと、三九%でございますか、全体の使用状況というのは。決して満杯で常にふさがっているというわけではないのですね。ということの中でお聞きしたいのですけれども、正直申し上げて、先日も申し上げたのですけれども、要するに剣道連盟とうのがあるのですね。青少年の健全育成ということで、大変ボランティア活動でご努力をいただいていると。先日も総会に招待をされまして、大変そういう指導されている方々から苦情的なものをいただいてしまったと。今その料金が非常に高くて、とても使えないのだと。我々がしようがないから西高校の武道館をお借りして現在子供たちに教えているということなのです。我々が利用するには、冷暖房は全然要らないのだというのです。ただ場所だけ貸してくれればいいのだということでありますので、その辺の問題がどのように理解されるか、されないか、そういう人たちの立場の意味からちょっとお聞きしておきたいなと思うのですが、いかがでございましょう。 ○議長(岡地義夫君) 桶川公民館長。   〔桶川公民館長岩附慎一郎君登壇〕 ◎桶川公民館長(岩附慎一郎君) ご質問ですが、川田谷の生涯学習センターオープンのときから、またその川田谷公民館の旧公民館のときからの利用団体で、経過がございまして、詳しくここで申し上げるということがふさわしいのかどうか。簡単にかいつまんで申し上げますと、旧公民館のときは使用料が無料であったと。建てかえに当たりまして、サンアリーナを使っていただきまして、使用料がこれかかっておりましたが、時間制であったということで、剣道の場合普通二時間ぐらいですので、料金が安かったと。公民館になりまして、料金設定が半日単位ということになりまして、千二百円ということで非常に高いというようなお話ございます。スポーツ団体と公民館ということなのですが、スポーツ団体についていろいろなところで利用していただいているのですが、公民館についてはスポーツホールが一カ所でございまして、その辺の難しさがございます。公民館のサークルについては有料で使っていただいていますので、その辺の兼ね合いがあるかと思います。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 二十一番。 ◆二十一番(山崎良雄君) いろんな説明の中で、ちょっと私理解しにくいのですけれども、旧公民館との対比という問題ではなくて、そういう青少年の健全育成で取り組む問題であるから、料金が設定をされておるけれども、何らかの形で、減免措置なり何なり講じられないかと。結局生涯学習は川田谷の中心にあるわけですね。そういう中心にあるところでやれば、児童も参加数も多くなると。ところが西高校の武道館でしょう、あるいはサンアリーナを使うというような、そういうことになっているので、その辺の、一人でも多くの児童を教えてやりたいということの意味から、ある程度の減免措置がとれて使えればいいなと、こういうことなのですよ。だから、その点についての配慮がとれるかとれないかということを今ここで聞いているのですが。どのようにしたらとれるか、どうしてもだめなのならばだめだと。 ○議長(岡地義夫君) 二十一番に申し上げます。 議事進行というので指名したのですけれども、質疑の方に入っていくような形で、三回目になるということになりますので、ご注意願います。 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) 先ほどの吹奏楽器の関係なのですが、東中、川中があるということで、これは一つ教えていただきたいのですけれども、あと修理費についてもかなり金額がかさんでくるわけですね。ということは、特に楽器の口のところだけは、できたらば毎年交換したいという現場の先生の話もあるわけなのですが、これについて、修理費はどんな形で計上されているのでしょうか。お願いいたします。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) 吹奏楽器のお尋ねにつきましてお答え申し上げます。 今年度備品として何校かの予算計上させていただきましたですけれども、従来の備品購入費の修繕につきましては、需用費の中で学校の方で逐次修理をしているというような状況でございます。今年度につきましてもそのような形で予算化はされているというようなことでご理解いただきたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) 東中と加納中について、どんな楽器かというのも言っているのですけれども、お願いします。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) 楽器でございますけれども、今年度の予算化につきましては、東中がオーボエ、アルトクラリネット、ソプラノサクソホン等ですね。それから、加納中につきましては、バスクラリネット、ホルン、エルグティンパニー等でございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 社会教育委員なのですが、女性が何人いるのかということ。 それと、ことしどういう審議がなされてきたかと。 それから、集会所運営審議会について、実質的にはどんなことが話し合われているのか、それについてお願いします。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事倉林詢一君登壇〕 ◎教育委員会副参事(倉林詢一君) 社会教育委員さんの中で女性の委員さん何人かということですが、四名でございます。 それから、集会所運営審議委員さん、どんなことやっているかということですが、年度始めに新年度集会所でどんな事業をやるか、このような事業。あるいは集会所運営審議委員さんの研修等が行われるわけですが、そのときの出席等を事前に協議していただくということで、そのようなことをやっております。 社会教育委員さんの方は、生涯学習体系化における社会教育計画の策定についてということで、昨年教育委員会から諮問がありまして、中間答申が近々、一次、二次、三次というふうな三段階に分かれて審議ということになるかと思いますが、一つ目が今年度から来年度頭に出る、それから来年度については一項目、再来年度もう一項目をやっていこうということで進められております。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 今の社会教育委員の生涯学習の体系化についてなのですが、少なくとも今年度、一次ですか、方向性としてはどういう内容になっているかということについてお願いします。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事倉林詢一君登壇〕 ◎教育委員会副参事(倉林詢一君) 今年度進められておりますのは、社会教育施設計画でございます。 ○議長(岡地義夫君) 百八十二、百八十三ページ。 二十五番。 ◆二十五番(飯野信子君) 社会教育費の中の日本語講座がいよいよ始められるわけですが、事業概要を見せていただいたのですが、この日本語講座、どういう形で始めるられるのか、教えていただきたいと思います。 そして、この金額の六十万円はこれ報償費になるのでしょうか、それともあと講師の謝礼になるのでしょうか。 あと、施設使用料とか要るのでしょうか。ちょっとその形態がわからないものですから、よろしくお願いします。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事倉林詢一君登壇〕 ◎教育委員会副参事(倉林詢一君) 日本語講座に関するご質問ですが、講師謝礼ということで六十万円ほど予定させていただいております。消耗品、用紙、その他はほかの方からも工面しながら準備をしていきたいというふうに思います。 市内に在住、または在勤の外国籍市民の方三十名程度を中心に、日本の文化や市政等の理解を深めながらということでやっていきたというふうに思っております。目標として、最後に、できることならば、その講座参加した人が市民、いわゆる桶川市民との交流ができるようになるまでできればいいなということで予定しているところです。 ○議長(岡地義夫君) 二十五番。 ◆二十五番(飯野信子君) これ、会場はどちらでなさるおつもりでしょうか。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事倉林詢一君登壇〕 ◎教育委員会副参事(倉林詢一君) 会場ということですが、公民館等を使用してやりたいということで、教育委員会の事業ということになりますので、使用料は入っておりません。考えておりません。
    ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) ドラマチックアートカレッジの関係、ダックの関係なのですが、私も試演会を見せていただきまして、久しぶりに非常に明るいいい演劇構成だなという感じもしたのですが、現在このスタート時点は俳優さんからの指導援助ということで、現在の講師指導体制はどのようになっているのか、この点について伺いたいと。 それとあわせて、実質的な市民劇団の育成という形で今後進んでいくわけなのですが、今後のこの市民劇団の形態というのはどういう立場で組織運営されていくのか、この点についてもお聞かせいただきたいというふうに思います。 以上。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事倉林詢一君登壇〕 ◎教育委員会副参事(倉林詢一君) ダックの指導体制ということでございますが、一番最初に講義があったわけです。講義の中では、例えば体の動かし方あるいは発声、そういうようなのが前半ありました。それから、後半になってからは二十回ほどやったわけですが、それ以降につきましては、班に分かれて一つずつ、大人の場合は四つ、それから子供が三つ、全部で七班に分かれたわけですが、一つずつ脚本というのですか、を担当して、劇団の中心となるべき方と言いますか、経験者等が班ごとに二名ないし三名、それから前半にやった講義をいただいた指導者等も含めて指導をいただいてきているところでございまして、来年度につきましても同じような指導体制でいきたいというふうに考えております。 それから、実は今月の二十三日にダックの終了式を行いました。その後希望者を現在募っているところですが、かなりの数になるかなというふうに思います。目標は、市民ホールができたときには、そこで講演できるようにということで、順次指導しながら演劇に取り組んでいただく方をまとめてと言いますか、まとまっていただいて、オープンに向けて講演いただくような形を整えております。まだ受け付け中ということでございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) いわゆるこの講師謝礼の対象となる指導者ですね、これを具体的に聞いているのですが、これらについてはどういう体制になっているのか。 それと、実質的な劇団ということですが、今のこれまでやってきた試演会等やって出演してきたダックの生徒については、終了式とともに解散なのですか。新たに今希望者を募集しているということで、何か私そういうふうに理解していなかったのですけれども、市民ホールの開館に向けてさらに磨きをかけて、それぞれの班に分かれていくのかなと思ったのですが、現実は違うのですか。その辺もっとわかりやすくご説明いただきたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 教育長。   〔教育長青山孝行君登壇〕 ◎教育長(青山孝行君) ダックの試演について、ご観劇いただきましてありがとうございました。 実は講師でございますが、講座のときの講師は、かなり如月さんを初めとして全国的にも有名な方をお招きをしておりまして、この方を仮に特別講師というふうな名前で呼びますと、そういう方と、それから一般的な発声指導だとかダンス指導なんかをしていただけるような方と二通りに分けて講師陣を組んでおりまして、両方に、特別講師についてはかなりそれにふさわしい、その方がふだんならばお取りいただくであろう講師料の半額ぐらいでご奉仕いただいているというのが現状で、半額までいきますか、四分の一ぐらいの額でもってご奉仕いただいているわけでございますが、普通の講師につきましてもボランティアでお願いしているというわけにもいきませんものですから、ある程度の講師料をお支払いして対応しております。応募のとき四百五十名ばかりまいりまして、三百五十名とりまして、ごらんいただきました試演会が終わって認定で卒業しましたもの、総長から卒業証書をもらいましたものは二百五十九名でございました。約三十回に及ぶ講座等でございましたけれども、普通社会教育ですと七割ぐらいしか残らないのですけれども、七割以上のものが残ったということで、大変熱心に取り組んでいただいたなというふうに思っております。その方々は、卒業した後来年度も引き続いて勉強したいという方については、一応将来の自立劇団を目指しまして、準劇団員という名称で今受け付け中でございまして、どのぐらい残るかがちょっとわからないわけでございますが、感じとしては百五十ぐらいは残ってくださるというか、残ってしまうというか、のではないというふうに思っております。新しい方については五十名をとりまして、新しい二期生については初歩からの勉強をし、一期生については少し高度な勉強をさらに続けていって、できれば一期生、二期生合わせて二百名ぐらいで抑えたいというのが正直なところでございます。ただ、昨年も五十名で四百五十名と、ことしは新聞で余りPRいたしませんけれども、かなり取い合わせがあるようでございまして、五十名で抑えられるかどうかというのがわかりませんが、オープン時期にはほぼ二百名ぐらいで自立して、平成十年には今まで育成しました学校を離れて、自前で市民ホールで主体的に活動できる劇団に養成していきたいというのが一応の計画でございます。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 文学館と一緒に併設という点で、劇団ができていくということで期待しているのですが、いわゆる文学館との連携というのでしょうか、例えば脚本あるいは県内ゆかりの作家の作品等を一つのテーマにするというような点がどうなるのでしょうか。 それから、次の報償費の関係かと思うのですが、家庭教育大学を行ったと思うのですけれども、これの実施内容とその成果。 それから、この予算の、九十六年度においてはどんなふうにこれをまた展開するかという点について、ご説明をお願いします。 ○議長(岡地義夫君) 教育長。   〔教育長青山孝行君登壇〕 ◎教育長(青山孝行君) 市民ホールの関係だけ私の方からお答えさせていただきまして、家庭教育大学校については生涯学習課長の方からお答えいたしますが、今私も県の文学館の準備委員に入れさせていただいておりまして、文学館関係の展示とか中身についての検討会に参加しておりますが、その段階でも出しておりますが、企画展、県内の大体今二十人ぐらいの作家についての常設展を常時開いておりまして、それ以外にオープン事業、例えばだれかを、田山花袋なら田山花袋を中心にして企画展を開くという計画を持っているようでございますで、その企画展にあわせてその作家のものが同時に上演できればタイムリーだと、両方ドッキングができるというふうに考えておりますが、劇に向くような作家ばかりが選ばれるわけでございませんものですから、その辺に苦労があるかなというふうに思っております。双方ドッキングしてやろうという話は進んではおります。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事倉林詢一君登壇〕 ◎教育委員会副参事(倉林詢一君) 家庭教育大学についてのご質問でございますが、家庭教育大学につきましては、激動する社会状況において、家庭、地域の教育力の衰退する中で、生涯学習の一環として家庭、地域の教育力を高めるために講座を開くということで、学習成果を地域の教育活動、例えばPTAの家庭教育学級だとか、そういうときにプログラムがつくれるような、あるいはつくるときの中核になっていただくような人材を育成するということで行いました。十二回行いました。教育的な面、それから心理的な面、それから医学的な面、例えば文教大学の石田先生には教育を考え直す「教育とは何か」、あるいは心理学の面では東京国際大学の稲毛先生「子供の心の発達としつけ」というようなこと。あるいは医学面では、もと小児医療センターの所長さんでした森先生に「子供の健康を考える」、それから埼玉大学の茨木先生にはカウンセリング、このようなことのお話を合計十二回で行いました。今年度につきましては、この報償費の中に三十万ほど含まさせていただいております。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 百八十四、百八十五ページ。 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) 百八十四ページの文化団体連合会の補助金、そしてその下の市展実行委員会の交付金の関係なのですが、特にこの文化団体連合会に対しましては、増額を検討していただきたいということで、検討するという方向もあったかと思うのですが、現実にはこの二つについては昨年と全く同額なのですが、この辺については何か検討していただけたのでしょうかということです。 それから、あともう一つは公民館の関係なのですが、公民館だよりというものも、おかげさまで図書館の関係者の努力によって、クォータリーですけれども発行されることになって喜んでいるわけなのですが、それにいたしましても各公民館に常駐の主事さんがいるということは大いに今後の社会教育の発展という意味では大切だと思うのですが、その辺について、東公民館の常駐化もということもありましたけれども、現実これはどういった形で現実化していくのでしょうか。それについてお願いしたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事倉林詢一君登壇〕 ◎教育委員会副参事(倉林詢一君) 文化団体連合会の補助金の関係でございますが、この前もご質問いただきました。会長さんと協議しながらということで、二回ほど文化団体連合会の会長さんとお話ししたのですが、実は文化団体の小さいのは五、六人、大きい団体は百三十人から百五十人、いろいろばらばら、それからもう一つは、同じ分野で一つにまとまらないで三つぐらいあるとか、そんなようなことで、会長さんとしても何か苦慮しているところなのだそうで、担当の方、私どももその辺は今後も協議しながら、まとまりやすいように、あるいは上向きな方向で検討していきたいというふうに思っております。 それから、市展実行委員会につきましては、市民の皆さんからの公募をやったわけですが、実際には集まらなかった。それから、そんなことで従来のあった団体あるいは公民館のサークル等からの方々にも実行委員さんなっていただいて実施したわけですが、交付金としては二十七万円ほどで、昨年と変わらないのですが、需用費の中で少し、看板ですか、そういうようなものも含まさせていただいております。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 桶川公民館長。   〔桶川公民館長岩附慎一郎君登壇〕 ◎桶川公民館長(岩附慎一郎君) 東公民館の常駐化というお尋ねですが、東公民館につきましては平成八年五月一日から二名職員を配置するということで、受付並びに常駐化という体制をとりたいと思って今準備を進めております。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) ありがとうございました。 この市展の関係で、集まらなかったというお話もあるのですけれども、現実には展示場所が非常に展示しにくいという場所でやっているわけですね。照明も悪い、それからパネルも不足だ、不足というか余りいいものではないという中でやっているということもあって、関心が薄れているということも若干あるのではないでしょうか。そういった点で、今後市民ホールの中にギャラリーも併設されてくるわけでなのですけれども、こういった中で展望を示しながら、やはりこの辺についてはぜひそうやって話し合いをしながら、文化の発展のためにもう少し行政が力を入れていただきたいと思いますが、この辺はいかがでしょうか。 ○議長(岡地義夫君) 教育長。   〔教育長青山孝行君登壇〕 ◎教育長(青山孝行君) 文化団体の育成についてのご質問でございますが、ご指摘ございましたように、市民ホールのギャラリーができますときに、桶川にあります芸術団体、文化団体すべて結集しなければいけないというふうに私も考えておりまして、先ほどご質問がありました文化団体連合会に対する支援とか、これにまだ加盟しておりません例えば合唱連盟だとか、かなり組織の大きい芸術団体については平成八年度に一堂に会する機会をとりまして、平成九年のオープンに向けての準備を少し進めていきたいと考えております。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) まず、百八十四ページの公民館費とのところで、職員の増員ですが、今の東公民館も含めましてこの予算ではどういうような実現がなされておりますか。 それから次に、次ページの報償費等に関係すると思うのですけれども、公民館を利用しております自主的なサークル、これらの性格別の数についてまずお知らせ願いたいと思います。こういう自主的なサークルへの支援、援助等について。例えばさっきもお話がありました会場の使用料の減免というような点で、減免の適用を受けているような団体、これはどのぐらいあるのでしょうか。減免ができる条件、資格等について、あればお示し願いたいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 桶川公民館長。   〔桶川公民館長岩附慎一郎君登壇〕 ◎桶川公民館長(岩附慎一郎君) ご質問にお答えいたします。 まず、第一点の職員の配置状況でございますが、現在公民館職員が九名それぞれの館に配置されておりますが、合計で九名でございます。一名増員、さらにプラス一名ということで合計二名増員という体制で望む予定でございます。 次に、サークルの育成でございますが、サークルの育成については、公民館の講座教室を終了して、一年優先的に公民館を使っていただく。通常ですと三カ月、二日前という申し込みがございますが、一年度について、定期的にサークル活動に使う日を確保するということで優遇しております。 それから、使用料について、三年間無料にするということで、おおむね三年間ですね、無料にするということで対応しております。 それと、減免の基準でございますが、先ほどのご質問とも関連しますが、恒常的に使われるサークルあるいは文化団体、こういったものについては有料でお願いしております。子供関係について、自治振興課の所管あるいは保健体育課の所管になりますが、そういうところで子供のグループにつきましては、公民館を恒常的に使っていただくという場合については有料ですが、それらの団体が会議等に使う場合、子供会ですね、あるいはそのスポーツ少年団の幾つか、こういうものが通常他の施設をサークル活動の拠点にしていて、それらの会議、役員会あるいは定例会議というようなとき、そういうものについては減免にさせていただいております。それと、PTAの活動につきまして、PTAの活動も幅広く活動されておるわけでが、学校長が総会に準ずるようなそうした会議に該当すと判断していただいた場合について減免しております。 サークル数ということですが、現在四館で講座教室を終了したサークル数が、平成六年度末で九十四サークルございます。 おおむね趣味文化活動ということで、どういう領域に分かれるかという分類をしておりませんが、公民館ごとに一応あいうえお順でグループ名がわかる冊子をつくりまして、毎年度発行していまして、それぞれ公民館で希望のある方については差し上げているという現状で、特にジャンル別には分けておりませんので、ご容赦いただきたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 職員の人数が九名プラス二名の増員で十一名ということで、そうすると予算の科目の中での計上の仕方としては、ここでは七名なのですけれども、その辺がどういうふうな振り分けになっているのかという点を説明してほしいと思います。 それから、サークル等の減免でありますけれども、今減免で利用しているサークル等は何団体ありますでしょうか。もし金額的なカウントができれば、その辺も教えてもらいたいと思うですけれども。 あと、減免という点で、期限を区切っておりますけれども、本来の公民館活動の趣旨から言いますと、せっかく市が育てた団体でありますから、市の趣旨に合っているというような点で公民館活動の趣旨に合っているというような判断ができますので、それらについてはずっと減免でもいいのではないかというふうにもなるのですが、この辺はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(岡地義夫君) 桶川公民館長。   〔桶川公民館長岩附慎一郎君登壇〕 ◎桶川公民館長(岩附慎一郎君) お答えいたします。 まず、予算上の内訳でございますが、平成七年度七名となっております、平成六年度の比較でごらんになっていただくとよくわると思いますが、平成六年度のときは六名ということで、他の職員数については生涯学習課の方に予算措置されておったかと思います。今年度につきましても予算上は七名ということですが、生涯学習課の社会教育総務費の方で予算措置されておりますので、そういうことになっております。これがなぜそうなのかということは、長年の慣例でそうなっておりますので、ご容赦いただきたいと思います。 それと、減免のお尋ねですが、サークル育成基準ということで公運審で審議をいただきましたが、現在公民館の稼働率、先ほど一つの施設について申し上げましたが、全体で公民館の利用率が単純に見渡しまして約五〇%ぐらいになっていると。桶川で一番利用されているのが桶川公民館の大集会室ですが、七〇%近くの利用率になっていると。これは午前、午後、夜間という利用区分でトータルでとった数字でございますので、実質的に利用の多い午前、午後、夜間が少なくなるわけですが、ほぼ桶川公民館の大集会室についてはあいている限り利用されているというような状況になっております。そういう中におきまして講座教室を開きます。その講座教室からサークルが出てくるわけですが、既に活動されている団体との均衡、それから今後サークルという形で新たに講座教室からいろいろな活動を展開していただくという場合、一定の育成期間を過ぎて、その一定期間を過ぎた後については、今まで活動していた団体と同様に施設の利用の確保あるいは費用の負担、あるいは活動についても同様にやっていただきたいということが趣旨で、一定の年限を切ったということになっております。 それと、有料、無料、社会教育施設についていろいろ議論していただいているということは承知ですが、一定の金額をいただいて一定の責任を持っていただくと。とても金額から言いましても受益者負担と言えるような金額ではございませんで、先ほど言いましたスポーツホールについても約三百人、講演だけで使いますと収容できる施設で、それが千二百円、半日使えるということです。サークル等を見ましても、大体一団体が平均二十名ぐらいのサークルになっております。少ないところで七、八名から始まりまして、多いところで六十数名を擁するようなサークルともあるわけですが、そういう団体が一日使っていただくという費用としてそれほど高い金額なのかどうかということで、いろいろ活動する場合諸経費かかりますので、その中に考えていただくというような趣旨で、有料で五十二年から桶川やらせていただいております。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 百八十六、百八十七ページ。 十八番。 ◆十八番(横川盛助君) 百八十六ページですね。 この十五節の工事請負、これ管理工事として加納公民館駐車場拡張というふうに記録をしましたが、この件でちょっと二、三点お尋ねしますが、これは先ほどもちょっとお話がありましたが、社会教育委員会の方で施設についてのいろいろと答申作業中であるという動きが片やあるわけですけれども、それとこの管理工事との関係、全く関係なく割り切ってやるというのか、その辺のお考えですね。 それからもう一点は、これ管理工事の内容ですけれども、そもそもここは駐車場狭いということで、どちらへどう拡張するのか、レイアウトですね。できれば何台ぐらい駐車増を見込んでいるのか。 それから、三番目として、予定工期ですね。 以上三点伺います。以上です。 ○議長(岡地義夫君) 桶川公民館長。   〔桶川公民館長岩附慎一郎君登壇〕 ◎桶川公民館長(岩附慎一郎君) 加納公民館の拡張の工事についてのお尋ねですが、加納公民館の駐車場の拡張につきましては、現在検討していただている施設の計画とは一応切り離して考えております。従前の加納公民館の敷地が県道の拡幅に伴いまして大分セットバックすることになっておりますが、そのセットバックする面積を利用しまして、ですから従前借地で借りておったと同様の面積を今回平成八年度で広げさせていただきまして、入り口の方へ向かいまして右側の部分へ神社の境内の入り口の方へ広げて、約七、八台駐車ができる部分だけの拡幅を考えております。 予定工期ですが、予算が執行できる体制が整いましたなら、速かに発注しまして、おおむね二、三週間で工事は完了させていただきたいと。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後七時三十九分 △再開 午後七時四十五分 ○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 七番。 ◆七番(高野和孝君) 今駐車場問題ですけれども、前のページとの関係で言いましても桶川公民館の利用状況が非常に満杯状況だということで、駐車場問題が相当深刻でありまして、その辺についてはどのようにお考えなのでしょうか。 それから、やはり桶川公民館が非常に多く利用されているということでありますが、加納、東、川田谷、こういうバランスで見るとどうでしょう、ほかの方は。やっぱり駅に近いという点がすごくメリットがあるのかなという気もするのですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。 それから、百八十七ページの文化財保護費ですが、発掘調査の予定地についてご説明をお願いします。 以上。 ○議長(岡地義夫君) 桶川公民館長。   〔桶川公民館長岩附慎一郎君登壇〕 ◎桶川公民館長(岩附慎一郎君) 各公民館の利用状況ということですが、桶川公民館全体では四九%でございます。それから、東公民館が三九%、川田谷公民館が三五%、加納公民館が三一%という利用状況でございます。 今の利用状況で、低いというふうにお考えになられるかと思うのですが、一応その数字の出てくる理由を申し上げますと、四九%という桶川公民館の利用状況ですが、大集会室に限っては七一%、先ほど申し上げましたように午前、午後、夜間という数字になっております。それから、調理室が二四%、こうした平均の中で四九%という数字になります。よく使われる部屋については、またよく使われる時間帯については、かなり密度が高いという状況になっています。それから、東と桶川市の差で、東が低くてそれから桶川市が高いという理由ですが、東についてはご案内のとおり大ホールという形態で利用されることがございまして、これが二五%大ホールというような形で使われます。そうしますと、大会議室、研修室、会議室という本来三つの施設で使える場所が一度に使えなくなるということで、こうしたことから多少この東公民館の利用率が少なくカウントをされているのかなと思います。また同時に、調理室について、ここも二〇%ということで、調理室がある公民館について、その全体利用率を下げるような状況になっております。これに対する対応としては、現在講座教室で調理の関係、パンの教室ですとか料理教室を開催いたしますと、かなりの参加者数が多くなっておりますので、今までの講座教室との関係があるのかと思いまして、今後こうした講座教室を開催いたしまして利用率を高めたいと。 それと、全体利用率が低下する理由でございますが、八月、一月、日本人の習性と言いますか、この期間に極端に利用率が下がります。東、桶川につきましても、他の月と比較しますと約十数%減になっておりますので、この間の利用率が低くなりまして、全体の利用率が下がっているというような状況になっているのかなと考えられます。 桶川公民館の駐車場につきましては、いろいろ内部でも検討いたしまして、二層式ですとか、あるいは周辺の前の墓地等の用地の交渉とか鋭意努力しておるところでございますが、なかなか実現するに至っておらない状況で、ご不便をかけておるというような現状でございます。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事倉林詢一君登壇〕 ◎教育委員会副参事(倉林詢一君) 発掘調査の予定場所ということでございますが、今回計上させていただいておりますのは、個人住宅が埋蔵文化財に当たった場合はということで国、県からの補助金を受け、桶川市からの出し分で百八十万円ほど、総額でですけれども、予定しております。そのほか、発掘場所ということで特定されておりませんが、区画整理事業等の進捗の中で埋蔵文化財当たった場合にはそれに対応する、あるいは次年度そういう事業が進められる中で、計画地に包蔵地が含まれる場合は、事前の試掘と言いますか、そのようなことで計上させていただいております。そういうわけで、現在の段階では特定されておりません。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 場所的な、駅に近いという点と、それから公民館が備えているべき機能という点からも桶川公民館が使いやすいという点がわかったのですが、そういう点では東も若干駅に近くてもいろいろ欠陥、欠陥というか使いにくいという面もあるというと点で、駐車場問題等も考えますと、やはり西側の駅の近いところにも一カ所ぐらいないといかぬという結論が出てくるのですけれども、その辺はどんなふうにお考えでしょうか。 それから、桶川公民館の駐車場問題については、とにかく駐車場違反になってしまいますから、交通トラブルもしょっちゅう発生するという点で、その辺の当面の対策という点はどんなふうにお考えでしょうか。 次に、文化財の保護ですが、全然予定箇所がなくて百六十七万二千円という具体的な数字が出ているというのが何か不思議な気もしまして、では科目設定で一千円でいいのではないかということにもなるのですけれども、あと発生すればそのとき補正でもいいということになりかねないのですが、これはどういう試算の根拠なのでしょうか。 以上。 ○議長(岡地義夫君) 桶川公民館長。   〔桶川公民館長岩附慎一郎君登壇〕 ◎桶川公民館長(岩附慎一郎君) 桶川公民館の当面の駐車場対策ということですが、事前に大勢の方が利用いただくということがわかっている場合については、北小学校にお話ししまして、授業に支障のない限りにおきまして北小学校の駐車場を利用させていただいていると。 それと、駐車スペースの範囲ですととても駐車できませんので、順次詰め合わせて置いていただきまして、利用者については事務所へ車のナンバー、車種等を提出していただきまして、移動のある都度放送をかけまして移動していただいていたと、そういう形で対応しております。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事倉林詢一君登壇〕 ◎教育委員会副参事(倉林詢一君) 埋蔵文化財の調査ということでございますが、この項目では賃金が当たるわけですが、従来からの実績を踏まえて、発掘調査の賃金、それから発掘調査を行った後の遺物整理の賃金、それから試掘というふうなことで予定させていただいております。それから、この中では原山古墳群の整理だとか、報告書の編さんの補助というふうなことでトータルでこの予算を計上させていただいております。 ○議長(岡地義夫君) 百八十八、百八十九ページ。 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 図書館費ですが、特に桶川市の図書館については、これまでの努力の中で利用率が昨年は前年に比べて一万人伸びているという説明で、県下でも五番目に利用率が高いという状況だったのですが、この間の桶川市の利用者の状況についてお聞かせいただきたいと。三館についてです。 それと、今年度は図書の充実を図るということで、蔵書数を大幅にふやす予算が計上されておりますが、人口規模から見ると桶川の蔵書数というのはどのぐらいの位置にあるのか、この辺についてお聞かせいただきたいと思います。 それと、第三次総合計画でいくと、中央図書館の構想が明記されて既に半ばにさしかかるわけですが、これらについての具体的な検討に入っているのか、お聞かせいただきたいと。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事倉林詢一君登壇〕 ◎教育委員会副参事(倉林詢一君) 図書館計画でございますが、先ほどもご質問ありましたように、社会教育委員の会議の中で施設計画ということで、公民館あるいは図書館等も検討の中に入ってございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事石田利夫君登壇〕 ◎教育委員会副参事(石田利夫君) それでは、お答えいたします。 現在桶川市は昨年は五位だったのですが、市の単位で少し落ちまして七位となりました。しかし、かなりの利用率だということには変わりございません。 それから、三館の利用の状態でございますが、平成七年の三月三十一日が年度終わりですので、そのときの数字を申し上げますと、市立図書館が利用者が五万五百二十九人です。それから、駅の西口図書館が七万七千五百九十六人でございます。川田谷が一万一千七百九人でございます。BMと言いまして、これは移動図書館でございますが、それが千五百五十七名でございまして、合計が十四万一千三百九十一人という、人口の割合にしてはかなりの人数の方が来ていただきました。 それから、蔵書のことでございますが、九十六年の二月の棚卸しをやったときの、借りていっているものもございますが、一般書が約十二万冊です。児童書が五万二千冊、合計いたしまして十七万二千冊の本が現在桶川の図書館の蔵書で、三月の終わりになるとまだ入ってきますので、三月の年度終わりになると細かい数字が出るのですけれども、今の状況ではこういうことをつかんでおります。 それから、人口当たりどのくらいかということなのですが、こちらから出して県でまとめた数字によりますと、人口一人当たり二・三〇冊という形になっております。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 中央図書館構想は、先ほど答弁の中で検討はされているというのは承知していたところなのですが、私が聞いているのは、三次総合計画に基づく、半ばにさしかかるに当たってどの程度までこれが具体化されつつあるのかという問題なのですが、この点についてご答弁いただきたいと。 それと、非常に図書館活動が活発に行われていると思いますが、人口規模から見る一人当たり二・三冊というのが、この桶川市の図書館の図書の充足率というのは多い方なのか、まだ満たない、少ない方なのか、この辺についてお聞かせいただきたいということ。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政部長。   〔企画財政部長西井安雄君登壇〕 ◎企画財政部長(西井安雄君) 第三次総合振興計画の中での中央図書館ということのご質問でございますが、従来から申し上げておりますとおり、現在検討委員会の中で先般も第一回の会合を開いたということでございますので、その中でひとつ検討させていただきたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事石田利夫君登壇〕 ◎教育委員会副参事(石田利夫君) 県下でどの位置に当たるかということなのでございますが、県の数字を、その表によりますと、県民全体の市町村の割合、平均が人口一人当たり二・一九冊でございます。したがいまして、桶川はその平均より少し上回っているという状態ですので、大体全体の半ばのところにあるというふうに私たちは思っておりますが。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 今の図書館の関係で、もう少し、貸し出し冊数ですね、館ごとに。それについても一人当たりというのも最後に出してください。県下でどうなのかということ。 それから、職員の配置について、正規職員、臨時職員あるいは司書の配置についてお聞かせください。 次に、百八十九ページ、報償費の関係ですけれども、講座がいろいろテーマごとに開かれておりますが、今度はどんなように内容を予定しているかということでお聞かせ願いたいと思います。 関係しまして、さっきも聞いたのですが、県立文学館ができるということをある程度にらんだこの地元桶川市としての、例えば講座のテーマとか、それから各サークル等に文学館ができるのだというようなことでの要望等の集約、それらについてどのように取り組んでおられますか。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事石田利夫君登壇〕 ◎教育委員会副参事(石田利夫君) それでは、お答えの方ですけれども、まず利用の冊数でございますが、市立の図書館が十三万六千二百五十二冊です。それから、駅の西口の図書館が二十一万六千二百二十四冊、川田谷の分室が二万八千六百六十一冊、BM、移動図書館の方が四千百十九冊、全部合わせますと三十八万五千二百五十六冊利用されました。 それから、司書の関係でございますが、職員は現在駅西口図書館方に六名、市立の図書館の方に六名、そして十二名のうちに司書の資格を持った方が六名いらっしゃいます。 それから、報償費でございますが、ことしについての予定でございますけれども、ことしは三十四万のうち二万と二万につきましては展示と、展示というのは駅西口図書館に小さなミニ画廊が廊下ぎわにございますので、そこに資料をお借りしまして、市民の皆さんの自作サークルとかやっている人たちのものをお借りしたりしてそういう催し物をやるために必要でありまして、それからあと文化講座でありますが、ことしにつきましてはそのミニ画廊のところにも何か飾ることができるような内容のものが一点、それから従来のように文芸関係のものを一人、この前は俳句と短歌をやっていただいたので、今度は小説関係の人を呼んできて、できたら来年度については行いたいと考えております。 それから、蔵書の関係でございますが、これは先ほど申しましたとおりでございますが、文学館をにらんだ関係のことでございますが、サークルは現在読書会が二十八ございまして、ちょうど文学館の話があるころから心がけていまして、皆さんのおかげで、皆さんの努力で、少しずつできてきまして、現在二十八になりました。そして、文化学館をにらんで、このような講座をしてもらいたいとかということは、今皆さんの意見は聞きながら、そして新しくできる文学館に対してそのサークルの人たちもどういうことができるのだろうかなということも含めまして、ことしの大きな課題になっております。そういうことがこれからだんだんことしはやらなければいけないなと、こういうふうに思っておるところでございます。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 若干答弁漏れなのですけれども、職員について、正規職員、それから臨時職員、それぞれの正規と臨時の内訳、司書の場合も内訳があると思いますので、その辺は詳しく教えてほしいのです。 それで、今週休が二日制になっていますので、ここは除外をさせておりますけれども、その辺の週二回休むというものの取得状況ですね。非常にローテーションで苦労していると思うのですけれども、現在の人員の中でどうなのかという点を明らかにしてほしいと思います。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事石田利夫君登壇〕 ◎教育委員会副参事(石田利夫君) 司書の件でございますが、臨時の方が市立図書館に一人、それから西口図書館に臨時の方が一人います。それから、司書でない方が市立の図書館の方に二人、それから西口の図書館の方に二人おります。 それから、休みの件につきましては、十二人を二つに割りまして、A班とB班にしまして、A班が第一週目をやりますと、その方たちは月曜日と水曜日と休みます。月曜日は市立の方の図書館が休みの日なのですが、マインの図書館は水曜日がお休みですので、それに合わせてそのように休みます。次の週になりますと、B班の方が勤務をしまして、同じような形で休むという形で、二つのサイクルでローテーションを組んでおるということで、休みについては、その二日間についてはきちんと休んでおります。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 二番。 ◆二番(加藤千穂香君) 加藤ですが、西口が非常に利用する人が多いという点で、どのように分析していらっしゃいますでしょうか。実は、休日については、市立図書館は、祭日というのですか、休みだと思うのです。実際には市民の皆さん方は休みの日に図書館に行ってみたいという声もあるわけなので、そういったときに西口はあいているよということになると思うのですが、私はそんなふうに思うのですが、いかがでしょうか。ぜひ、今でも二日の連休をとるのは大変なローテーションの中でやっていただいているのはありがたいので、引き続き人をふやしてこういった開館に向けて努力をしていただきたいと思いますが、これはいかがでしょうか。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事石田利夫君登壇〕 ◎教育委員会副参事(石田利夫君) お答えいたしますと、桶川の図書館はご存じのように、先ほどもちょっと申しましたが、西口が駅に近いということと、夜七時までやっております。そして、一年三百六十五日としますと、私が計算したときには、どっちかがあいている、桶川公民館の下の図書館の方があいている日と、それから駅西口のあいている日が、月曜と水曜日はお互いに休みなのですけれども、どっちかが利用できるという形をこれを通して計算しましたら、三百十七日出ていました。ですから、祭日が休めることは本当に私たちにとってはありがたく、それ以上やることはなかなか難しいのではないかというのが現実のところです。ですから、三百十七日を利用できるので、考えてみると、かなりの部分が利用率が高いということにもなっているのかなと、こういうふうに思っております。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 百八十八ページの指定文化財の保存管理交付金、これは具体的な目的があると思うので、その点についてご説明ください。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事倉林詢一君登壇〕 ◎教育委員会副参事(倉林詢一君) 指定文化財の保存管理交付金について申し上げます。 現在、市内には国指定二件、県指定が五件、それから市指定が十三件ということになりますが、保存管理いただく方には、見学者、あるいは場合によったら見学者に対しての説明、あるいは周辺の清掃、そのようなことでの管理交付金ということで交付させていただいております。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 済みません。私の勘違いでしょうか。そっちが補助金ではないのですか。その辺がよくわからない。では、補助金の目的の方をちょっとご説明いただきたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会副参事。   〔教育委員会副参事倉林詢一君登壇〕 ◎教育委員会副参事(倉林詢一君) 補助金の方でございますが、指定文化財の補助金ということでございますが、これは市の指定ですが、シイガシがございまして、シイガシが添え木というのですか、あれが腐りかげんということで管理者の方からのお話がありまして、その方に対しての補助金を出していこうと。それからもう一件は、器具というのですか、その器具の補修ということで考えております。二点ほど補助金としてやっていきたいというふうに考えております。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 百九十、百九十一。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 百九十二、百九十三。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 百九十四、百九十五。 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 十九節なのですが、九十四ページです。幼稚園の就園奨励費補助金なのですが、説明では何か一人当たりの単価を見直すということでありますが、これについては昨年もたしか見直されていると思いますけれども、今年度については一人当たり補助金はどのような形になりますか、ご説明いただきたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) 幼稚園の補助金の関係につきましてお答え申し上げます。 この中で特に昨年よりふえたというようなことで、単価の見直しということでございますけれども、ちなみにその単価の引き上げにつきましてお話し申し上げます。国庫補助対象奨励補助金でございまして、これはご案内のとおり、低所得の方につきまして一定の所得、非課税世帯、もしくはその所得の割合によりまして補助金が出るというようなことでございまして、その単価が、一子当たりの補助金でございますけれども、平成七年度と比較しまして申し上げます。市民税の非課税世帯及び生活保護を受けている世帯というような一つの区分ございまして、これが平成七年度は十一万七千円でございます、年間。それから、平成八年度はこの額が十一万八千五百円に引き上げられます。それから、もう一点は市民税の所得割の非課税世帯ということでございまして、平成七年度が九万一千四百円が、平成八年度は九万二千六百円、それから市民税の所得割の課税額が八万三千七百円以下となる世帯ということでございますけれども、平成七年度が五万二千五百円、平成八年度では五万三千百円というような引き上げによるものでございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 私、一人当たりの単価聞いているのですが、昨年は一人当たり六千円プラス国の基準率アップということで、市補助については三歳児から五歳児は所得制限なしという形の説明を受けたところなのですけれども、これは全く違うのでしょうか。 ○議長(岡地義夫君) 教育委員会総務課長。   〔教育委員会総務課長柴崎恵正君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(柴崎恵正君) お答え申し上げます。 市単の補助金につきましては、昨年同様六千円ということで同額でございます。 以上です。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 百九十六、百九十七。 二十一番。 ◆二十一番(山崎良雄君) 紅花マラソン大会のことで伺いたいのですが、スポーツ宣言都市としまして取り組んだこれもどうやら定着したようなのですけれども、今回も五百万円の予算が計上されておりますけれども、大会に当たってどのようにその諸費用が使われておるのかなということをちょっと説明してもらいたいと思うのです。 それから、参加者については参加費を徴収していると。段階的な内容で徴収しているのだ思いますけれども、どんな内容で徴収されておるのかなということをひとつ説明してください。 ○議長(岡地義夫君) 保健体育課長。   〔保健体育課長林保次君登壇〕 ◎保健体育課長(林保次君) 紅花マラソンの質問にお答えいたします。 まず、交付金の五百万の中身でございますが、ただいま収支決算しておりまして最終出ておりませんので、ご了解願いたいと思います。 それから、参加費につきまして、大人が二千円、高校生が千五百円、中学生が千円、小学生が千円でございます。 ○議長(岡地義夫君) 二十一番。 ◆二十一番(山崎良雄君) と申しますと、今収支決算やっているから、これから報告しますということですか。 答弁できないということになるのです。どっちなのですか。その点、ではどうなるかということと。 それから、段階的に参加費を取っているということですけれども、どういうこと、要するに一般、大学、高校、中学、小学と、こうなっているでしょう。それもお聞きしているわけです。 特に、一般、大学はいずれにしましても、小学生からまで参加費を徴収することにおいてはどういうものかなというような市民の声があるのです。だけれども、徴収に至ったその経緯、内容、どういう内容で検討されて徴収を小学生までしているかということ、これをちょっとさっきの問題と一緒に説明してください。 ○議長(岡地義夫君) 保健体育課長。   〔保健体育課長林保次君登壇〕
    ◎保健体育課長(林保次君) お答えします。 紅花マラソンにおきましては実行委員会方式とっておりまして、実行委員会の中で協議して決めてもらっております。その中で、第六回ということでいろいろ中身を検討した結果、保険に対してのある程度増額とか、そういうものを踏まえたときに今回の小学生の金額もいただくという経緯になっておりまして、大人と同じ参加賞になったわけでございます。 それから、五百万の中身については、もろもろありますが、例えば会場設営費とか、参加賞の一部でございますとか、それとか、プログラムの作成とか、そういうものの中で出てきているものでございます。それから、コンピューターでやっていますから、そういう委託費もございます。 ○議長(岡地義夫君) 二十一番。 ◆二十一番(山崎良雄君) 今ご答弁されましたけれども、実行委員会にお任せしているといいますけれども、市の事務者がその中に当然入っているべきです、これは。そんなのわからないというのはおかしいです。そんな事務内容では、これだけの大きな事業していくのに、こんなことではどうしようもないです。何人、どのくらい、このために五百万の予算計上しているのでしょう。言ってください、ちゃんと。 ○議長(岡地義夫君) 保健体育課長。   〔保健体育課長林保次君登壇〕 ◎保健体育課長(林保次君) まことに恐れ入ります。 ちょっと保留させていただきたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 七番。 今の紅花マラソンの関係なのですが、参加者は何人なのでしょうか。それから、来賓のおみやげなんかは今回はどうなったのかということで、それは上げたものだからわかりますよね、どのぐらいのもの、何かとか。 それから、私の友人も参加をしたのですけれども、二十名の仲間がいるのですが、三人だけ参加で、あと十七名羽生の方へ行ってしまったのです。わけを聞いてみたのです。毎日新聞にこんなにでっかく羽生は載っているので、先輩は先輩、第十三回ですから。なのですけれども、理由は、桶川のは距離がいいかげんなのだと。この方々は走ることに生きがいを感じていまして、記録なのです、自分の記録。だから、距離がちゃんとしていないと、出てもしょうがないと言っているのです。当市のべに花のまち桶川のこの紅花を冠したマラソン大会で、ちょっとそういうレベルの大会で大会と言えるのかどうかというふうに思うのです。その辺はどうなのですか。 ○議長(岡地義夫君) 保健体育課長。   〔保健体育課長林保次君登壇〕 ◎保健体育課長(林保次君) お答えします。 まず、参加者数でございますが、千三百二十名でございます。 それから、記念品というのですか、それはスポーツタオルと紅花の種とプログラムで、おおむね千円程度でございます。 それから、距離の関係でございますが、ご指摘のとおりでございまして、若干端数出ております。先般の反省会の中でも、第七回に向かってこの距離を、スタート地点を移動して、ゴールは動かせない関係から、そういうことも検討するというところになっておりまして、県道がスタートになっておりますから、再度詳細に調べまして、できれば生の数字に変えていきたいと、そういうふうに今予定しております。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 特に距離の問題ですけれども、やはり羽生と比べると少なくても、しかし千三百二十人参加しているというこういう期待にやっぱりこたえないといけないと思うのです。ですから、できれば合わせたいという程度ではなくて、距離はやはりきちんとするということは言ってもらわないと、桶川市の職員さんもこの羽生のマラソンには入賞しているのです。市の職員が走らないようなマラソンを五百万円もかけてやっていていいのかなと、本当に。そういうふうになってしまうので、そこはきちんと答弁してください。 ○議長(岡地義夫君) 保健体育課長。   〔保健体育課長林保次君登壇〕 ◎保健体育課長(林保次君) お答えします。 距離については、次回から正規な距離に変えます。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 百九十八、百九十九。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 二百、二百一、二百二。 七番。 ◆七番(高野和孝君) 公債費についてでありますけれども、元金、利子の関係ですが、特にこの計算の対象となります市債の残高について、縁故債と、それから政府系のもの、それからその他あればその他、それらの利率、これ平均でいいです、縁故債の利率、政府系資金の利率、その他が何かあれば、何かわかりませんが、利率。それで、いわゆる元金と今後予定される、想定される金利入れるとどのぐらいのいわゆる借金になるかという点についても説明をお願いします。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) 公債費の関係でお尋ねでございますけれども、まず償還残高ということで八年度末の状況をお話しをさせていただきたいと思います。 一般会計で未償還元金百六十二億七千二百万という見込みを立てております。それから一方、利子でございますが、六十二億八千二百万という見込みを立てているところでございます。 それから、特に今回の公債費の関係で借り入れ先別ということのお話がございましたけれども、大変恐縮でございますが、ちょっと資料持ち合わせてございませんので、保留をさせていただきたいと思います。 それから、利率ということでのお話がございましたけれども、今回元金につきまして、縁故債があるわけでございますけれども、縁故債につきましては、一番高い利率が七%がございます。 三・九%から七%の縁故債の利率がございます。 それから、先ほど答弁保留させていただきました政府資金については、後ほど答弁させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(岡地義夫君) 保健体育課長。   〔保健体育課長林保次君登壇〕 ◎保健体育課長(林保次君) 先ほどの紅花マラソンの答弁漏れについてお答えいたします。 主なものでいきますと、会場リース、それからランナーズによる記録処理でおおむね二百五十万、それから参加賞とか謝礼、参加賞で約二百万、謝礼で百五十万、その他雑費多少ございます。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 同じく公債費なのですが、今縁故債で七%という形で非常に高い率なのですが、当該年度はこの高い利子の繰上償還はどの程度行うのか、そのことによって節約額はどのぐらいになるのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) 八年度予定しています繰上償還でございますが、合計で五千三百九十二万円を予定しております。元金でございます。それによりまして消滅利子といたしますと、一千二百五十六万二千円を予定しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 我が党は一貫して高い利子の繰上償還については問題提起して、貴重な市民の税金を節約することを言ってきているのです。今年度わずか五千三百九十二万円、この程度で繰上償還を済ますというのはちょっと、予算上からもっと節約できる立場をとらなければいけないのではないかと。今それぞれの自治体がこの高い利子の繰上償還をどんどんやって、やはり節約を図っているわけです。ぜひそういう立場を堅持していただきたいと思うのですが、ふえる余地は全くないのですか、今年度は。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) 繰上償還につきましてのご質問でございますけれども、以前も申し上げたかとは存じますけれども、いわゆる政府資金につきましては繰上償還は原則として認められないという部分がございまして、従来から繰上償還を実施をさせていただいたものにつきましては、縁故債資金を繰上償還をさせていただいています。八年度予定をしておりますのは、その中でも、縁故債の中でもいわゆる交付税算入が、元利償還金の一部が交付税算入になるものがかなりございまして、それらを比較してみますと、やはり今回対象としておりますのは、そういった交付税算入がないものの中で、なおかつ金利の高いものからということで実施をさせていただくものでございまして、それらを見た中で、当然前にもお話しさせていただいているとは思いますけれども、特に将来の負担の軽減というものについては十二分に承知をしているところでございまして、そういった意味では財政の許す範囲内ということで考えております。 それから、先ほど答弁の保留をさせていただきました関係でございますが、実は平成七年度の末は決算はまだ出ておりませんので、六年度末の決算統計によります数字でご答弁させていただきたいと思います。六年度末で元金、これはいわゆる元利ということではとらえておりませんので、未償還元金ということでお答えさせていただきたいと思いますが、六年度末で政府資金が百一億七千七百二十五万六千円、これがいわゆる五%から八%までのそれぞれ起債になっております。それから、縁故債がございますけれども、特に縁故債の中でも市中銀行からの縁故債、これにつきましては十八億九千三百八十二万四千円ということになっております。これにつきましては五%以下、それから八%以下のという形でのものがそれぞれございます。ただし、これにつきましては七年度の方で高利率のものを繰上償還させていただいておりますので、若干その辺は数字的に変わっているかと思いますが。それから、一部公営企業の金融公庫というものがございますけれども、これが一億六千三百三十四万円、これもやはり八%以下のものがございます。それから、共済等ということで、市町村共済等の資金というものがあるわけでございますが、これにつきましても五億四千五百二万一千円、これは六%以下のものとなっております。そのような状況になっております。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 十四番。 ◆十四番(田口寿英君) 十四番。 最後の方になってきたのでちょっと聞いておきたいのです。 実は一借の関係ですけれども、これ補正のところでも聞いたのですけれども、一借の利子が千三百三十一万六千円と組まれていますので、これは一番厳しいところで十億という限度額押さえているわけですけれども、ことしの予算の中で大型事業を抱えてやっていくわけですよね、新年度は。そういう中で限度額の十億で果たしてできるのだろうか、こういう心配もあるのですけれども、この辺の見通しはどう立てているのか。この千三百三十一万六千円というのは、これは恐らく危い時期が来るのが、これからの五月までのところが一番きついところになろうかなと、こう見ているのですけれども、四月、五月のところでかなり厳しい状況が生まれてくる。来年も三月になればかなり厳しい状況、暮れ、十二月というのはかなり支払い時期が来るのではないかなと、こんなふうに見ているわけですけれども、この辺のところの見通しについてお伺いしておきたいと思うのです。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) 一時借入金につきましてのお尋ねでございますけれども、お話にもございましたとおり、今回一千三百三十一万六千円の予算をお願いしているところでございますけれども、これにつきましては、根拠的には二十七億の借り入れというものに対しまして三%の利率の二カ月分を実は計上をさせていただいております。予算の中での一時借入金の限度額ということでの関連性でございますけれども、確かにそういった面では十億ということで打たせていただいておりますけれども、特に二十七億借りる要素といたしましては、市民ホールの継続事業分が約二十七億今回設定をといいますか、昨年ですか、設定をさせていただきまして、その支払いが年度末過ぎまして、出納整理期間中に発生するだろうという部分を想定いたしまして一借をお願いしているところでございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、それでは十億とこの差というものはどうするのかということですけれども、この中ではいわゆる基金の繰りかえ、それぞれ基金が庁舎なりあるわけでございまして、それらの基金の繰りかえ運用によりまして一般会計で一時お借りをするということで、二十七億の想定をさせていただいたものでございます。 それでは、一借の限度額と基金とのかかわり合いということになりますと、行政実例等でもあるのでございますけれども、特に一時借入金につきましては第三者から借りる行為のものを想定しているということでございまして、基金からの借り入れについては、一時借入金の限度額というものについての制限はないというふうに実例的に出ておりますので、そのように実施をさせていただくということでございます。 ○議長(岡地義夫君) 十四番。 ◆十四番(田口寿英君) 基金の繰りかえで賄っていってしまうのだということでわかるのですけれども、今、長プラも短プラも上昇傾向にありますよね。それを考えてくると、今年度は、今は恐らくは長プラにしろ何にしろ、先月か、先々月あたりが最低で、また上昇傾向に出てきている、こうなってくると、金利についてこれは二十七億の三%という形を見ているけれども、この辺のところはかなり厳しくなってくるのではないかというふうな見方もできるわけです。そうすると、基金で繰りかえで乗り切るとなれば、五十億からありますから、これで乗り切れるのですけれども、その辺でまたこの金利を二十七億で何とか乗り切れるのだといって、あとは基金で全部やっていってしまうのだよ、こういうことでできるのだろうか、この辺が心配になってくるのですが、これはどうなのですか、見通しとしては。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) 一時借入金の関係でございますけれども、先ほど予算のお願いしている中で三%を見込んでいるというふうにお話しをさせていただきましたけれども、確かに短プラの動きというのを当然視野に入れなくてはならないわけでございますけれども、現行で申し上げますと、現行の短プラ一・六二五でございまして、それがどういうふうに推移するするかというのは、正直な話、見通しができない部分も実はあるわけでございますけれども、そういった意味では、過去の短プラの動きとそれらを一応見た中では、三%で二カ月という部分で何とかいけるだろうというふうに見通しを立てているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) ほかにありませんか。 九番。 ◆九番(北村文子君) この縁故債の内訳についてもうちょっと詳しく教えていただけないでしょうか、指定銀行の何か。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) 縁故債の内訳ということでございますけれども、現在まで残っているものにつきましては、すべてあさひ銀行からの借り入れが、銀行からの借り入れにつきましてはそういうことでございます。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) そうしますと、基金のときにもあさひ銀行が六一・三%という、市内にたくさん銀行がある中で非常に偏っていると。この縁故債についても、これは金利を払っていって利益は上がるわけですけれども、あさひ銀行に全部やっているというので、余り合理的な理由が、あさひ銀行一辺倒で偏っているという合理的な理由がどうも見出せないのです。指定金融機関ということが、では実際何なのかということも考えて、ここはやはりもっと是正をしていかなければならないと。銀行に偏っているということは各地で批判が出ているわけですから、それについては是正をしていかなければならないと。少なくともこの縁故債についてもほかの銀行も利用する、また基金についても六一・三%、徐々に下げていって、今年度は五〇%ぐらいにできればしてほしいと思いますけれども、その辺についてやっぱりこれは政策的な問題ありますので、市長にぜひその辺の是正の努力をしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(岡地義夫君) 市長。   〔市長上原榮一君登壇〕 ◎市長(上原榮一君) お答えさせていただきます。 ご指摘のように、いろいろと金融機関等については市内の金融機関についてしかるべくそれぞれお願いをしているところでございまして、そうした中で指定金融機関だからという意味ではございませんけれども、長年の間のやはり、お得意さんという言葉は非常に俗っぽい言い方でございますが、いいときも悪いときもお得意さんという点での物事というのもあるわけでございまして、そういう中でいろいろと経過というのはあったのだろうというふうに思うわけでございますが、いずれにしてもそういうご指摘もございますので、その辺の詰めをさせていただきたいと、こういうふうに思います。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 七番。 百六十三億の元金の残と比べると、さっきの説明だとあと三十五億ぐらい下がるのですけれども、これあれですか、経年変化によるその後の増加分ということでしょうか。六年決算という数字で今言われたから。 それから、公庫の関係と共済関係、大体七億ぐらいありますが、これは繰上償還、借りかえ等はできないのでしょうか。政府系ではありませんので、利息も結構高いし、どうなのですか。 それから、今のあさひ銀行の関係ですけれども、五%ちょっとと見ましても、利息分だけで一億円にはいくわけですね、一億円。そうすると、一億円を金利としてここから払っているということになるので、お得意さんと言うとどっちがお得意かなと。普通は、利息を払う方がお得意でありまして、お金を預ける方もお得意でありまして、桶川市にとってはあさひ銀行がお得意さんだというのは、全然わからないです、これ、そういうご答弁出てくるというのは。だから、何かそういう持ちつ持たれつ、なれ合いというか、癒着というか、そういう関係にもあるかなというのがこのお得意さんという言葉に出てきてしまうので、私の感覚では決してお得意なんて思っていませんし、市長お得意だと思っているのですが、やっぱりそこのところはちゃんとしておいてほしいと思います。 以上。 ○議長(岡地義夫君) 市長。   〔市長上原榮一君登壇〕 ◎市長(上原榮一君) お答えさせていただきます。 お得意さんというのは、あさひ銀行がお得意さんというよりも、お得意さんというような、そういう議論、議論といいますか、受けとめといいますか、そういうものもあってという、こういう見方を申し上げたわけなのでございますから、誤解のないようにひとつお願いをしたいと思いますし、やはり何が桶川市にとってプラスであるかというのが最終的な基準でございますので、そのことは当然のことですけれども、ベースに置いた考え方を持っていきたいと思っております。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) 先ほどの未償還元金の数字の関係でございますけれども、先ほど決算統計の六年度末の数字を申し上げましたのは、合計といたしまして百二十九億九千七百万程度ございます。それで、先ほど私の方で八年度末ということで申し上げさせていただきましたのは、見込みといたしまして元金が百六十二億七千二百万程度ということで、この差につきましては、当然いたしまして七年度債あるいは八年度債を見込んだ数字がこの部分の差ということになろうかと思います。 それから、縁故債につきましての公営企業とそれから共済等、これにつきましては特に、特にと申しますか、繰上償還ということでのものはできるということは聞いておりません。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) ほかにありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 元へ戻りまして、十一ページ、十二ページの第二表、第三表、第四表について。 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 当該年度も債務負担行為並びに地方債は引き続いて非常にふえていくわけですが、債務負担行為も含めて、八年度末で見込み借金の合計は、元利含めて別々にトータルをお示しいただきたい。 それと、そのことによって当該年度の公債比率はどこまで達するのか、この点についてもご説明いただきたい。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) まず、八年度末の公債費を含めました元金、利子というお話でございますけれども、元金につきましては三百一億七千二百万程度というふうに想定をしております。それから、利子につきましては、百二十一億九千三百万程度というふうに予測をしているところでございます。 それから、八年度末の公債費比率はということでのお尋ねでございますけれども、特に公債費比率につきましては、ご案内のとおり、標準財政規模というものが分母になるわけでございまして、それらの動き等も若干あるわけでございますけれども、現時点での予測といたしますと、一一・六%程度になるのかなというふうに予測をしているところでございます。 ○議長(岡地義夫君) 八番。 ◆八番(安藤重夫君) 借金、債務負担行為も含めてあっと驚くような四百二十三億六千五百万ですか。今年度は桶川市にとってはかつてなく大型予算を組んだために、公債比率が昨年に比べてダウンしているわけです。現実に二百億円台の市の予算ベースを継続できる見通しなのでしょうか。市民ホールや何かの関係で今年度と来年度は特別そういう状況に至るのか、その後の推移なども含めながら、人口規模からして二百億円台の予算規模というのは非常に不安定であるのではないかというふうに思うのですけれども、この点はどのようにとらえているのか伺いたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) 予算規模というお話でございますけれども、確かに本年、八年度あるいは九年度ということで大型事業の市民ホールの建設が継続費で設定をされております関係上、来年の見通しは具体的にどうかということでの具体的な数字ということは、ちょっと今の段階ではなかなか難しい要素もございますのですけれども、例年ベースの予算規模にプラス新しい事業とのかかわりを見てみますと、来年度、九年度もおおよそ二百億前後の予算規模になるのかなというふうには想定は現状ではしております。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 七番。 まず、債務負担行為についてですが、若干重なる面があると思うのですけれども、債務負担行為の元金の残高、それから利子の残高、それと債務の元金の残高につきまして、借り入れ先について明らかにしてほしいと思うのです。これ桶川市の実際は隠れた第二の予算とも言えるわけですから、その辺の内容について明らかに願いたいと思います。 その元金、残高との関係に見合った、保有しております土地の面積、それからその面積に見合った評価額というのでしょうか、価値、これはどのぐらいの財産を保有をしているのかという点についてご説明を願いたいと思います。借金をして、しかも先行して市の財産として買収をしているという中で、取得時期によってはバブルでしぼんで逆に資産価値が減っていると、これ不良債券の原因なのですけれども、そういう町もあるのです、この県内で。我が市ではどうかという点です。 次に、十二ページの地方債でありますけれども、かなり今回前年度の二倍程度の起債を余儀なくされております。こういう点で、今後償還がどういう形で出てくるのかという点についてご説明を願いたいと思います。償還です。 それから、減税補填債についての政府の補填措置、それから地方交付税等での算入措置、これらについてはどんなふうに予定がされているでしょうか。 以上です。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) まず初めに、債務負担行為にかかります元金と利子というお尋ねでございますけれども、元金につきましては約五十三億三千七百万、それから利子につきましては三億五千六百万でございます。 それから、これにかかわります土地の面積あるいは評価額ということでのお尋ねですけれども、資料持ち合わせておりませんので、ちょっと答弁を保留させていただきたいと思います。 それから、借り入れ先ということのお尋ねだと思いますけれども、指定金融機関、それから市内の銀行が借り入れ先になっております。 それから、起債につきましてのお尋ねでございますけれども、順序が逆になるかもわかりませんが、まず減税補填債の関係でございますけれども、これにつきましては補填措置といたしまして、交付税の算入ということがございます。元利償還金の七五%が交付税算入ということになっております。 それから、今回の起債につきましての返済ということでございますけれども、これらにつきましては特に事業によりまして償還期間等がかなり違います。したがいまして、長いもので言えば二十五年償還の三年据え置きと、短いもので言いますと一年据え置きの十五年償還と、事業の中身によりましてそれぞれ違いますので、それらは現状の中ではちょっと申し上げられませんので、ご理解を賜りたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) ほかにありませんか。 七番。 ◆七番(高野和孝君) 保留答弁がまだあるのです。 それで、答弁漏れもあるのです。というのは、元金五十三億円の借り入れ先ということで、指定金融機関、市中バンクだと、こういうことではなくて、借り入れ先をさっきのように言ってほしいというふうに言った上でお尋ねしています。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) 先ほど答弁保留にさせていただきました部分でございますが、面積といたしまして約一万三千平米、それから時価というお話でございますが、五十三億三千七百万程度というふうに思っております。 それから、債務負担の借り入れ先ということでございますけれども、さくら銀行が六億円、約六億でございますが、残りはあさひ銀行でございます。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 七番。 まず、債務負担の関係で、金利の未償還残ということで、元金五十三億に対して約三億ちょっとということでありますが、これ先ほどの市債のように長期にわたって償還していくということではないので、当然利子の方がカウントされないで、市の方に買い戻しという形になるから少ないと思うのです。ですから、市が買い戻しをしたときには、それなりの市債の活用というものも出てくると思うのです。全部現金で五十三億買うというは不可能ですから、国の起債措置ということも考えられるので、その辺を想定しますと、この利子の三億五千六百万の想定というのは、さらに市の買い戻し後の問題を考えれば、もうちょっと影響額としては計算ができるのではないですか。その辺はどのぐらいのものになるでしょうか。 それから、土地の時価という点でありますけれども、これ何を根拠にこういう数字が出ているのかなということで、当然取得したのが原価で五十三億だと思うのです。その後の地価の低下ということは、これこの間の新聞でも明らかで、毎年下がっておりますから、これは下がってしまっているのではないかと思うのです。だから、こういうふうにちょっと見るのは甘いのではないかと思うのです、ずっと下がっていますから、取得の土地。それから、バブルのとき買ったものも中にありますから、ちょっとこれ答弁が違うのではないかと思いますので、いま一度お願いをしたいと思います。 それから、元金の関係でありますが、あさひ銀行が極端に多いという点で、預金はやはりある程度分散していると思うのですが、債務負担についてはあさひが非常に多いというのは、これは何か理由があるのかどうか。お得意という話も一たんはあったのですが。本当にこれではお得意になっているので、この辺はどうなのでしょうか。 次に、地方債でありますけれども、どういう資金を使うかというのは、市民ホールの約二十億円、減税補填債の七億円、これはこの大きいものについては予想がされるのではないですか、ある程度。そうすると、それによって何年据え置きの何年で償還というものが出てきて、後年度の財政の負担になっていくというふうになってシミュレーションもできるわけですけれども、その辺はどんなふうにお考えなのかという点をご説明を願いたいと思います。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) まず、適正な価格ということでのお尋ねでございますけれども、公社の性格からいたしますと、いわゆる取得簿価というものが一つの基準になっておりまして、確かにそれらにつきましてはいわゆる公示価格と出されたものでの対比という部分が必要だとは思いますけれども、公社の経理上そういったことでの対応ということでやっておりますので、いわゆる債務負担行為でお願いしている額そのものがそのときの時価というような判断で先ほど五十三億七千三百万というふうに申し上げさせていただいたところでございます。 それから、返済というお話でございますけれども、確かに現状の中では起債の借り入れ先等想定はできるわけでございますけれども、一方では特に大型な事業のものについては、ある一定のすべてが政府資金というものが充当なる部分と、逆に主体は縁故債が主体になりまして、それでフォローできない部分については政府資金で対応なるという部分も中にはあるわけでございます。そうしますと、当然にして縁故債と政府資金とは返済の期間が違ってまいります。それぞれそういったものを一事業ごとにやっていきますと、先ほど申し上げましたように現状ではちょっと難しいのかなというふうにご答弁させていただいたところでございます。 それから、債務負担につきましての「あさひ」になっている理由ということでございますけれども、これにつきましては過去そういったことで順次いろいろな指定金融機関ということでの取引の中で「あさひ」ということになっておりまして、実は七年度ですか、からはそういったことで一部さくら銀行ということでの対応をさせていただいたということでございます。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 七番。 ◆七番(高野和孝君) 土地の時価について私、今の説明のことは前提に聞いているわけです。ですから、それは計算を市の方でできるわけですよね。そこのところを聞いておりますので、ちょっと答弁がそこはいただいておりませんので、もう一度それはちゃんと答弁をお願いしたいというふうに思います。 それと、ちょっと今説明で何かごっちゃになっていたのですけれども、要するに地方債の償還の話の説明だったのでしょうか。そうだとすると、債務負担行為の利子三億円に対しての買い戻し等による波及、これは答弁がないと思うのです。その答弁漏れについてはお願いします。   〔「休憩」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 暫時休憩いたします。 △休憩 午後九時十八分 △再開 午後九時二十八分 ○議長(岡地義夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) 債務負担行為にかかります時価ということのお話でございますけれども、ご案内のとおり、土地開発公社の業務といたしましては、先行取得ということで、市との委託に基づいて先行取得というものをしているわけでございまして、将来的にはそういうものを市がその時点での価格の形で買い戻すというような形での業務ということでございまして、特に市から見ますと、そういったことでの時価が評価というものは制度的にやっていないものでございますので、ご理解を賜りたいと思います。 それから、もう一点の債務負担行為にかかります利子の影響ということでのお尋ねでございますけれども、確かに元金の五十三億につきましては割賦等で買い戻すという部分があるわけでございますけれども、中には将来の用地の中でどういうものをそこに施設として位置づけるかという部分があるわけでございまして、その施設によりましては用地と起債対象で、なおかつその部分について交付税算入等ある事業もございますので、それらを想定をいたしますのは現状の中ではちょっと難しいわけでございまして、いずれにしましてもそういった意味では影響はあるというふうには理解をしております。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) 債務負担行為なのですが、とりあえず現時点の利率と期間をどういう形で借りているかということについてちょっとご説明をしてください。 それと、あさひ銀行にやはり四十七億と偏っているというのは非常に理解しがたいので、これを漸次ほかのところに借りかえていくということは可能だと思うのですけれども、金利の問題も含めて、その点についてはいかがでしょう。 それから、地方債のことなのですけれども、先ほどからはっきりしたご答弁がないのですけれども、現時点でこの表の中でわかっているというか、予定が立っているものだけでも一応教えていただきたいと思うのですが。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) まず初めに、債務負担行為の利率のお話でございますけれども、現行はご存じのとおり、銀行等から借りる場合につきましては変動金利ということでございまして、それらを想定した中では現行二・一二五の利率ということで想定をしているところでございます。 それから、借りかえというお話がございましたけれども、これらにつきましては今後研究、検討をさせていただきたいと思います。 それから、起債につきましてのお尋ねでございますけれども、まずは市民ホールの関係につきましては縁故債を予定をしております。それから、減税補填債につきましては政府資金、それから川田谷北部につきましても政府、それから都市計画事業でございますけれども、一部政府資金とそれから縁故債の両面ということでございます。それから、東部都市下水道につきましては政府資金、街区公園の施設整備事業債につきましては縁故、それから臨時地方道につきましては政府、それから住宅宅地関連につきましては縁故、川田谷小、西小、それぞれの大規模改造については縁故債ということで、現状の中ではそういうことで想定はさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(岡地義夫君) 九番。 ◆九番(北村文子君) そうすると、その地方債について縁故債の借り入れ先についてはまだ決めていないということと理解してよろしいのでしょうか。その点については今後配慮していくというふうに考えてよろしいのでしょうか。 ○議長(岡地義夫君) 企画財政課長。   〔企画財政課長藤崎俊和君登壇〕 ◎企画財政課長(藤崎俊和君) おっしゃるとおりで、現在まだ決めておりません。 ○議長(岡地義夫君) ほかにありませんか。   〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 討論を行います。 討論の通告がありますので、発言を許します。 七番、高野和孝君。   〔七番高野和孝君登壇〕 ◆七番(高野和孝君) 七番、日本共産党議員団の高野和孝でございます。第十八号議案、桶川市一般会計予算について反対討論を行いたいと思います。 今私たちの置かれている状況というのは、史上最大と言える長期不況、そしてその中での雇用不安、あるいは商工業者においては倒産等の営業不振というような中で、さらに高齢化も進み、子供の少子化という非常に憂うべき状況になっております。 こうした中で、政治がきちんとそうしたものにこたえているかと申しますと、ご承知のように住専の処理に見られるように、住専あるいは母体行から各、日本共産党以外の、自民党にしても、さきがけにしても、新進党にしても、膨大な献金をもらい、そしてさらに官僚が天下りをして甘い汁を吸う、こういうような政、官の癒着の構造の中で、国民にバブルのツケを押しつけ、さらに大企業に優先をした政治を行おうとしております。また、エイズの問題を見ても、厚生省官僚が情報を隠し、そのことが多くの被害を拡大をしたという結果になっておりまして、厚生省と一部製薬企業との癒着がとうとい人命を傷つけたということにもなるかと思います。阪神・淡路の大震災発生後既に一年が経過しましたけれども、まだ九万の方々が避難所暮らしを余儀なくされ、生活再建のめどさえ立っていない。また、昨日ですか、判決が下された沖縄の代理署名拒否の問題、沖縄の大田知事が県民の声を代表して勇気ある行動として代理署名を拒否をしたということに対し、事もあろうに政府がそれを裁判で訴えて判決をとる、まさに地方自治そのものを頭から踏みつぶすような事態が進行をしているわけであります。 そうした状況の中で、国民は政治に対してもう信頼できないとして無党派層のかつてない増大という現象、選挙でのかつてない低い投票率という状況になってきているわけで、戦後民主主義が大きく崩壊の危機に瀕していると言っても過言ではないと思います。 しかし、そうした中で、二月に行われた京都の市長選挙で、我が党だけが推す井上候補があと四千票、得票率で〇・九%差、そしてこの間の日曜日の岐阜の参議院補選でも、得票率、得票数等を三倍に伸ばして、まさに国民の気持ちを代弁して我が党が頑張り、国会での正常化というものも実現ができたというふうに考えております。 今、地方自治が置かれている状況も、かつてない厳しい財政の状況と、そしてまた市民の暮らしあるいは営業を守る上で非常に大きな役割が求められているのではないでしょうか。 そうした中で今回の予算でありますけれども、まず第一に私は基本的な姿勢について触れていきたいと思います。審議に当たりまして、我々議員に対し説明資料が年々少なくなり、形骸化をされました。田口議員さんの指摘で、後で追加で配付にはなりましたけれども、しかしこうした執行部の姿勢というのは、他市で予算書より厚いような資料を出しているような自治体もあることから見ましても、これは議会に対して軽視をしているとしか言いようがないと思うのです。質疑があれば答弁をするというふうにも言っておりますけれども、しかし市は議会に対し、余りとやかく言わないで、早く原案のとおり議決していただければいいのだと、執行権は市長にあるのだからというようなお考えが余りにもありはしないか。そのことがこうした議会に対する大変お粗末な資料しか提示をしない、こういうことになっているのではないでしょうか。できるだけ予算の内容について、住民の代表である議会に内容を知らせ、公開し、理解をしてもらう、こういう姿勢がない限り地方自治は前進をしないと思います。まずこの点について反省を求めておきたいと思います。 次に、市の政策が一貫をしていない。市の政策がきちんと市民ニーズに基づいてあって、そして一貫した市の事業が進んでいるとは思えないわけであります。工業団地の問題しかり、さらに市職員の定数にいたしましても、三十名の増員、三年間でこれを実施をするということでありますけれども、では市はどういう政策を持ち、その政策を実現するために市職員の力を使い、事業化をするのか、こうした観点が欠けていると思えるわけであります。財政が厳しいという中で市の職員をふやす、それなりのダイナミックな政策の展開がなければならないというふうに考えるわけであります。ことしのこの予算見ますと、三年計画の第一ステップの予算化がこの職員の増員という点で明確にされていない点、これは大変残念だと思うわけであります。 次に、予算質疑の中で気づいた点でありますけれども、いろいろ部長さん、課長さんにお尋ねをしましても、答弁がなかなかできない、いただけないというケースが多く、市長から直接答弁をいただく例が多かったと思います。これは、やはり一つは市長の権限が強いし、トップダウンという形で仕事が行われているのかなというふうにも思うのですけれども、しかしどうしても市長のそうしたトップダウンだけでは限界があると思うのです。市長が日夜市民とひざを交え、ときには酒を酌み交わして市民の声によく耳を傾けて努力をされているという点については、これはそれなりに評価をいたしますけれども、そうした市民の声や市民のニーズを全職員が本当に真剣になって耳を傾けて、そしてまた全部の機構、能力を使ってどうそれを政策をするのかということで、組織的に、機構的にこれらは解決をしていかなければならないと思うのです。どうも答弁がちぐはぐだ、市の機構がちゃんと働いていないのではないか、こういうような印象さえも受けたわけでありまして、市政執行に当たり、この点ぜひ見直しを求めたいと思います。市長の掲げるハートフルタウン桶川、健康で心やさしいまちづくり、この基本理念については私も全く同じであります。この基本理念を実現をするという立場で、地方自治法の精神に沿ってぜひとも市政の執行をお願いをしたいと思うわけであります。 さて、市の財政の問題、歳入に関係をする問題でありますが、第一に市税であります。固定資産税の問題については、連続引き上げが行われてきております。七・五%、前年度五・〇%、九十六年度は二・五%というふうに毎年毎年大幅な引き上げがされ、市民から、何で土地は値下がりをしているのに毎年こんなに増税になるのかという声が寄せられております。ことしは三億円強の増税という予算でありますけれども、これは考えてみれば、住専などがバブルでぼろもうけをしたツケを我々が固定資産税という形で負担をさせられるということになるのではないでしょうか。そうした負担を軽減するためには、市長が公約をしております都市計画税の値下げによってこたえていくべきではないでしょうか。まだ一〇%のわずかな値下げにとどまっておりますので、ぜひ市長の公約実現のために頑張っていただきたい、強く求めておきたいと思います。 次に、個人市民税でありますけれども、特別減税で二万円上限としての減税が実施をされる、そして制度減税も続行されますけれども、それらの財源が借金だという点もこれは納得ができない点であります。また、そうした減税の恩恵を受けない市民税均等割のみ負担をしている方々、千八十五人いらっしゃるそうでありますけれども、こうした方々は市県民税合わせて八百円、減税の恩恵はなく、逆に八百円の増税となるわけでありまして、まさに低所得者に冷たい、こういう税制であるということを指摘しないわけにはいかないわけであります。 次に、国庫補助のカットの関係ですけれども、昭和五十九年度より補助カットがどんどん進んでおりまして、質疑の中では約三億七千万円のカット分があるというふうに説明がありました。しかも、今回国の補助事業については新規補助事業はありませんというお答えでありまして、これは非常に残念だと思います。ぜひそうした点で積極的に補助事業、補助金の獲得のために力を注いでいただきたい、強くこの点も要望し、指摘をしておきたいと思うわけであります。 次に、地方交付税でありますけれども、国税三税の三七%がきちんと交付はされていないのが現実であります。もともと国税、所得税を初めとした国税三税、我々市民が働いて納めている税金であります。そうしたものがきちんと配分をされないということが地方自治を侵していることになると思います。補助金をカットしたり、借金を押しつけたりしたものを交付税で算入するからというふうに言っておりますけれども、質疑の中でこの点も全くあてにならないということが明らかになっているわけでありまして、こうした政府の地方に対する財政措置に対しても厳しく批判し、これをただしていかない限り、財政を再建することはできないというふうに指摘をしておきたいと思います。 次に、起債の問題でありますが、政府は財政難を理由に市の単独公共事業を大いにやりなさいというふうに言っておりますけれども、その財源は地方債によれという形であります。ことしの今度の予算編成を見ましても、この起債、約三十三億円、前年より約二倍近くふえている、まさに借金の方向というのが一層はっきりとしてきておりまして、先ほどの議論の中でも起債の元金、そして利子の合計が二百二十五億円の残高に達している、そして債務負担行為を含めますと、元利合計で約四百二十二億円というふうな額に達しておりますし、さらに公社で先行買収した用地等の買収によっては、今後さらにこの利子が発生するということも考えられるわけでありまして、こうした国の借金の押しつけ政策に対しても厳しくこれを批判し、ただしていかなければならないと思うわけであります。 そうした中で、銀行との関係がだんだん明らかになってきております。銀行では、指定金融機関でありますあさひ銀行の関係で、債務負担を含めますと六十六億円ここから借り入れを起こしているということになろうかと思います。一方で、基金の積み立てが約五十七億円、ここで非常に金利が低下をした影響が顕著になっております。差額を考えてみますと、この五十七億円を返したとすれば、二億円ぐらいの利子が節減ができるわけでありまして、このことを考えてみましても、銀行、金融機関が地方自治体に対して貯金を受け入れ、そしてお金を貸して、安定的にたくさんの収益を得ているということが非常によくわかるわけでありまして、今度の住専処理等で問題になっておりますように、低金利で銀行がさらに膨大なもうけを上げている、こういったことを考えてみますと、やはりここは桶川市としましても借りかえあるいは繰上償還をもっと厳しく実施をすることによって経費の削減を図らなければならないと思いますし、さらにこのあさひ一行に偏った今り取引の関係というものについても見直しをしていかなければならないのではないかというふうに指摘をしておきたいと思います。 あわせて、利子割交付金についても、前年比約三四・五%のマイナス、八千百万円のマイナスでありますが、これは考えてみれば、市民の預金利子がそれだけまたたくさん失われていることの反映でもあり、市民の年金生活の方々などの苦しみというものについてもやはり考えておかなければならないというふうに思うわけであります。 次に、消費税の関係では、消費譲与税が二億八千六百万円歳入でありますけれども、歳出での影響が約二億三千七百万円、特別会計を含めまして二億七千億円ということでありまして、市の財政から見ればほぼプラス・マイナス・ゼロであります。 これは、五%の増税によって市民の負担がさらに大変になってくるわけでありますけれども、しかし市長はこの消費税につきまして増税に対する期待感さえも明らかにし、公共下水道料金に消費税の転稼さえも行ったわけでありますが、こうした点から考えても、いかに地方自治体にとってもこの消費税はプラスにならない、そして市民の暮らし、特に社会的弱者と言われる方々に対してはどれほど打撃になるかということを考えれば、特に市長のそうした態度は、そうした社会的な弱者、市民に対する配慮を全く欠いた態度だと言わなければなりません。 次に、市民負担がさらにふえているという問題で、これは受益者負担という問題でありますが、保育料の二年連続の値上げがなされておりまして、九十五年度四%、一万一千円、九十六年度において五・六四%、一万四千五百七十四円、さらに学童保育についても七%の引き上げという形で今回提案がされてしまったわけでありますけれども、これは保育所運営協議会の答申もあったという形でありますけれども、しかし責任は市の基本姿勢にあるというふうに指摘をしないわけにはいかないわけであります。それは、市があくまで受益者負担というような形で値上げをこの協議会に諮問をしているという中での答申でありまして、保護者代表の反対の声というものさえもそうした中でかき消されてしまったわけであります。本来、受益者負担と言うけれども、決して市民がそのことによって保育でもうけているわけではありません。市民は一生懸命に子供を預け働く、そして働く女性に対する支援、あるいは子育てに対する支援、これこそが桶川市の最も大切な仕事ではないでしょうか。こうした保育行政の拡充という市民ニーズにこたえなければ、どういうふうに子供の将来はなるでしょうか。この点についても厳しく反省を求めてまいりたいと思います。 次に歳出の関係、事業の内容について触れていきたいと思います。今回、新規事業の中で福祉関係では、生活ホーム、障害者プランの策定、駅のエスカレーターや配食サービス、放置自転車のリサイクル、学校の大規模改修や耐震診断、保育所のクーラー、融資額の増額等々が提案され、大変歓迎をし、評価をするところでありますし、市民が期待をする大型事業としての市民ホール、立体交差等の推進という点でもこれに期待をしていきたいと思います。 しかし、市のこの歳出予算を見ますと、第一に、本当にむだを省いた格好で市民の要望にこたえているかどうかという点については大変疑問であります。それは、一つは海外研修旅行でありますけれども、議会費において三百十五万四千円、また市長の海外旅行で百十万円、合わせましても四百二十五万四千円、これはやはり予算からカットをするべきであります。執行をやめるべきであります。これは、特に九十五年度において市長の海外研修についても執行されておりません。また、議会費の関係においても、選挙があった関係かと思うのですけれども、執行がされておりません。現在、不況のもとでの市民の生活感覚、市財政の状況というものを考えれば、こうした経過を踏まえましても、これは優先度から言って決して優先度が高いというふうには言えません。不要不急の経費であるということも言えるのではないかと思うのです。そしてまた、国際交流、海外との関係において、市の政策上まだ政策が確立をされてはいないわけであります。こういう海外研修旅行なんていうものは、特権的に公費を使ってやるということを改めて、もしやるのであれば、プライベートな点で十分対応ができるわけでありまして、市民に対しては増税とか、保育料等の値上げ、学童保育の値上げを押しつけておいて、一方でこうした海外研修旅行ということでは、到底市民の理解は得られないと思うわけであります。 次に、べに花の郷づくりについて、大変議会の質疑でも論議が展開をされました。我々議会と、そしてまた市民の皆さんの意識と、市との間のギャップというものを私は感じたわけであります。もともと私もこの点について提案をしてきた一人でもあるのですけれども、しかし余りにもイメージが先行をし過ぎてはいないか、やはりべに花ということを考えた場合に、その土台はべに花の生産であります。そして、その生産体制を確立し、生産物をどういうふうに産品に活用していくのか、そこからまちおこしが始まるわけでありまして、そこに付加価値があるわけであります。しかし、その点についてはかなりの準備と市民の参加協力が必要でありまして、かなりの時間が必要だと思います。そこを、電話の枕言葉、キャンペーンマーク等のように、余りにも急ぎ過ぎ、先行するという点でのギャップがありますので、この点はぜひ慎重にお考えをいただきたいというふうに思います。 次に、橋上駅のエスカレーターでありますが、これはJRが下りホームにエスカレーターをつけたというものを受けてですけれども、そういう点で本当に十三年来の念願が一歩前進の方向が見えたということで歓迎したいわけでありますけれども、しかし二年かからないと駅のエレベーター動いていても市の方はつけない、西口にはまだ見通しはないということでは、これは余りにも時代の変化に対しておくれ、大変消極的な対応で、到底ハートフルタウンとは言えないと思うのです。ぜひこれは早急なる対応を求めたいと思います。 次に、福祉公社の設立についても大分論議が展開をされました。なぜ設立をしなければならないのか、福祉公社とは何なのかというのが十分解明されたとは言えないわけであります。そうした中で予算が計上されているわけでありますが、もし介護保険の導入に伴う受け皿ということであれば、市の行政としてはこれは非常に珍しい、国の政治の先取りでありまして、どうしてそこだけ急ぐのかなという点が大変疑問であり、これは福祉政策の切り捨てや福祉の有料化であってはならないと思うわけであります。万が一、そうではないというふうにしましても、桶川には社会福祉協議会や市の行政の役割、施設管理公社等があり、シルバー人材センターなどが今活動しているわけでありますから、ますます組織機構が複雑になるというような点がありまして、これは行政改革に逆行するのではないでしょうか。 次に、部落解放運動団体活動補助金の問題でありますけれども、九十五年十二月二十日付の総務庁の取りまとめが明らかにされ、間もなくこの最終報告がまとまる予定であります。その内容としては、従来の特別対策については九十七年三月末、すなわち今年度中をもって終了するということであります。そして、残された課題について、一般行政の中に必要な対策を加えつつ対応するとともに、今後は差別意識解消に向けた教育及び啓発をさらに積極的に推進し、人権侵害による被害の救済等の対策の充実強化を図る、今後とも国及び地方公共団体は、地域の状況や施策の必要性に応じ、真摯に、かつ的確に主体性を持って対応をしていくのだというふうに述べているわけであります。したがって、この予算の中でも当然市がそうした方向を受け、これまでの成果を総括し、そうした中での一般行政化という方向に移行するべきであり、依然として運動体の活動に頼り、そこに補助金を出していくというようなやり方については、改めていかなければならないと思います。 次に、防衛協会の加入問題についてでありますけれども、これも今まで何度も指摘をしておりますように、自衛隊の問題について憲法判断が分かれておりまして、この点については脱退を強く求めるものであります。 次に、公共下水道費については、後ほど特別会計が出てきますけれども、これにはぜひ繰出金をもっと増額をしまして、公共下水道料金への消費税添加をやめるように求めるものであります。 次に、圏央道、上尾道路、第二産業道路とその周辺沿線の開発の問題でありますけれども、現在一七号国道や県道滝の宮線等の一般道においての騒音、大気汚染等の環境悪化が進んでおります。さらに、大規模道路の建設による環境悪化がどうなのか、市民生活への影響はどうなのかという点で、やはりこれは国がそういうアセスをやらないといたしましても、市民の健康と暮らしに責任を持つ桶川市としてきちんとしたアセスメントを行って、アセスメントが無理なら、それにかわるものを行って、必要な意見を国、県に出していくということは当然市の役割ではないかというふうに思うわけであります。 次に、既成市街地の整備の立ちおくれの問題でありますけれども、この点については都市計画税がずっと負担をさせられている既成市街地について整備がおくれている地域があります。 駅の東側の駅前、さらにJR西側につきましては、鴨川一丁目、泉二丁目や、若宮一、二丁目の一部、これらについて公共下水道や都市公園等が整備がされておりませんし、計画もまだない段階でありまして、非常に取り残されている、そういう意識を地域の方々は強く抱いているわけであります。したがって、こうした点に対して、市はきちんとした既成市街地についての今後の整備について方針を持っていくべきであります。 以上、いろいろ申し上げてまいりましたけれども、いずれにいたしましても住民が主人公、そして情報公開につきましては保留というか、継続審議になっておりますけれども、もっと市民に開かれた、そして市民参加の市政というものを進めていく、これが二十一世紀に向けての桶川市の発展であり、市民の幸せ、幸福をつくり出す道であるというふうに強く確信をいたします。 今の討論の中で、消費税の影響額について「二億七千万円」を「二億七千億円」と発言したそうでありますが、この点ちょっと訂正をしておきたいと思います。 以上、いろいろ述べましたが、本年度の予算についての反対討論を終わりたいと思います。議員の皆さんのご理解よろしくお願いを申し上げます。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(岡地義夫君) 九番、北村文子君。   〔九番北村文子君登壇〕 ◆九番(北村文子君) 北村文子です。第十八号議案、九十六年度桶川市一般会計予算について反対の討論を述べさせていただきます。 まず、市長はこの予算について、二百四億七千七百三十三万二千円についてごろ合わせをいたしました。その中身は、「ふれあい市政、七万市民皆さんに」だったと思います。それを私どもの方で変えさせていただきました。「触れ合えど、ハートは知らない、なさざる、さにあらず、中身が抜けた桶川市政」と、そういうふうに変えさせていただきます。桶川の現在の環境は、対策はと問えば、知らない、これからである。子育て支援事業の中身と問えば、ゼロ歳児保育の見通しもなさざるなりと。高齢化社会へ向けた福祉の中身については市民ニーズにこたえられるかと問えば、さにあらず、形ばかりが先行した、ハートのない桶川市政というところです。 さて、昨年は戦後五十年、あらゆる分野で社会のゆがみがあらわれ、強い者、力のある者が勝利者として闊歩し、その結果、人の命を粗末にする社会が続いてきました。四日市、水俣などの悲惨な公害を引き起こし、その責任を引き延ばしてきた政治、また子供の心までむしばんでしまった経済優先主義、大量消費が経済成長を促すと思い続けた結果の地球環境の危機的状況、また侵略戦争を認めず、歴史の反省をしないまま犠牲者の叫びに目を背け続けた五十年間と言えます。一年前の阪神・淡路大震災は、期せずしてその矛盾を一挙にあらわした出来事となりました。そして、今なお生活が成り立たず、あすへの不安に日々暮らしている多くの被災者がいるのが現実です。まさに政治、経済、社会に至るまで私たちの価値観と生き方とが問われる年でした。 そして、ことしは五十一年目、この時代をしっかりと見据え、戦後処理と人類の行き方を模索した新たな戦後元年を始めなければなりません。新しい年の幕あけは、エイズ薬害患者の怒りの声で始まりました。厚生大臣が患者、原告団の前にひざまずいた謝罪は、日本の歴史の中で初めて政府が責任を認めた事件でした。これから殺人罪を含めた厚生省や製薬会社の本当の責任が問われてきます。何百という人々の命が失われ、死の恐怖と向かい合って暮らしているたくさんのHIV患者や家族たちにしてみれば、それでも失ったものは返ってこないのです。私たちは、この教訓をみずからの問題として、また政治にかかわる者として真摯に受けとめ、これからに生かしていかなければならないと思っています。 さて、今桶川市の抱える問題は、景気回復の兆しは見えているというものの、長引く不況の影響は今なお深刻な影を落としています。それに加え、借金財政への依存が慢性的になり、福祉社会の育成に影を落としているのが現状です。とはいうものの、都市近郊にあって勤労者世帯は増加し、少しずつではあるものの財政規模は拡大し、行政としての明確な姿勢と知恵次第では豊かな暮らしやすい町に生まれ変わる可能性を持っているとも言えます。まさに多様性がうたわれる時代に、発想の転換こそが求められなければならないと思います。その基本は、市民の税金を市民のサービスのために工夫する、弱者のために使っていく、それが行政の仕事であるということは言うまでもありません。時代の感覚と世界の情勢を読み取り、そこに桶川のビジョンをどう貫いていくのか、私は、名称はともかく、ハートフルタウンというビジョンを本当に貫くことができれば、評価すべきであると思っています。しかし、それは表面的であってはなりません。このハートフルの対象は、生活の質だと思っています。生活の質を保障する要素は、福祉と環境です。人権を保障する環境と言いかえることもできます。この九十六年度予算案を見る限り、またその中身を審議した限りでは、表面的な、また右へならえの姿勢が目立ち、生きた人間が見えてこないという一言に尽きてしまいます。 当市の振興計画ではたくさんの開発が予定されています。上尾道路、圏央道、第二産業道路、それに加えインター、ジャンクション、またそれに伴う工業団地などの土地利用計画もあります。今まで各地で行われた開発と同じなのではないか、なぜこのような開発がだめなのか、環境、環境と大げさではないかと考えている方も多いのではないかと思います。しかし、時代は変わりつつあります。高度情報化社会と産業の高度化は、環境破壊に想像もできないほどの加速度をつけ、その一方で、歯どめとなる公害の防止や事故防止の研究は進んでいないのが現状です。もんじゅの事故や、阪神・淡路大震災の都市構造の被害などで証明されているわけです。さらには、いまだに解決できない大気汚染による気管支障害や、肺がんへの影響、我が国の自動車公害の歴史は既に二十年以上にもなり、先進国のアメリカでさえ抜本的対策に行きどまり、結果として環境アセスメント制度が発達したという歴史もあります。 このような前提のもとに日本の各地を見た場合、三本の大型道路と、インター、ジャンクションを誘致し、歓迎している自治体がどこにあるでしょうか。明らかに桶川の環境を著しく悪化させ、市民の健康をむしばみ、生活環境を損う計画に対し消極的姿勢になっている自治体がどこにあるのでしょうか。一言で言って、社会を知らず、歴史を学んでいない桶川市と言っても過言ではありません。環境は人権の一つです。良好な環境なくして健康な生活は保障されないからです。環境を大事にしない政治は、経済優先の反省がない政治です。根っこのところで人権の尊重されない政治です。福祉や女性の人権が保障されない政治につながってまいります。以下、具体的に指摘をしたいと思います。 まず、子育て支援事業について。学童保育料の値上げがされています。市長の施政方針の中に子育て支援事業の強化とありながら、前年度の保育料の値上げに続き学童保育料の値上げをしたことは、その姿勢との矛盾を感じざるを得ません。本来なら、保育所の改善のための審議会であったはずの保育所運営審議会に値上げの審議を委ねたことにも問題があります。子供を預けている保護者で構成している機関に多少お金がかかっても待遇がよくなると言われて反対する、真向から反対する親がどこにいるでしょうか。問題があっても、仕事もやめるわけにはいきません。いわば弱点を抱えた立場の人に結論を出させるべき問題ではないと思います。このような姿勢が女性の働く環境を阻害し、子育てへの負担となっているということを考えなければなりません。たかがこのくらいという金額の積み重ねやその姿勢が、やがては大きな問題につながっていくからです。少子化の歯どめに対する姿勢はどこにあるのでしょうか。また、値上げの理由に環境改善のためとしながらも、何ら具体的な方針が見られないのも問題です。 子育て支援事業の重要な部分を担っているゼロ歳児保育の問題についても、その取り組みが全く見られません。既に国や各自治体の中では、駅前保育所の支援事業の実施、多様な保育サービスを推進しているにもかかわらず、我が桶川市ではゼロ歳児保育の検討もされない、そういう状態にあって、当市の子育て支援事業のお粗末さを指摘したいと思います。 次に、産業廃棄物の手数料について指摘したいと思います。 学童保育料の値上げを受益者負担と言いながら、一方でそれが徹底されていない。それどころか、業者の利益活動に貢献している問題について解決が求められていると思います。地球規模の環境の問題、そしてごみの減量に対する積極的な取り組みが求められている時代に、廃棄物の処分手数料については適正な価格に見直すべきです。ごみの処分費用は、市民全体で負担をしてきています。年間二億円の予算でその一部は処分業者の利益になっているのでは、市民は納得しません。市民生活を支える上での廃棄物業者の存在は重要です。しかし、それによって利益活動を行っている限り、その費用は適切に原価が計算されなければなりません。現在の処分手数料の中に施設の減価償却費部分が計算されていないのであれば、その分は市民の負担になって返ってくることになります。適切な改正を望むものです。 次に、議会費について。海外視察の三百十五万が計上されていますが、不況下にある現在において目的がはっきりしないこのような予算は計上すべきではなく、執行をしないことを望むものです。 また、防衛協会の負担金について。昨年の北京の世界女性会議では、武力行使による平和解決はあり得ない、いかなる武力行使も反対するとの決議がなされております。武力行使をめぐり市民的議論の分かれる問題でもある中で、市民の税金をこのようなものに使うべきではありません。 次に、べに花の郷事業について指摘をいたします。総額六千二百万以上、郷事業と農業推進費の中の六千二百万以上の予算が使われることになっております。べに花の栽培、普及、イメージづくりを図っているとのことですが、一体桶川らしさとは何でしょうか。べに花の特性と歴史、また桶川市民のニーズを把握せず推進していくことに疑問を感じます。市役所での電話での応対、これはよいと言う人もいるという話を市長はなさっていますが、市民にとっては迷惑という声が圧倒的に多いのです。むしろ、繰り返し言われることによりイメージづくりをしていく、これは言わば洗脳に近いものではないかという気がします。まちについてつくるイメージは、上から押しつけるものではなく、自然に浸透したり、盛り上がってくるものであり、どこか勘違いをしているのではないかと思います。市民の中からわき上がってくる環境づくりをするものであり、それ以上であってはならないものです。安易な企画は予算の効果を下げるものです。 次に、情報公開制度について。長い間情報公開を公約に掲げながら実施されてこなかったものですが、今回やっと条例が提案され、十分な検討がされ、市民の期待にこたえるものであると思っておりました。ところが、その中身について、公開の幅がかなり限定をされている、審議会に委ね過ぎるなどの問題が残りました。市民参加の市政を推進する立場からは、その見直しを求めるとともに、個人情報の保護については一層の配慮と取り組みを求めたいと思います。 次に、県央都市づくりについて述べたいと思います。県央都市づくり協議会については四百六十五万、毎年このような予算が計上されているにもかかわらず、市民にはその内容が伝わってきません。イメージがわかないのが現実です。また、市民的議論が広範にされない段階で開発への準備、合併への布石がうたわれていくのは問題だと思います。市民の意思とかけ離れた誘導が行われているというのは、市民不在と言わなければなりません。 次に、高齢者福祉対策について述べさせていただきます。福祉公社の四百五十万については、その目的がはっきりしません。 また、社会福祉協議会や市の行う福祉サービスが明確にすみ分けができておらず、市民の混乱を来す結果となっております。 十分な検討を経ずして事業を進めるのは、予算のむだにもなります。デイサービス事業については、潜在的需要者がかなりあるにもかかわらず、在宅福祉事業の推進を図ると言いながら、ニーズにこたえる積極的事業になっておりません。また、給食の宅配サービスについては、長い間待ち望んできたものですが、シルバー人材センターに運転を委ね、一時間以内に十五食を配食するということに非常に無理があると思います。宅配サービスは、単に食事を届ける事業ではなく、見回り事業としてとらえなければなりません。この点からは、お年寄りに対する生きたサービスの再検討を望むものです。 次に、福祉にやさしいまちづくり事業として駅東口のエスカレーターの設置には、やっと市民要望が通り、評価をしたいと思います。しかし、その工事の進行は二年度事業という計画、努力次第では早期の完成が可能であると思われますので、最大限の努力を望み、さらに西口についても早期の取り組みを期待するものです。 次に、予防接種事業について。三種混合、麻疹、風疹、日本脳炎については個別接種に切りかわり、ようやく予防接種被害の減少が図れるようになりました。しかし、ポリオについてはまだ集団接種が残っております。にもかかわらず、接種被害に対する防止策やマニュアルが徹底されていないことは大変危険なことです。集団接種による被害の確率を考えると、可能な限りの注意を払った事業でなければなりません。その点について取り組みがない限り認めるわけにはいかない状態です。以上について再検討を求めるものです。 また、女性政策について述べさせていただきます。これについては、各分野について全く不十分であります。従来の予算の枠を超えていない、また男女共同参加社会と言いながら、審議会の比率の向上を図る努力もせず、各担当のセクションでの女性政策の反映、調整機能の充実が全く見られません。女性政策は、ジェンダーの視点がないと進みません。現在ある社会的差別を認識し、その認識を解消するという上に立った積極的な施策がない限り女性問題は解決しないということを強く指摘しておきます。 次に、都市計画事業費について。都市計画審議会がわずか八回、六十九万六千円の予算ということが説明されております。 当初からまちづくりの姿勢をこれは問われるものです。既に東京都では大きな会議室を用意し、たくさんの住民が傍聴し、また意見を述べることが保障されているような都市計画審議会が運営されております。行政のイエスマンとしての機関としての域を出ず、建前では市民参加のまちづくりと言っておきながら、実態では違っております。十分な審議の回数が必要です。また、マスタープランの策定においても、市としての誘導が多過ぎるのではないかと危惧をします。市民の自主的な議論が保障されなければならない、そういうプランでなければならないと思います。また、都市計画の一定の方向づけを誘導するような一方で、市としての積極性、主体性が見受けられないのは大変残念です。上尾道路、圏央道、第二産業道路計画について、すぐそばを通過する住民、また土地を奪われる住民など、環境や生活の不安にこたえることなく、ひたすら事業の進行をするやり方については、大変問題があります。また、各種の推進協議会に参加する中で、視察の効果についても回答ができない、とらえることができないということは大変問題です。桶川の将来に大きく影響を与える計画についてどう臨むか、担当者がみずからの問題として住民の意向や環境に対する配慮や心配りが全く見えてきません。このような行政に桶川のまちづくりを委ねるわけにはいきません。 また、環境行政について。長い間環境に関する専門家の養成を要求し続けてきたにもかかわらず、いまだに実行されていないのが現状です。一方で、環境調査費六百万以上の予算をつけながら、データへの理解がなく、またその活用が有効に機能しておりません。環境基本法では、自治体の環境保全の役割と責任を明確に規定し、また情報の提供も適切に行う義務があるとしています。このような年一回の調査でその方法も理解も明示されず、環境把握は不明瞭なデータで予算執行するのは問題であります。抜本的な環境対策とともに、有効な予算と、環境全体に不可欠な要素であるアセスメントの研究について早急にやることを望みます。ただひたすら大型道路の環境悪化に目を背け、ごみ問題に終始した環境自治体宣言では、環境政策は成り立ちません。 また、ごみの減量化と分別収集について桶川市は進んでいたはずなのですが、ところがごみの処分量が明示されないなど、環境行政が見えにくくなっていることも一方であります。適切な情報の提供は、市民と一体になった環境保全に不可欠であります。これは、基本法の理念にもうたわれているにもかかわらず、その環境基本法の精神も理解されていないのではないでしょうか。 次に、消防費について。広域消防行政が四月一日から始まります。九億円の負担をすることになっておりますが、災害防止対策について不十分であることが明らかです。市民の命や財産を守る重要な行政の一部が市民に見えにくくなるとともに、合理化をしていくことは基本的にすべきではないと思いますが、また広域化に伴う緊急通報システムの全面取りかえや撤去費用に百五十万というむだがあること、その他機材のむだ、廃棄物の処分費を考えると、かなりの税金のむだ遣いにもなります。 このようなむだをフォローしてもプラスになるメリットが考えられず、これについては反対を表明いたします。 また次に、公共下水道への繰出金について、今年度より消費税が課せられることになりました。従来の市民よりの声が、市政が後退したことは認められません。今年度、市長は一年以内にその料金を見直しを約束をしました。このことは、通常なら一括して事務処理を行い、その手間を省くべきはずなのですが、市長のメンツのために二重手間をかけることになったということは、断じて認めることはできません。 次に、教育費について。学校教育費については、中学生派遣事業について。派遣された生徒への教育的効果は大きいものがあると言えます。しかし、全中学生のうちのわずか四人しかその機会がないということを考えると、残された子供たちの教育的効果は疑問です。交流先の子供たちを当市に迎えるなどの事業の検討も必要だと思います。活字離れが著しい時代、また図書館司書教諭の配置と図書の充実は、一層の努力を求めるものです。また、文化活動の育成は、当市はかなりおくれていたと思います。市民ホール建設により、ハード面での充実には期待をしているものですが、効果的な運用と、市民が活用しやすい工夫、さらなる芸術活動への支援を期待するものです。 最後に、予算について、適切な金額の表示がされていないことを指摘しておきます。福祉公社、社協、土地開発公社の人件費が総務費の人件費に計上されているということは、実態と異なっております。市民サービスの向上から、職員の身分の保障や、出向職員の位置づけを明確にすることが重要であります。 また、補助金の研究や活用について、積極的姿勢が見られないばかりか、九十五年度補正予算の中で九十六年度に環境庁予算の補助金を活用したいと述べていたごみ収集車の購入費までが計上されていないということについては、反省を求めたいと思います。また、基金の積み立て、縁故債の取引、債務負担行為の借り入れ先など、一つの銀行に偏り過ぎている、その問題を指摘しておきます。住専の問題では母体行に有利に偏り過ぎたという批判もある中で、合理的な理由もなく、一方的な利益の誘導につながるような癒着の疑いを持たれることにもなります。 これには速やかな是正を求めるものです。 以上のような問題点を述べましたが、何よりも問題なのは、全般にわたり予算執行に関する事前の詰めの甘さが見られ、十分な説明ができていないことです。このような状態で二百億以上の市民の税金が使われていくことに大きな危惧を感じております。 さて、私たちはエイズ薬害事件の真相が明らかになるにつれ、厚生省はひどいと口にするようになりました。しかし、この問題が初めて報道されたのは十年前です。長い間血友病患者が苦しみ続けた歴史があります。川田龍平君が名乗り出た勇気は、十三歳で発病し、六年間の苦しみとともに親しい友人の死がもたらしたものでした。苦しみながら亡くなった姿は、どうしようもない怒りとなったのです。私は彼からいろんなことを学び取りました。人としての優しさ、悲しみや死の恐怖からはい上がった強さ、しかしときには絶望とともに襲ってくる底のない悲しみ、それとともにこの問題は私たちの責任であるという結論に帰結せざるを得ないという現実があります。政府の責任を見逃した、一度も責任をとってこなかった日本の社会、それをつくり上げてきた私たち自身の問題だからです。 また、彼らを取り巻く若者たちからも多くのことを学びました。許さないことは率直な怒りを持って行動する、たとえ相手が国であっても、人間としての生き方を大事にしようという純粋さ、時として私たちは現状のシステムに流され、政治の仕組みにあきらめることになります。しかし、そのことを若者が、純粋な若者の気持ちが変えてきました。今や行政や官僚の責任がはっきりと問われる時代になりました。 我がまち桶川市においても、まちづくりに権限を持った者、かかわった者はその限りにおいて責任が問われます。私たち議会は、その行政をチェックする機関としてまた責任を負っています。したがって、数々の問題がある当議案については、反対の意見を表明し、議員諸氏の責任ある判断を求め、ご賛同をお願いするものです。 以上で討論を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岡地義夫君) 討論を終結いたします。 これより第十八号議案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔起立多数〕 ○議長(岡地義夫君) 起立多数であります。 よって、第十八号議案平成八年度桶川市一般会計予算は、原案のとおり可決されました。    -------------------------------- △延会について ○議長(岡地義夫君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これにご異議ありませんか。   〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(岡地義夫君) 異議なしと認めます。 よって、本日はこれにて延会することに決しました。    -------------------------------- △延会の宣告 ○議長(岡地義夫君) 明二十七日は午前十時から本会議を開きます。 本日はこれにて延会いたします。 △延会 午後十時三十二分...